人狼議事


194 花籠遊里

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【赤】 呉服問屋 藤之助

……私、だって
貴方の事を唯一無二の友と……っ朧―――

[ぱたぱたと涙が転がり落ちる
藤の着物は、濡れにぞ濡れて
本当は其の背を、追いかけてほしかったなんて、言えない]

(*55) 2014/09/18(Thu) 23時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[友と別れた後白の着物に袖通し、白梅の香りに身を包めばすっくと立ち上がり]

……。

[鏡台をひと撫ですれば地下へと降り立つだろう
砕け散った鏡でも、一夜の慰めにはなれるだろうと
地下へと降り立てばさて銀の蝶はいたか、どうか
遅くに来たから、もしかしたら他の花を探して移ろい歩いているかもしれないが

そっと、地下の扉を開いた]

(169) 2014/09/18(Thu) 23時半頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2014/09/18(Thu) 23時半頃


呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2014/09/19(Fri) 00時頃


【人】 呉服問屋 藤之助

[手を招き誘う銀の蝶>>172
どの籠にも近くないその場所で、ゆるりと煙が細くたな引いている]

お待たせして申し訳ありません、シーシャ様。

[大手を広げて迎えたその意図は何だろうか。
悩むも何時もの様に、と笑みを湛えて真向かいに座り、そっと彼の頬と胸へと手を伸ばす
その手は夕刻の冷たさより多少温かかったろうか

そのまま抱きついたり、しな垂れるのも考えたものの、その煙の香に少しばかり心惹かれ、無意識に指が触れようとするは彼の唇]

(180) 2014/09/19(Fri) 00時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2014/09/19(Fri) 00時半頃


【人】 呉服問屋 藤之助

[苦笑いを罅割れた鏡面は映す
リップ音が牢の中に響けば其の唇に尚も、指を這わして]

……欲しいモノ、ですか

[銀蝶の言葉に黒の瞳が揺れる。彼の言うとおりだった。言いたい事を全て呑み込み、結局出来るのは鏡の破片で傷つけるだけ
辛気臭いという言葉には此方も苦笑を。何だか自分達は鏡のように似ているな、なんて考えながら

欲しいモノは何かと尋ねる言葉と共に唇拓くは煙の香りと温かな舌
ならばとその熱絡めとり、歯列をなぞった後一度唇離して]

私の言葉をお聞きになりたいのですか?
それは鏡の破片が擦れるくらいに醜悪なものであるかも知れませんのに。
でもそうですね、もし欲しいモノがあるとすれば――

その煙に酔わせて下さいますか?

[そう、告げて再び唇合わせようかと]

(189) 2014/09/19(Fri) 00時半頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2014/09/19(Fri) 01時頃


【赤】 呉服問屋 藤之助

ー回想・そして今ー
[幼い頃の自分は、とかく元気だったという
雪山の麓に生まれた自分は、他の兄弟姉妹と同じく白い肌と黒い髪をしていた。しかし冬が厳しい場所で暮らして居れば、金子も食べ物も足りなくなるのは世の常……親はいくばくかの小金と引き換えに、子の一人を売り渡した

売り渡す際に藤色の髪留めで子の髪をひとつに束ねた母親は、子供にこう告げた]

――鏡でありなさい。人の心を映す鏡
そうすれば傷つくことも何もない――

[子供はその言葉を覚えていた
花主に連れられ雪の峠を越えて花籠に来た時も。その時結んでいた髪留めの色から藤と呼ばれるようになった時にも鏡であり続けた。客の、先輩花の、花主の。望む鏡花であり続けた

そんな鏡の面が細波揺らめく様になったのはいつ頃だろうか
それは初めての友ができた時からだと思い至る
月の様に美しい横顔、月光の様に柔らかく笑む姿がまこと麗しい人。どこか人づきあいが不器用そうに見えるが後輩の花にも親切で優しい人
その先輩花に懐き、心開いて。いつの間にか互いに友と呼ぶようになっていた。それが幸せだった]

(*58) 2014/09/19(Fri) 01時頃

【赤】 呉服問屋 藤之助

[いつか年期が明けたら自分の故郷を見てみないか?なんて尋ねたこともあったろうか。雪山にかかる月が、それは見事に輝いているのだと

そういえば、母はあの言葉の――鏡の様であれという言葉の後、何かを云っていた
ああそれは何だったっけ

今宵の客は煙草の煙が薫る蝶。自分の花としての最後の客
明日には下町の陰間として払い下げられる身。銀蝶の揶揄には苦笑しか零せない。何せ最後の最後まで自分の心の声は、友に言えなかったのだから]

――鏡でありなさい。人の心を映す鏡
そうすれば傷つくことも何もない――でもね

[月の光が地下牢に届く
今宵朧月は見えるだろうか。無意識に虚空に手を伸ばす
月を欲しがり泣く子供ではない。そんな無邪気な季節は過ぎ去った
そんな折、別れ際に聞いた母の声が蘇る]

でもね――自分の心に嘘をつけば
嘘で割れた鏡の破片は相手も自分も傷つけるのよ――

[思い出した時には、既に――遅かった*]

(*59) 2014/09/19(Fri) 01時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

私は鏡――その鏡面に映しだすのは貴方の心も身体も
物好きな鏡に一夜の酔いを与えて下さいませぬか?
望みは、それだけ。

[鏡に向かって、自分自身を揶揄する様な口調でそう告げる銀の蝶>>193その瞳を凪いだ瞳で覗きこめばそこに居たのは何だったろうか

布団になだれ込み、抉る様に探る様に深く何度も口角変えて口付けられればくぐもった声を出す
溺れたいと願う様な性急な手に、それは自分も同じとばかりに暴く男の背に腕を回す

中を傷つけぬための香油すら要らぬとばかりに蝶の耳元で囁くは迅く、と
告げる声音は色を帯び、言葉の後にそっと耳朶を食んだ]

(196) 2014/09/19(Fri) 01時半頃

【赤】 呉服問屋 藤之助

[煙草の香りはいつも彼から薫る刻み煙草のモノとは違うが一時溺れ忘れ去るには十分な刹那の香り

黒衣の背越しに見上げる月
せめて雲に隠れぬ様にと、懇願するように見つめるも――やがてそれは雲に隠れて見えなくなって

一筋、涙が零れ落ちた]

(*60) 2014/09/19(Fri) 01時半頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2014/09/19(Fri) 01時半頃


【人】 呉服問屋 藤之助

――いいえ。泣きはしませぬよ。

[耳元で優しく響く貴方の声にこそ、泣きそうにはなるけれどと彼の囁く声にそう応える>>203
むしろ壊れる位に溺れさせてほしいと背に回した腕に力を込めた
ふわりと薫る煙草の香り。それがつかの間、何もかも忘れさせて与えられる熱に揺蕩わせてくれるとばかりに

前戯など要らないと、はやくその熱さをと藤の花が花房震わせ冀う
鏡が映すは銀の蝶。その悲哀も奥に隠された優しさも何もかもと]

泣きたいのなら、貴方様こそ泣いて宜しいのですよ。シーシャ様。

[彼にそう告げれば口付け1つ
やがて分け入ってきた灼熱に嬌声洩らし、煙の香りとその熱さに溺れたろう
夜は、更けてゆく――*]

(208) 2014/09/19(Fri) 02時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2014/09/19(Fri) 02時頃


【赤】 呉服問屋 藤之助

―早朝―
[裏口から下町の花屋に引き渡される割れた鏡の花一輪
花籠に戻ることはもう、ない*]

(*68) 2014/09/19(Fri) 02時頃

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