30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/05(Sun) 09時頃
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[まどろみの中に居る様なフィリップに、掛けた声が届いたのか判らない。 時折薄らと眸を開けて、その手の中の硝子球を覗きこむ様子に]
……フィリップ、フィル…? それ、なぁに――……?
[緩く首を傾ぐと、子供の様な無垢な顔で。 不思議そうに硝子球とフィリップの眸とを交互に見詰めた]
(295) 2010/09/05(Sun) 09時半頃
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枕にドナルドの香りが残っちゃう><
僕、もうベッド眠れない。ドキドキしすぎて!!!
(-60) 2010/09/05(Sun) 09時半頃
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ベネットは、廊下で騒ぐ音を訊いた様な気がして、フィリップから視線を外し廊下の方を見やった。
2010/09/05(Sun) 12時頃
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何の音、だろう。
[呟き、向けた視線の先――廊下へと、フィリップの前から移動する。 扉から顔だけを出して覗いてみるけれど、勿論二人の姿が見える事はなくて]
……気のせい、かな。
[ぽつり、呟いた]
(314) 2010/09/05(Sun) 12時半頃
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なんか、みんな。 僕の事を、純粋とか神聖とか、ピュアに見過ぎてるよ!!
内面、どろどろだよ! 毎朝ドナルドに欲情してたり、するよ!!
(-65) 2010/09/05(Sun) 12時半頃
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[食堂からは見えない、廊下の奥から人の声がまた聞えた様な気がして。 覗くだけから、その姿を廊下へ移す]
この声、ロビンと……ディーン?
[蜜色の髪を持つ彼の名前を口にしただけで、胸がとくんと揺れる。 進んだ廊下の先、ロビンの髪を撫でようとするディーンの姿を見て。
その深い翠の双眸に燈ったのは、羨望だったのか嫉妬だったのか。 少年自身にも、判らない――]
(316) 2010/09/05(Sun) 12時半頃
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整え直しちゃうの??
なんだこの可愛いドナルドwwwwwww
もう、犯されたい!><(待て
(-69) 2010/09/05(Sun) 12時半頃
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[名を呼ばれて、はっとした様な表情を浮かべた。 一瞬だけ気まずそうな顔を浮かべるも、 眸に燈る羨望も嫉妬も、すぐに形を潜めて。 深い翠はいつもの穏やかな色を浮かべる]
……うん。 ロビン、調子悪いの? ずっと水遊びしてたみたいだから…風邪ひいちゃったのかな。
[眸を潤ませるロビンへと翠を向けて、大丈夫かい?と優しく声を掛けた]
(319) 2010/09/05(Sun) 13時頃
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ベネットは、ロビンの眸が潤んでいるのは、身体を冷やしたせいだろうと、心配気に見詰めている。
2010/09/05(Sun) 13時頃
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すまないとか……良いよ。 ロビンを心配してのことだし。
[叩かれた肩にじんわりと暖かい物を感じ、 花の様にその相貌を綻ばせた]
本当に、駄目だと思ったら医務室に来るんだよ。
[穏やかな声を背筋を伸ばすロビンへ掛ける。 二人の間の秘め事の空気に気づかぬままに]
(324) 2010/09/05(Sun) 13時頃
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[部屋へ戻るロビンをゆるりと見送り、 ディーンの問いには少し考えるような仕種を見せて]
僕は……あまり食欲なくて。 紅茶をポットで貰ったら、医務室の方に戻ろうかと。
[ディーンが手に持つタオルケットとシーツに気づけば、首を傾げるも、口には出さずにいた]
(337) 2010/09/05(Sun) 14時頃
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あ、あ…いいな。 僕もそれぐらい激しく、された、い><
(-73) 2010/09/05(Sun) 14時頃
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元々食が進む方じゃないんだ。 夏バテとは違うけど……。
[困ったように眉を八の字に下げて、微かに笑う。 紫水晶に覗きこまれれば、はにかむような仕種を見せながらも首を振って]
そこまで甘える訳にはいかないよ。 食事はちゃんと取るから、心配しないで。
(341) 2010/09/05(Sun) 14時頃
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出来るだけ食べるようにはしてる……。
[責める響きがなくとも、俯いて。 嘘は言っていないと、小さく呟いた。
甘えたいと思うけれど、それを自分から口にするのは憚られた。 それは心の奥底に、禁忌と言う意識が在るからだろうか。]
あ、ああ……。そうだね、気を付ける。
[伸びた指が髪を撫でるのを感じて。 嗚呼…と。小さく吐息を洩らした]
(346) 2010/09/05(Sun) 14時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/05(Sun) 15時頃
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[どこか艶を含んだ様な声に、心が酷く揺れる。 訊いた事がない響き。 ざわり…と身体の奥が熱を産んで、 ますます吐息は睦事の最中の様な彩りを持った]
紅茶……。 そう、紅茶を取りに行かなくちゃ。
[擽る様に梳かれた髪が、少年の心を僅かに蕩かせる。 離れていく指先を名残惜しげに見詰めて。 共にと言われば、潤んだ眸で頷いた]
(351) 2010/09/05(Sun) 15時頃
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[何処か遠くに、寮母と話すディーンの声を訊く。 ぼうっとする意識の中、隣に立つディーンの服の端を、 無意識に包帯を巻いた手が握りしめていたけれど、 食べやすい物を、と訊けば顔を上げて]
紅茶だけで善かったのに……。
[口端を上げる彼に、少しだけ頬を膨らませた。 それでも食事を用意されるのであれば、残す訳にはいかないから、渋々と席に着いた]
(357) 2010/09/05(Sun) 15時半頃
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[用意された食事――薄味のリゾットだった――を時間を掛けて食べていると、 夢に浮かされた様な感覚は波が引いた様に収まっていく。
リゾットと格闘している間は其方に集中していたから。
フィリップへと送ったディーンの視線も、 中庭の薔薇の木の下で行われている饗宴も。
少年は気づかない――]
(358) 2010/09/05(Sun) 15時半頃
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食堂が億劫じゃないんだ。 それに医務室は消毒薬の匂いが強いし。
[喉を鳴らすディーンに苦く笑って、顔に掛かる髪を指で払った。
彼が胸の裡で想っている事等知らない少年は、 黙々とスプーンを動かし、熱いそれを口に運ぶ]
……っ。
[舌先にちりっとした痛みを感じ、スプーンを置くまでは]
(364) 2010/09/05(Sun) 16時頃
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[差し出されたグラスを受け取り、こくりと頷く。
冷たい水を口に含み、冷やした後、心配そうに見詰める紫水晶に翠を絡めて]
ありがとう。 本当に今日は……なんだかディーンに沢山心配を掛けてるね。
[まるで小さい子供みたいだと、苦く笑って。 スプーンを取ると、食事を再開*させた*]
(369) 2010/09/05(Sun) 16時頃
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ベネットは、ディーンの心配そうに見詰める紫水晶に、はにかむように笑んだ*
2010/09/05(Sun) 16時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/05(Sun) 16時半頃
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