254 東京村U
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[通話を切ると今度は、メール(>>115)の着信があった。 開いたメールは途中まではなんてことない内容だった。 そう、途中までは。 文章の途中に、赤いモザイクが入っている。 今日は色々ありすぎたせいだろうか、その赤色の歪みがとても気持ち悪いものに感じる。 顔文字かなにかなのだろうかとも思ったが、文章的にその場所には明らかに文字が入るはずである。 メールを返信して確かめてみることにした]
(129) 2016/09/30(Fri) 00時頃
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先輩、なんかメール変なことになってますよ。 放送禁止用語でも、使いました?
>返事ま■ ないけど >先輩そろ■ろ死期すか?
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(130) 2016/09/30(Fri) 00時半頃
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/* 促しありがとうございますーーーーーーーーー!!!!
(-27) 2016/09/30(Fri) 00時半頃
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[メールで秋葉の名前を出し、情報収集(>>1:150)を頼んでいたことを思い出す。 スマートフォンを再び操作して、ツイッタークライアントを立ち上げた]
数ヶ月前に聞いた話です。友達の友達に実際に起きた話らしいんですけど―― ――ソ連や北朝鮮なんかではよく使われた手法で―― ――震災の時に行方不明になった人が―― ――その娘なんですけど、すっかり別人のようになっていたそうです。 ――文字もめちゃくちゃで、ひょっとしたら異世界に来てしまったんじゃ―― ――一瞬、意識が途切れたと思ったら窓ガラスに映る自分の髪の色が―― ――私はおかしいって言ったんですけど、みんなはいつもどおりだって――
(132) 2016/09/30(Fri) 00時半頃
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[リプライに寄せられた内容。 それは、昼間に入間祥子の娘を名乗る少女に語られた人間の入れ替わり、それに類する話ばかりだった]
[スマートフォンをベッドの上へ投げ捨て、頭を抱えた。 一体、何が起きているのだろうか。 大きくため息を付いたところで、自分が半裸であることに気づき急いで上着を着込んだ]
(133) 2016/09/30(Fri) 00時半頃
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[ベッド上のスマートフォンが振動する。 掴みあげて通話に応答しながら、部屋のドアを開けて外へと飛び出す]
今、開けました。
[そう、応えながら出目の姿を探した]
(146) 2016/09/30(Fri) 01時頃
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いや、何もなかったようでなにより。
[照子が部屋に入った後、手短に周囲を見渡してから素早くドアを閉める。 電話の時の様子といい、今の様子といい、何者かに追われてるようにしか思えなかった]
とりあえず……飲み物でも飲みます?
(150) 2016/09/30(Fri) 01時半頃
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とりあえず、一休みしてから心配しましょう。 そういうのは。 緑茶で、良いかな?
[部屋の中央にある円卓にクッションを置きそこに座るように促す。 飲み物について尋ねながら、キッチンへと*向かった*]
(153) 2016/09/30(Fri) 02時頃
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どうせ、ペットボトルですから。
[そう言った後、続いた問いかけ(>>157)には答えない。 無言。 グラスの当たる音と、液体を注ぐ音が室内に響く]
[円卓の下には深緑色をしたやや厚みのある毛足の短いラグが敷かれている。 窓際にはPCデスクが置かれており、少しでも日光を浴びようという強い意志が感じられる。 東側にベッドと角に液晶テレビ、西側には本棚が並ぶ。 ホラー、ミステリ、オカルト、民俗学……もちろん、『東京村』も納められている。 本棚の影になる部屋の隅には、スペースが足りず収納しきれなかったのであろうコミックスが縦に積み上げられていた]
(179) 2016/09/30(Fri) 12時頃
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[キッチンから緑茶で満たされたグラス二つを持ってきて、一つを照子の前に置いて向かい側に座る。 まだ、口は開かない。 まっすぐに照子の目を見つめる。 本人にそんなつもりはないが、睨みつけているようにも見える*かもしれない*]
(180) 2016/09/30(Fri) 12時頃
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いつも通り可愛いから大丈夫ですよ。
[目元を隠す仕草をする出目(>>191)に、小さく息を吐く]
何の用事で電話したか……言いませんよ。 言わない。何があったか話してくれると約束してくれない限りは。
[視線は変わらず、手に隠された向こう側を見つめている]
(224) 2016/09/30(Fri) 17時半頃
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[ちゃんと約束する、その言葉(>>232)を聞いて視線を外して大きく息を吐いた]
あんまり、こういうの柄じゃないんで勘弁して下さいよ。 それとも、そんなに頼りないかなぁ。
[髪を掻きながら、冷蔵庫へと向かう。 ペットボトルを持ってきて、空になった照子のグラスに注いだ]
それじゃあ、電話した件だけど。 榛彬堂白明社の入間祥子って編集者知ってます? もし、知っていたら……今日あったりとかしてるわけ無いですよね。
[元より望み薄だと思っていたため、そんな聞き方になる]
(241) 2016/09/30(Fri) 19時頃
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ああ、いや、トラブルとかではないです。 また、そのうちアンソロの依頼があるかもってぐらいで。
[心配そうな顔をする照子(>>251)に、そんな風に返す。 昨日、電話を受けた段階では事前情報程度のものだった]
今日、その入間さんから電話が……電話、でんわ……。 あっ、スイマセン!ちょっと電話します!
[後で連絡する、そう言ってからかなりの時間が経過していた。 こちらに成果はまったくなかったが、せめて知り合いに連絡が取れたかぐらいは確認しておかなくては]
(274) 2016/09/30(Fri) 20時半頃
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[慌ててスマートフォンを出して、『入間翔子さん』へと電話を掛けた]
(275) 2016/09/30(Fri) 20時半頃
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ああ、木露です。 結論を最初に言ってしまうと、今日どこかで祥子さんを見たという人間はいなかった。
[残念ながら、と付け加える。 期待に沿うような報告はできなかった]
作家連中も、榛彬堂白明社や他の編集者なんかも見てないそうだ。 ……知り合いの方には連絡取れたかい?
[今度は逆に、気がかりになっていたことを問いかける]
(282) 2016/09/30(Fri) 21時頃
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ああ、木露流衣。 読みを変えて並べ替えると、キルロイ。 海外でキルロイ参上っていう……いや、どうでもいいか。
[流石にこういった事態では、悪癖も抑制される。 話を元の筋道へ戻す]
合流の方はできそう?もしくは、他の今晩頼れそうな知り合いはいる?
(284) 2016/09/30(Fri) 21時頃
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うーん、そうか……。
[暫く考え込んでから、口を開いた]
本当にどうしようもなくなったら、代々木に来ると良い。 お金を貸すなり、部屋を貸して俺は外に過ごすなり、ぐらいはできるから。
[最後の手段として、そう伝えた。 その後、思い出したように付け加える]
ああそうだ。李沢一二三君、ってクラスメイトかな? 前に電話を受けた時、たまたま隣にいたんだけど。 彼も君のこと心配してたよ。
(286) 2016/09/30(Fri) 21時半頃
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そうそう、彼がキミの名前を。 びっくりさせちゃったみたいだけど。 ああ、気にしなくていいよ気にしてないから。
[思いっきり気にしていたとは、言えなかった]
来るときは、彼と一緒に来るのが良いかもしれないね。 一人だと色々と不安だろうし。 それじゃあ、何かあったらまた電話して。
(289) 2016/09/30(Fri) 22時頃
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……出ないほうが良いと思う。 周囲の音から場所を特定されるかもしれない。
[家にいたひとからの電話と、少女は言った。 家族を名乗る、知らない人間。 通話をしてみれば、何か情報を得られるかもしれない。 だが、それは相手も同じはず]
(295) 2016/09/30(Fri) 22時半頃
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書いた?一体何の話……。
[少女の叫ぶような声。 話の前後が繋がらない言葉。 それは、こちらに対して話している様子ではなかった]
(296) 2016/09/30(Fri) 22時半頃
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アンケート……? そのアンケートを書いたから、両親が入れ替わった……。
[そんなことがありうるだろうか。 アンケートに、未来を……。 何か頭の片隅に引っかかるモノがある。 そんな、噂話を聞いたことがあるような]
ああ……。 特定されたとは言い切れないけれど、そこからは離れておいたほうが良いかもしれない。
(300) 2016/09/30(Fri) 23時頃
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うん、それじゃあ気をつけて。
[また電話をすると言う言葉と共に電話が切れる。 こめかみに指を当てる。 正直、今の会話だけでも頭の回転はいっぱいいっぱいだ]
(303) 2016/09/30(Fri) 23時頃
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キルロイは、イルマに話の続きを促した。
2016/09/30(Fri) 23時頃
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[スマートフォンのホームボタンを押して、照子へと向き直る]
すみません、終わりました。 今話してたのが入間さんの娘さんなんですけど……。 昼間に娘さんから入間さんの携帯を使って電話がありました。 そして彼女はこう言ったんです。 家に知らない人間がいて、母と父を名乗っていると。
(304) 2016/09/30(Fri) 23時頃
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それで、今日入間さんを見た人間が居ないか探していたんですよ。 結局、見つからなかったけど。 その報告をしていたらその知らない相手から電話が掛かってきたと。
[だいぶ掻い摘んでの説明になった。 グラスの緑茶に口を付ける。 だいぶぬるくなってしまっていた]
(307) 2016/09/30(Fri) 23時頃
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娘さんの言ってることが全て事実なら、ですけどね。
[そうは言ったが、心は信じる側に傾いている。 実際に話していて、あれが演技だとは思えない。 そう信じ込んでしまっている、考える事も出来なくはないが……]
はい……気をつけます。
[どっちもだろうな、今日の行動を振り返ってそう思った]
(318) 2016/09/30(Fri) 23時半頃
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それとこれとは話が別です。
[即座に言い放った]
(321) 2016/09/30(Fri) 23時半頃
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[円卓へ僅かに身を乗り出す。 小さく頷いて、照子が語り始めるのを待った]
(324) 2016/10/01(Sat) 00時頃
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[照子が語り終えるまで、口を挟むことはなかった。 グラスが空になったところで、ようやく口を開く]
誰にも相談してないんですよね……辛かっただろうに。
[そんな感想を漏らしてから、更に言葉を続ける]
ただ、もっと早く相談してほしかった。 ……って、思います。
[責めるような言葉はそれくらいにして、話の中身へと思考を向ける。 聞いた限りでは、ストーカーのようにも思えるが]
警察もすぐ動いてくれるとは限りませんからね。 さっきの娘さんも警察に連絡したけれど、駄目だったって言ってたし。 それで、その相手は……知らない人なんですね? 全く、見覚えもない。
(326) 2016/10/01(Sat) 00時頃
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……分かりました。 納得はしてないけど、今日はもう疲れてるだろうし。 話の続きは明日で。
[巻き込みたくない、自分で解決という言葉。 それが腹立たしくもあるが、それ以上を続けることはしなかった]
ええ、こんな話をさせといて一人にさせるわけないじゃないですか。 ただし、泊める条件として俺が床で寝ます。 出目さんはベッドで寝て下さい。
(337) 2016/10/01(Sat) 00時半頃
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