187 【腐女子の】夏にゃこ【新刊です】
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(……っしゃああ!!)
[奇襲成功。ドヤ顔を見せたのも一瞬のことで、すぐさまきらきらのおもちゃを取り返そうとオレの肢が伸びる。よろしいならば戦争だ]
何いってんだ!これは、おれのおもちゃだ!
[何言ってんだはお前の方だが猫とはそういう生き物なので。どこに撥ねるかわからないボールもどきを追いかけてオレと競い合いながら駆け回る。サッカーなら即イエロー並のタックルだってラグビー界と猫の世界では当たり前]
(……たのしい!)
[かつん、かつんと転がるイヤリングを蹴りながら走って走って、走る。体格はオレの方が上だけど、俊敏さなら負けない。餌も食べたばかりで元気いっぱい身体をしならせて、ひかるおもちゃと茶色い毛玉を追いかける]
(83) 2014/07/29(Tue) 22時半頃
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[目の前の獲物にすっかり夢中で、土鍋の主と化していた半野良の存在には全然気づいていなかった。
どれくらい駆け回っただろうか。短毛の利を活かしてぼーるの支配率が上がったことに気を良くしていたら、金具に爪が引っかかっり。
ぶんぶんと振り回すと、イヤリングが大きく跳ねて土鍋にかつんと当たり。そこでようやく、傍らにいた猫に気が付く。追いかけっこに興奮し、高揚しているからか今日いちにちで雄としての経験値をあげたからか、不思議と昼間ほど怖くはなくて]
(……うりゃっ)
[かつ、とシューロめがけてイヤリングに前肢をかけようと]
(85) 2014/07/29(Tue) 23時頃
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わあ、すごい!!お前やるなあ!
[シューロの指によってぽよんと跳ねたイヤリングはまるでゴムボールのよう――は!これぞまさにゴールデンボール!? 魔法使いの名は伊達じゃないっすねシューロさんと、今まで怯えしか映していなかったアップルグリーン瞳に尊敬の念が混じる]
(*221) 2014/07/29(Tue) 23時頃
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−キッチンで鈴むんと−
そっか、おれのせいなのか じゃあ責任取らないとなあ……
[舌を絡ませあって、ぐずる姿に背骨のラインをなぞりあげて、鈴むんの腰の動きに合わせてくん、くんと突き上げる仕草で屹立を刺激する。じわりと滲む先走りを掬って、そのまま尻尾の付け根にくりくりと擦る]
あの時の続きなら……
[どっち?と訊き返されて、あの時感じた欲を思い出すとぺろりと舌なめずりをして、ここ、と窄まりをやわやわと撫でて]
ここに、おれのを入れて、出したい ね、……また舐めてよ
[ちゅっと額にキスをして、ずりずりと上体をずらし臨戦態勢にはまだ少し足りない雄を鈴むんの顔に近づける]
(*225) 2014/07/29(Tue) 23時頃
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[しゅーろの魔法にかかったイヤリングは、ぽよよんと今までと全然違う軌道で跳ねた。それはオレの手にかかっても同じなようで、負けじと狙いを定めてとびかかろうとした時。
ぽーんとこちらに飛んできた。
いいぞいいぞやっぱりオマエはおれのおもちゃだ。チャンスを逃さないように、しっかりキャッチしようと前肢をあげて――きらきら光るそれに目を奪われていたヴェスパには、茶色の毛玉は一瞬背景と同化していたので]
……ぐぇッ…!
[とびかかってきたオレに気づくのが遅れて、よけきれずにべしゃーんと身体半分下敷きになってしまった]
(*227) 2014/07/29(Tue) 23時半頃
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/*
エピまであと90分かあ ヤニクとひとこともお話してないけどいいかな? まあいいか。見てるだけでも存分にかわええよ
しゅーろのひととはいつからもうかなーて狙ってたんたけど機を逃しっぱなしでごめん…! おれがもっと!分身の術に長けてたら……!
(-56) 2014/07/29(Tue) 23時半頃
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[責任、と繰り返されてうん?と首を傾げるが、続いてあがる嬌声に気のせいかもと思い返し。 夢かどうか確かめるように唇に牙を立てられて、ちくりとした痛みと同時に電流のような刺激が背筋を駆け抜けて目を細める]
ゆめ、じゃないよ…… ちゃんとここにいる。ほら、熱いだろ?
[強請った通り、従順に雄を咥えこむ姿にゆるりと笑って頭を撫でる。もどかしいくらいの優しい動きに、じわじわと浸食されていく]
……ん、きもちい…な、もっと…強く……
[陰嚢や腰まで揉み摩られて、痺れるような心地よさに軽く身をよじり。もっと、とゆるく腰を前後に揺らす]
(*239) 2014/07/30(Wed) 00時頃
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何でって、お前が降ってきたせいだよ!
[油断した。いつもならひらりと躱すのに、ひかるおもちゃに夢中になりすぎて一瞬見失ったなんて口が裂けても言えない]
……おま、…重い!そしてあつ、……ん、
[ずっしりとした体格とふさふさの毛並みは、こうして見上げるとやはり威圧感があって――何気なく舐められて目元をくしゃりと歪めるが、されっぱなしになるのは癪だ。 うりゃ、と身体を起こし、鼻先を擦り合わせる]
(*242) 2014/07/30(Wed) 00時頃
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[シューロの前肢がちょんとイヤリングを蹴ると、それはふわりと跳ねあがり。 急にトリッキーな動きをみせたそれに、二匹同時に飛びついた結果ぶつかって、しかもオレの下敷きになってしまった]
(く、くるしいいい〜〜)
[ふさふさの長毛は体重よりも身体をずっしり大きく見せるものだけど、オレに限っては実際の重量もかなりのものだ]
……ぁーぉ
[うにゃうにゃじたばたと暑くて重い毛玉に前肢を引っ掻ける。ダイの時とは違って爪を立てるようなことはもちろんしない]
(92) 2014/07/30(Wed) 00時半頃
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[出た。超オレ様論。いやどう考えてもあなた平均体重越えてるから!と言っても伝わらないのは知っているので。呆れ混じりにため息をついて]
ん、……んーー……
[駆け回って少し疲れたし、呼吸も乱れたところに鼻を擦り合わせると、意外と気持ちがよかった。再び舐めてくるしたを今度は甘受して、あーそこそこ、と首を左右に振ったり、喉を逸らして舐めてほしい場所に誘導しようと]
(*247) 2014/07/30(Wed) 00時半頃
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そう……んっ、鈴むん、上手いね……
[じゅぶじゅぶと淫猥な音を立ててしゃぶる姿に、咥内に埋められたものと征服欲がじわじわ膨らんでいく。 そのうち別の場所からもくちくちと粘膜を擦る音が聞こえて、ぴくりと耳を揺らして]
…手伝って、あげようか
[細く長い尻尾の先に軽く力を込めて、いやらしく揺れる腰や窄まりのあたりに狙いを定めてつんつんと突いて。 もうあとすこしでいきそう、というくらい昂りが育ったところで褒めるように頭を撫でる]
……もう、いい? おいで……
[鈴むんの窄まりもふやふやに蕩けた頃、そっと前肢を引っ張って腹に片手をつかせて、もう片方の手を自らの屹立に誘導した。そのまま騎乗位で貫こうかと]
(*254) 2014/07/30(Wed) 00時半頃
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[解らない。何故このボス猫はひとを下敷きにしておいて悪びれないのか。 そこがオレらしさなのだけど、理不尽を訴えてももがいても、毛が飛び散るしのしかかる重さが増すだけなので]
(……あー…)
[それが少しだけ、ほっとするなんて思ってない思ってないぞと顔つきはキリリとしたつもりも、天然のロシアンスマイルは24時間年中無休で営業中。 しかもタダ。 そういえばひかるおもちゃはどこへ行ったっけ、と脱枕を狙いながら前肢や尻尾をさまよわせる]
(98) 2014/07/30(Wed) 01時頃
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