181 巫蠱ノ匣
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[仄暗い“何か”を秘めた青年と、吸血鬼。 そんなデザートを、この場で食べてしまうのは惜しい。 オードブルにはもっと、あっさりとしたモノを。
思い返すのは、目覚めた後の広間の光景。 日村の死を目の当たりにして、布を裂いたような悲鳴が耳にこだました。 例えば、そう。あんな少女はうってつけではないか?]
(162) 2014/06/21(Sat) 21時半頃
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[そうと決まれば、“今は”もう、ここに用はない。 かつん、とヒールを鳴らす]
それじゃ、アタシはお暇するわ。 デザートは最後まで取っておきたいタイプなのよ。
[ちらり、二人を見遣り、笑む]
―――食事の邪魔だけはしないでね?
[そうして、左手を振って入口へ向かって歩き出す。 邪魔するなら容赦しない、そう言外に込めて。 右手に握った拳銃を、彼らに見えるように弄びながら、広間を去っただろうか*]
(164) 2014/06/21(Sat) 21時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/21(Sat) 21時半頃
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あら、それは光栄ね。 アナタみたいな人、すっごく好きよぉ。
出来るなら、生きたまま食べたいくらい。
[>>165冗談めいた口調で告げて、笑う。 もしそうすれば、彼はどんな顔をするのだろう? 苦痛にのたうち回る?怒り狂う? 正直、どれもしっくりこない。
すぐにでも見てみたい、という逸る気持ちを抑える。 彼の横顔にちらり、目線をやって、広間を後にした]
(170) 2014/06/21(Sat) 22時頃
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[かつり、かつり、ヒールを鳴らして、廊下を歩く。
向かったのは、ホールのすぐそばの部屋。 名札もついていないようだ。個室ではないらしい。
周囲に気を配りながら、その部屋の戸を開き、中を覗く。 まず目についたのは、本棚と、それに囲まれるように備え付けられた机。 どうやら、書斎と呼ばれる類の部屋らしい。
そのうちのひとつの本棚が、派手に倒されている。 何事か、と拳銃を構えながら、近づき、気付く]
(171) 2014/06/21(Sat) 22時頃
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……隠し部屋、かしら?
[こんな場所もあるなんて、なかなか凝った造りじゃない。 小さく笑った、その矢先―――
小さな、足音。近付いてくる。 階段を下りてきているらしい。
とっさに、本棚の影に身を隠す。 危険そうな相手なら、すぐにでも拳銃を突きつけるつもりで**]
(172) 2014/06/21(Sat) 22時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/21(Sat) 22時頃
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/* 円香ちゃん生理中かぁ。辛いわねぇ。 愛子さんには縁のない話だけどさ。
(-108) 2014/06/21(Sat) 22時頃
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/* デイパックってリュックなんだね #そこから始まる
(-110) 2014/06/21(Sat) 22時半頃
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[ぼやく声>>179には聴き覚えがある。 ちらりと見遣れば、思った通り、見覚えのある少女の顔。
このまま撃つのは簡単だ。 でも、―――
騒がれては面倒だし、何より、―――つまらない。
ふ、と小さな笑いを零して、声を発する]
……生理中なの?円香ちゃん。 大変ねぇ。
[物陰から身を現せば、彼女はどんな反応をしただろうか。 驚き、警戒するようであれば、持っていた拳銃を足元に落とし、敵対する意思がないことを示すつもりで]
(184) 2014/06/21(Sat) 23時頃
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[拳銃を落とせば、が机に何かを置く>>190のが目に入る。 あれが、彼女の【手段】だろうか。 それが日本刀だと分かれば、僅かに目を細めた。
落とした拳銃を、自身の手の届かない所へ蹴り飛ばす。 それはからからと床を滑り、机にぶつかって止まる]
そうよね、円香ちゃんも怖いわよね、こんなところ。 ……我慢しなくていいのよ。
[彼女の、これっぽっちも警戒心のない言葉と様子。 噴き出しそうになるのを堪えて、何時もの“お姉さん”を演じる。 彼女に近寄り、抵抗されないようであれば、その小さな身体を抱きしめるだろう]
(195) 2014/06/21(Sat) 23時半頃
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[机にちらり、視線をやり、さも今気付いたような表情で、問う]
円香ちゃんのあの【手段】って……刀、かしら? よかったら、なんだけど、アタシのものと交換してあげようか? 拳銃なんて物騒なものなんだけど、きっと刀よりは使いやすいわよ?
[あんなの持って動くの、辛いでしょう?と彼女の顔を見て、苦笑する。 生理なんて訪れたこともないが、店の女性に又聞きした知識が役に立つ。 彼女の反応はどうだっただろうか]
(196) 2014/06/21(Sat) 23時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/06/21(Sat) 23時半頃
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/* アタシもう一個拳銃あるしぃー。 刀の方が切り刻みやすいしぃー。 #ゴミ
(-117) 2014/06/21(Sat) 23時半頃
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[抱き着かれれば、嗚咽が聞こえて、その頭を優しく撫でる。
こんな状況でも、警戒なく、甘えてしまえる彼女。 何て純粋で、無垢で、――愚かな子なんだろう。
彼女を絶望の淵に叩き落として、その肉を食らえば、どんな味がするのだろう。 そんなことが頭を過った]
(201) 2014/06/22(Sun) 00時頃
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[浮かびそうになった嘲笑を、微笑に変えて、戸惑う彼女の額をぺちり、と叩く]
可愛いコが気なんて遣わないの。 アタシには拳銃なんて合わない気がするし、 ……なにより、円香ちゃんが心配なのよ。
[適当な、それらしい言葉を並べ立てて。 自分に必要なのは、この刀の方だ。それは間違いない。
この拳銃を手放したところで、策はいくらでもあるのだし。
ふふ、と笑みを浮かべる。優しげな、母親のような、笑み。 尤も、母親の顔なんて、自分は知らないのだけれど]
(203) 2014/06/22(Sun) 00時頃
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/* 信ちゃんに意識されすぎwwww
(-118) 2014/06/22(Sun) 00時頃
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/* アタシも信ちゃん好きよぉ?
(-119) 2014/06/22(Sun) 00時頃
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