226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】
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たぶん…、限界、かな。
[何があったか――って? ナナオは、知らない。 せんせーは、ナナオに何も言ってないから。 寝ている間に、ここにいて――。 寝ている間に、これがついていた。 だから、それ以上は話せなかった。]
これがあたしの毒を吸いとってくれているみたいだけど…、たぶん、…。
[そう言って、黒い小手のような機具を示した。 誰かが入る気配に、言葉は途切れた。]
(+30) 2015/06/11(Thu) 22時半頃
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[――まるでその毒を、採取するために用意をされていたような――黒い小手。
…外しちゃ、駄目な気がする。 だから、ケイトリンさんが外そうとすればナナオは止めるだろう。
外したら、みんな死んじゃうよ。 あたしにさえ効く毒なら――きっと、今は誰にでも効くんじゃないかな。 そう言おうとしていたから――。]
(+31) 2015/06/11(Thu) 22時半頃
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あ。ごめん、これ外せるんだ。
関節外して…ほら、マジックショーとかで、縄抜けとかそんなの見たことない? っと…、ケイトは余りいなかったし、ナナオはピエロの彼知らないからよく知らないか。
一応ね、これ以上拘束されたら溜まったもんじゃないから。付けてるだけなんだ。
[>>+29平然と彼は言ってのけたものだった。]
(+32) 2015/06/11(Thu) 22時半頃
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…メルヤ。
[つい先日まで、あっちにいたのに。 みんな、こっちにきたの?…なんて、思って――困ったように微笑んだ。
力なく微笑むだけで――言葉は、名前を呼んだだけだった。]
(+33) 2015/06/11(Thu) 22時半頃
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……。
[ややあって。彼も部屋に入り込む。 角度を気にして僅かに重々しい扉を閉めた。締め切るのを躊躇ったのは、ここの設備が気になったからだ。]
ナナオ。おとといの朝振り、かな? と、言っても僕が食堂で見掛けただけだけど、ほら、近くに座ってたから、ね。
[>>+30限界。その言葉に瞑目する。 静かな声で近づきつつ、ナナオの痛ましい姿を見つめる。]
…ナナオ 重要なのは黒い小手だけ、かな?
[じいっと観察するような、問い掛けるような視線を送る*]
(+34) 2015/06/11(Thu) 22時半頃
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……そう
[限界、という言葉を聞けば...は歯噛みする あんなに、元気だったのに あんなに――明るく笑って、いたのに
私も隔離病棟で治療を受けたほうが良いとは言われたけれど 彼女程は悪化はしていない ――外見、上は]
それは毒を吸い取るものなのね でも、何だか物々しいわ
[その毒は何処に捨てられるのだろう 外そうとすれば止められて。その事に小さく眉寄せよう 硬石化した身体なら大丈夫な気もしたけれど メルヤも現れた事で...は外そうとする手は止めた]
(+35) 2015/06/11(Thu) 22時半頃
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……。
[そしてやってきた彼の発言>>+32 思わずジトっとした視線を送ったのも致し方ないか
ピエロやマジックはあまりみた事がない ...の家庭は清貧であったので
外せるなら外しなさいよなんて思うも、 確かにこれ以上拘束されたら自由には動けまい ...は無言を貫く事ことにしたのだった]
(+36) 2015/06/11(Thu) 22時半頃
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分からない…。
[>>+34 ナナオには他にも、点滴らしい管や――用の管や瓶もベッドについていたりする。 開放区にいたころのように、歩き回るのは難しいだろう。 力なく首を振った。]
(+37) 2015/06/11(Thu) 23時頃
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[>>+36視線が痛いのは気のせいだと思い込んだ。]
ケイト、ちょっとあっち見ててくれる? [指差したのは扉の向こう側。暗に、少し見張ってて欲しいと頼む。
なるだけ、女性の視界の入らないところに言って、手首の関節を捻る。ごきっ、ばきっ…余り聞きたい音でもないし、メルヤも余りやりたい技でもない。
手錠を外せば再び手首の関節を戻す。はずした手錠は指で一回転させた後にポケットに忍ばせた。]
(+38) 2015/06/11(Thu) 23時頃
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ナナオ。
[>>+37視界に留まらない位置を守ったまま、おもむろに上着を脱ぐ。包帯を解き出す。 鱗が増えているのをぼんやりと眺めながら。
覇気のない>>+37に声を掛ける。]
会いたいひととか、いるんじゃない…かい?
タルトは、君の約束を健気に待っていたし。
ヒナコだって……いなくなって悲しんでいた。 [僅かに間が空いたのは、彼が逡巡だった。]
(+39) 2015/06/11(Thu) 23時頃
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あと、トレイルが凄い動揺して僕がびっくりしたよ
[普段からやたらトレイルに構われるので、実は気づいていた。 トレイルとメルヤがいる時に、ふとナナオがこちらを見ていること。
視線はメルヤとは合わない。その意味がわかったのは、やたら構われてたせいだろう。
……鎌掛けも入っていたのはご愛敬である。]
(+40) 2015/06/11(Thu) 23時頃
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・・・うん。
[――ああ。そうだ。>>+39 ぼんやりとメルヤの鱗を眺めながら。 あたしはきっと、だから、まだ生きていられるんだと思う。 でも。――もう、このままでは会えないような気さえする。
また眠りに堕ちたら、帰ってこれないかもしれない――。 目覚めるたびに、生きている感触が遠のいているのだ。 ――もう、長くはない気がする。次は無い――。 その不安は、とても現実的だ。
――それでも、会いたい、と想った。 だから、あたしは頷いた。]
・・・会いたい。
[――でも。会えない、と思って。 哀しそうに、眼を伏せた。]
(+41) 2015/06/11(Thu) 23時頃
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――ええ、わかったわ……?
[何をするつもりかわからないが、素直に頷き>>+38 すると何か関節の外れる音 割と きいていて こわい
振り向けば手錠が外されているのを見て成程と思う でもやっぱり...はちょっと怖いなと思ったのだった
そして、ナナオとメルヤの会話を聞いて ――ナナオにも、どうしても会いたい人がいたのかと思い至った それが、トレイルとは気づかないまでも タルトやヒナコだろうなと...は思い]
――会いたいけれどあえないというのは 気持ちはわかるわ
[あう時はきっと、隔離病棟の中だから 私は平和な思い出を、抱いて生きていける、はず]
(+42) 2015/06/11(Thu) 23時頃
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[なのにどうしてこんなに 哀しいのだろう
ころん
転がるのは、小さなアイオライト]
(+43) 2015/06/11(Thu) 23時頃
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[トレイルが――、と聴いて。 ナナオは、ほろりと涙を流した。 嬉しかったのか、哀しかったのか――何故だろう。]
(+44) 2015/06/11(Thu) 23時半頃
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……うん。 僕も、ね。ケイトには気づかれてたし、ナナオも、気づいてたかも、しれないけど。 最後にちょっと未練があって、さ。 [包帯の解く音だけが、室内に響いているようだった。 元気で、明るかったナナオ。本当に病気の進行だけだろうか。]
…僕も、体がだるいんだけど…ね どうも、筋弛緩剤みたいなの…投与されてるみたいなんだけど…
ナナオも、そういうのあるかもしれない…けど、さすがに器械も点滴もわからない、か。
[包帯を解ききった彼が手にしていたのは>>3:251仕込んでいた。 ピンセットと紙やすり。上着だけを羽織って、包帯を椅子の上に置きナナオの方へと向く。]
(+45) 2015/06/11(Thu) 23時半頃
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[顔を背けていため>>+44の涙には気づかない。僅かな沈黙の意味も、今までの中での当て推量でしかない。
ただ近づいて。どうしても。一言だけ告げたくて仕方がないことがあった。]
ナナオ…余り僕こんなこと言いたくないんだけど ――趣味悪くないかい…?
[ケイトに聞こえないように、小声でぼそりと呟く。昨日の会話の応酬の名残があった。
苛立ちはほとんど自分に向けられているのだが、どうしても言いたくて留まれなかった*]
(+46) 2015/06/11(Thu) 23時半頃
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[ナナオは、その言葉を聴いて。 きょとんとした――意外な言葉だったのだろう。 不思議そうに、どうして?というように首を傾げた。]
・・・?
[一つだけ、思い至ることがあって――。 そっか。 あたしのことを、忘れたのか――と。
――少しだけ、眼に生気が戻った。]
(+47) 2015/06/12(Fri) 00時頃
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・・・そんなこと、ないよ。
[震える声で、ナナオは言い返した。 約束。――それは、何の為にしたものか。 あたしの方こそ、忘れかけていたじゃないか。 涙が、また落ちる。・・・そうだ。
忘れられたく、なかったんじゃないか。
その想いが、消えかけた蝋燭の火を少しだけ大きくさせた。]
メルヤ。 ・・・その辺に落ちてる、ペンをとって貰っていいかな。
(+48) 2015/06/12(Fri) 00時頃
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そう…… 未練、は寂しい、わね
[しゅるり、しゅるりと響く音 筋弛緩剤の存在や手錠、脚の鎖 ――嗚呼その存在を感じるだけで嫌になる、と思った
まるで牢獄、まるで煉獄 囚われてしまった終末病棟の様ねなんて
...は振り向けば――メルヤの持つモノに眉をひそめる なんだ それは というか貴方何で其れをもってるわけなの? まさか、この様な事態を察していた?
言葉にならず...は唯無表情に彼を見る ――思う事は唯1つ]
(+49) 2015/06/12(Fri) 00時頃
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[貴方って後何を隠し持っているのかしら
完全にナナオとメルヤのターン!お話になっているのは感じたから ...は思うだけで、口には乗せないでおいたのだった]
(+50) 2015/06/12(Fri) 00時頃
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[ナナオは、メルヤが何をしようとしているのか――。 ぼんやりと見つつも、見当がつかなかった。
背中の鱗は、きれいだな――と思ったけれど。
――しかし、それが何の為か。 ピンセットや紙やすり。筋弛緩剤や手錠――。 その意味を分からないまま、見つめている。]
(+51) 2015/06/12(Fri) 00時頃
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(あ。ダメだ。完全にトレイルに夢見てるよね)
[>>+47の不思議そうな顔で察する。恋は盲目とはよく言ったもの。 彼から見れば、ナナオにはトレイルは勿体ない、が。野暮な口を挟むまい。
>>+48の言葉には心の中でだけ、ひっそりと返した。 (いやいやいや。あいつ、何だかんだで自分本位だし、拾った子犬みたいに構われるこっちの気にもなれっていうか。……いや、ナナオは悪くないから、やめておこう。)
[つらつらと並べ立てられた悪態は、ここにはいないトレイルという名の男に投げつけた。 ペンを、と頼まれれば僅かに床の上を探す。少し変わった形のペンを見つけ、ナナオの黒い小手にしっかりと渡した。]
(+52) 2015/06/12(Fri) 00時頃
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……ナナオ。ピンセットと紙やすりで、僕、たぶんピッキング出来るよ
鍵開けマジックは得意でね。昔、色んな人の部屋開けて怒られたんだよね。 …手品辞めた頃にはナナオいなかったから、知らなかったかも、だけど。
で。…ちょっと時間掛かるかもだけど、拘束解いて大丈夫そうなところ解いてもいいかな?
[念のための確認。生きる力を見せて欲しいという願望まじりであったかもしれない。
なお。ピンセットと紙やすりは本当に簡易のピッキングツールです、良い大人は真似をしないようにしましょう。]
(+53) 2015/06/12(Fri) 00時半頃
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[>>+49に向かっては、げんなりとした顔を(気怠いのもあって)隠そうともせずに。]
辛いのかなあ。どうだろう、ね。
[小さく零す、彼自身。昨日気づいてまだ持て余している部分だった。 >>+50は何を想っているのか、気づきようもなかった。]
(+54) 2015/06/12(Fri) 00時半頃
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・・・ねぇ、メルヤ。 メルヤから見たトレイルの話、聴かせて?
[と、ペンを受け取って――そう訊ねた。
――そう。あたしは、きっとメルヤよりもトレイルを知らない。 惹かれてはいても、そんなに話をしたことはない。 助けにきてくれたから。 遠くから眺めていたから――。 だとしても、きっと、全部を知っているわけじゃあない。 どんな人だったのだろう。 もっと知りたかった。もっと――。
少しづつ、だけれど。 ナナオは、もっと――生きたくなってきていた。 あの人のことを――もっと、知りたい。 そう。この気持ちは、きっと恋だ。]
(+55) 2015/06/12(Fri) 00時半頃
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――あら、辛くないの? そうだとするなら心がなんとも強い、ものだわ
[私は、キルロイの事を考えるだけでああ、未練が鎌首もたげる>>+54 とはいえ何故か何時もの傍観者が、この時だけは動揺しているように見えて
あなたも、未練があるのかもしれないわね
なんて思った しかしこの道化師さん、ピッキングまで完備しているなんて ――彼の、多芸ぶりに思わず目を見張ったのだった]
(+56) 2015/06/12(Fri) 00時半頃
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・・・でも。 それ、せんせーが動かないようにって固定してるものだから・・・。
[ピンセットで外せるよ、と言われれば少しナナオは渋った。 ナナオから見たせんせーは、医者としては信頼している。 嘘は、よくつくけれど・・・。 この固定が無ければ、ナナオは暴れ落ちていたかもしれない。]
・・・でも。 また、ペンが落ちたら拾うくらいは自分でしたいな。 本当に、外せるの・・・?
[と不思議そうに。 メルヤの手品を見ていないので、半信半疑・・・といった感じのようだ。]
(+57) 2015/06/12(Fri) 00時半頃
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[ナナオが尋ねる、メルヤから見たトレイルの事>>+55 其れを見ればなんとなく、ぴんときて
ああ、あなた″も″恋をしているのか
と]
……恋とは偉大ね
[小さく呟き、生気が戻った彼女を見つめる ピッキングか何かで彼女の固定を外そうとしているのを見れば できる事はない私は唯、2人を眺めるだけ]
(+58) 2015/06/12(Fri) 00時半頃
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え゛っ
[>>+55を聞いてトレイル本人に遭遇した時のような頓狂な声が出た。 実際に純粋に訊ねて来るのはキルロイや、ナナオといった面子ぐらいだろう]
ケ、ケイトはどうかな? ケイトからみたトレイルってどう? ていうかケイトとキルロイってやっぱりそうなの?
[戦略的逃避を計ったのもいつもの癖である。]
(+59) 2015/06/12(Fri) 00時半頃
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