298 終わらない僕らの夏休み!
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え、
[唐突な声>>149がして、そのまま繰り返すみたいにレイ姉の視線の先を見た。 ……制服? たぶん、夏呼西高の。 ゲコ中の制服だったら、岸先輩だって気づけたんだろうけど。 見慣れない高校の制服姿ではすぐにはわからなかった。
でも、制服の人がいるってことはもしかして、あの人も。]
(152) 2019/09/03(Tue) 01時頃
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[ただ、足の傷を見せていたらそれを確かめることもできやしない。 レイ姉が傷を見て、息を呑む様子にこっちの視線も傷の方に戻した。]
そう。 昨日、転んだ時のだ。
俺が上ばっか見てて、こけて、レイ姉が手を伸ばしてくれて――
[間違いない、って思えた。 今日は、本当の、本当に、2回めの9月1日だ。]
(154) 2019/09/03(Tue) 01時半頃
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ねえ。 やっぱり、昨日は1日だった? 俺たち、かき氷食べたじゃん。あんず飴分けたじゃん。
おかしいのは、俺たち? それともカレンダー?
[確信が持てたら、あとはどんどん出てきた。 早口でまくし立てるみたいに、レイ姉に詰め寄った。 レイ姉が絶句して固まっているのにも気づかずに。]
(155) 2019/09/03(Tue) 01時半頃
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[さっきまでの恐怖も何もかも忘れて。]
(*43) 2019/09/03(Tue) 01時半頃
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俺も……
[そして、腕を擦るレイ姉の、独り言みたいな呟きに、矢継ぎ早な言葉も急ブレーキで止まった。 だって、その思いは、あまりにも。]
俺も、夏休み終わんなければ、って、思ってた――
[あまりにも、覚えがありすぎる、思い。]
(158) 2019/09/03(Tue) 01時半頃
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ねえ、さっきの、さっきの女の人、追いかけに行こ。 制服着てたし、もしかしたら"同じ"かもしんない。
[今日が、今日が登校日だと思っていた彼女なら。 もしかしたら2回めの9月1日の中にいる人かもしれないって、思ったから**]
(161) 2019/09/03(Tue) 01時半頃
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――神社――
俺たちも……か。そっか。 カレンダーだけだったら、みんな驚いてるってことだし。
[>>164それにしては、世界はあまりにも普通に「9月1日」すぎた。 みんな笑って日曜日を満喫してる。 誰もが今日を「9月2日」だと思っていたなら、変わらない日付がニュースになりそうだけど、TV番組は昨日見たものだった。 苦しそうにわらうレイ姉を見て、少しだけ同じように笑えたのは、たぶん一人じゃなくなったから、かもしれない。 ちょっとだけ落ち着いた気分だ。
あの人を追いかける、で同意して、レイ姉とふたり歩き出した。]
(209) 2019/09/03(Tue) 19時頃
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[もう、水の中でくぐもるような声だけでは、恐怖にとらわれない。 その声の主が、おおよそあたりがついているからかもしれない。
くぐもるような声、だけでは。]
(*51) 2019/09/03(Tue) 19時頃
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[だから、そこにもうひとつ、ごぼごぼ煮えたぎるような声>>*44がしたのは、さっきの数倍驚いた。 びくん、と大きく肩を跳ねさせて、思わずレイ姉に縋りつきそうになった。 ぎりぎり密着するくらいで止められたのを褒めてほしいけど、誰にもわかるはずのない現状を誰も褒めちゃくれない。]
なっ、んだよぉ、よろしく? そういうの……って、こういうの?
[頭の中に聞こえてくる声、っていうくらいだから、自分に向かって言ってるんだろうけど。 よろしくやってるとか、ウラヤマしいとか、そういう風に言われることがすぐには思い浮かばなくて―― 一瞬の間のあと、レイ姉のことを見上げた。 いやいや、姉と弟(みたいなもの)だし。無理あるし。 そう思ったけど、照れ臭いしちょっと離れておいた。]
(*52) 2019/09/03(Tue) 19時頃
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[そして、そのレイ姉が――いや、レイ姉っぽい"水"の声が、返事をするように頭の中で会話しようとした>>*47のに、また驚いた。 なんなんだ一体もう。 そこの二人で話せるんなら、勝手に巻き込まないでほしい!]
何なの。 なんで、なんでさぁ、俺の頭ン中で話してんの……
[きもちわるい。きもちわるいきもちわるいきもちわるい。 理解ができないことってこんなにきもちわるくて怖いってことを、身をもって知った気分だ。 だからせめて、理解しようと聞いてみるけど。 返事があったらあったで、やっぱりきもちわるいとは、思う気がする。]
(*53) 2019/09/03(Tue) 19時頃
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[そうして追いかけるうち、黒髪の女子高生のほうがこっちに気づいたみたいだった>>170。]
中学は……その。 今日って、9月1日、だし。
[ああ、やっぱり岸先輩――岸の姉ちゃんだ。 と思う間もなく学校は、って聞かれて、一瞬詰まった。 いや、ええと、"今日"行ってないのは普通、だよな? "明日"も行く予定はない>>18のだけど、それは今は、いいか。]
学校って今日からでしょ同盟。
[あっ、って声に続いて出てきたのは、変に長めのアライアンス。 なんだその同盟、って思いながら繰り返したら、レイ姉>>184の復唱とまるきり重なった。]
(210) 2019/09/03(Tue) 19時頃
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[『今日は本来9月2日だと思う』。 岸姉がレイ姉を見上げて言うのに、どきりとした。 いや、もしかしたらそうかもって思って追いかけてはきたんだけど、こうも想像通りだと、ビビる。]
う、うん。 俺もそう思う。
9月1日、過ごした。
[ぐっと隣を見上げていた視線が、急に下がってこっちに来た。 そのきっぱりとした言い切りに、若干気圧されつつ。 レイ姉と一回顔を見合わせてから>>186、同盟員への加入を申請した**]
(211) 2019/09/03(Tue) 19時頃
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オスカーは、レイ姉や岸姉が移動するなら、ついていくつもり**
2019/09/03(Tue) 19時頃
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[>>222たとえ何回目であっても、今日は9月1日だ、というのはもう事実という受け止め方をしていた。 そう思ってしまうほうが楽だった。 普段から他人に乗っかって調子よく生きてきた、そんな流れ性分のせいで、思い込むのは簡単。]
岸も? ってて!
[ここで言う岸とは、岸弟だ。 竜太の響きに反応して、普段の呼び方が出ただけだけど、岸姉には紛らわしく、呼び捨てにされたみたいに感じたかも。 そのせいか、こっちまでほっぺたをつねられた。 痛い。痛いってことは、夢じゃない。]
(268) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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なんだよーもー。 そんなに俺に触りたかったの?
[茶化してみるけど、あんまり声は楽しくならない。 これでいて案外、まだ心底楽しむ気にはなれないくらい、ビビってる。]
(269) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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[夢じゃないなら、この声は何なんだろう。]
あの……は? し……だよ?
[気付けば、少しずつ水の声の方は聞き取れるようになってきていた。 といっても、言ってることは相変わらずわからない。 もしかしたら向こうが聞かせる気で言ってくれてるからかな、って思うのは、言い方がなんとなく、優しく感じたから。 聞こえたぶんを繰り返したら、だんだんわかるようにならないかなって、そんなぐあいの探り探り。
優しいって。こんな声に何言ってんだろって、思うけどさ。]
(*59) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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[レイ姉はもう一日楽しんじゃおうか、って言うけど、それそのものは賛成だけど。]
……ほんとに、明日2日になるのかな。
[こんな状況早く抜け出したいから、なってほしいような気もする。 ただ、ずっと遊んでられるなら、それはそれで悪くないよね、なんて思う。 つまるとこ、どうなってるかわかれば安心できるんだけど、中高生の頭じゃ今のところ無理そうだ。 どうしよう、っていう不安と、どうしようもない、っていう諦めが、一緒にやってきてた。]
(271) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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[考えてるうち、だんだん人が増えてきた>>218。 追いかける目印にしたくらいだ、制服っていうのはそれだけで、登校の意思に見えるってことなんだと思う。]
あ、彼氏……じゃないヒト。
[その二人組が、はっきりと"昨日"見た二人だとわかって、それを示せるように名前を呼ぼうと思ったのだけど。 名前を思い出すよりも前に、脳にインプットされた情報が先に出てきてしまった。 向こうは名前を知ってるっぽいけど――昨日、名前言ったっけ?]
(272) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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っ、わ。
[思い出したのが昨日の気楽なやり取りだった上に、突然聞こえた変な悲鳴>>254。 驚くと同時に、頭が真っ白になってしばらくぽかんとそっちを見ていた。 ついでに、張り付くように残っていた不安が、少しどこか飛んでいった気がする。]
(275) 2019/09/03(Tue) 23時半頃
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[ぱち、ぱち、何度かまばたきをして正気を取り戻せば、岸姉たちはすっかりお祭りの方に向かっていってて、楽しそうに遊んでる。 それを見たのか、独り言みたいな質問が聞こえた>>259。]
……わかんない。
[こっちじゃない方の岸は、一緒にバカやれる相手だけど。 岸姉には岸が叱られてたみたいな記憶が強い。 けど。]
俺もおみくじ、引いてこよっと!
[とにかく何か動きたくなって、二人のことを追いかけ神社に走っていった。 もしかしたら岸姉たちも、うじうじしてるのが面倒になっただけ、かもね。]
(278) 2019/09/03(Tue) 23時半頃
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[走り出したのは、もしかしたら、手を振り払いたかったからかもしれない。 だって、そんな、何でもない、ふつうのことみたいに、そんな。]
しんでる、の。
なんで。
[レイ姉の手が肩に触れた瞬間、周りの全部の音がなくなったような気がした。 まるで、世界全部が、このレイ姉の言葉を聞けって言ってるみたいだった。 あのひとはしんでる。言葉の意味を呑み込みきるには少し大きくて、喉につっかかる。]
(*61) 2019/09/03(Tue) 23時半頃
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[本当は音はなくなってなくって、蝉の声も風の音も、それに吹かれた木の葉の擦れる音もする。 祭りの太鼓も聞こえ出したし、町内会のおじさんたちの話し声もする。 だけど、レイ姉の声だけが、水の中みたいなくぐもりもなく、まっすぐに、はっきりと、聞こえた気がした。 理由はわからない。 でも、想像することはできた。]
……俺も、死んじゃうからかな。
[死んでる人の声が聞こえるなんて。 ちょっと前なら、笑い飛ばしてジョーダンキツいって言ってたと思う。 だけど今は、あんまり笑えない。]
(*63) 2019/09/04(Wed) 00時頃
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[理屈はわかっても、覚悟はできてない。 言葉にしたが最後、ぞくりと怖くなって、おみくじを引きに行った。 神様の思し召しなら受け止められる気がしたのかも。]
(*64) 2019/09/04(Wed) 00時頃
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[引いたおみくじは、小吉だった。 なんともコメントしがたい結果に、どうしたものかと思いながら眺めていたら、突然絶叫アンド泣き声(しかも女の子!)が聞こえてきて>>279、思わず手から落としてしまった。
慌てて細い紙切れを拾う。]
(290) 2019/09/04(Wed) 00時頃
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[落ちた紙切れには、いくつかの寸評が書いてある。 金銭:儲け話は失敗する、失せ物:焦らず長く待て、勉学:憂い払えば成る。
―――――健康の部分が、泥がついて汚れている。]
(*65) 2019/09/04(Wed) 00時頃
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