73 ─深夜、薔薇の木の下で。
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慾だけなら、ほかの誰かでもいいはずだよ。 ノックスじゃなきゃ、俺の思いは満たされない。
[エリアスに触れても得られなかったもの]
酷いって、どうして? 俺はそう思わないし、他の誰がそう言ってもノックスを好きな気持ちは変わらないよ。
[両手の落ちた顔、現れたアイスブルーを見つめて、近づく。 体は別にあるのに、心音が煩く聞こえて。鎮めようとその頬に唇で触れた]
(+30) 2011/12/28(Wed) 13時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/12/28(Wed) 13時頃
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[零した言の葉は、ジェフへの嫉妬と、 ベネットを想うからこそ彼の未来を憂いてのもの。
なのに、どこかベネットの答えは少しずれていて。 なのに、だからかノックスの琴線に触れるのだ ――……いつも。]
ぎゅって、するだけじゃ、もう済まないよ。
[頬に接吻け受けたまま喋る。 脇に垂らした腕が、今一度あがり、ベネットの肩に触れる。 そして、身体と身体を少し離した。]
(+31) 2011/12/28(Wed) 14時半頃
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ねぇ、他の誰かと何かしたから、此処にいるの? だから、俺がいいと思ったの?
[近い距離、薄く冷たい筈の青が、裡に焔を燈して翠を見る。]
もし、そうだったら、そうでなくても 俺は、確かめる為にきっと……―――
[その身を暴いて翠を焼いてしまうよ……と。 誰かを上書きするように、もう何処にも逃さないように。
逃げるなら、今だよと、思いながら、 逃がさぬというように、唇に唇を近付ける。 逃げぬなら、噛みつくような、接吻けを。]
(+32) 2011/12/28(Wed) 14時半頃
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俺からキスしたいって言ったのに、そんなこと、…嬉しいだけだよ。
[体が離れて、体温が遠ざかる。 かけられた声に思わずうつむいて]
……最後までしたのかは覚えてないけど。 薔薇の精に、抗えなかった。ほら、薔薇の蔓の痕。
[首を示す]
ごめん。
[自身でも、泣きそうな声になっているのがわかった。 逃げるつもりなどあるはずもなく、唇が近づいてくれば、自ら寄せて、目を伏せる]
(+33) 2011/12/28(Wed) 15時頃
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[ベネットの懺悔に眉根を寄せて。 その言葉に覚えた感情を発露させるように、 唇が合わされば何もかも奪い尽くすごとく貪る。
あわいをこじ開けるように、舌を差し込んで。 口腔の中のどこも触れない個所がないように。 酸素すら奪う傍ら、唇の端から零れた唾液が、 彼の首筋を伝って薔薇の刻印を濡らす。]
――……薔薇ちゃんか
[その唾液を追うように、首筋へ落ちる舌。 思い出すのは、自分の隣にベネットの身を横たえた姿。 お節介な部分と、誰でもいいといった風な精霊の どちらの部分が勝ったのかは、今は判らないけれど……。
薔薇の刻印に、まるで吸血鬼のように歯を立てる。 そのまま、抵抗なければキツク吸いあげて、血が滲むほど。]
(+34) 2011/12/28(Wed) 15時半頃
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[意識だけのはずなのに、合わせた唇から感じる熱さは、体が有るときと大差なく、むしろより強く感じて。 入り込んでくる舌に自らも絡めて、端から唾液が零れる]
んん、…ノ、ク…ス。
[首筋を舐められると肌が泡立つ。痛みに小さく悲鳴を上げた]
ずるい、俺も触りたいのに。
[金糸に口付けて抱き寄せる。耳朶に唇で触れて、小さく噛んだ。 薔薇にあてられた時とは違って、直ぐに事に及ぶよりも、彼をより感じられるように、ゆっくりと]
(+35) 2011/12/28(Wed) 16時半頃
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んっ……―――
[首筋に埋めたが故に無防備な耳朶に、歯をあてられて。 痛みを耐えるようなくぐもった声を上げ、 つぅっと銀を引きながら紅を刻んだ箇所から、 唇を離す。]
先輩、痛いよ。
[自分がしたことは棚上げにして、眉を八の字に。 指先で濡れた自分の耳朶を撫でて、甘い息を吐いた。]
(+36) 2011/12/28(Wed) 17時頃
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痛かった、お返し。
[いたずらっ子のような笑みを見せて、見上げてきたノックスに触れるだけの口づけを]
……もっと、していいよ? 痛くても我慢するっていうか、嬉しいし。 俺ももっと、触りたいし。
[鼻の頭に触れて、にっこり笑った]
(+37) 2011/12/28(Wed) 17時頃
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痛いのが嬉しいの?
[触れるだけの接吻けを受けた後、じっと翠を見詰める。 先輩って、Мなのかなぁ……と、心の中で思うも 伝えたら触れられた鼻を摘まれそうなので言葉にはしない。]
とりあえず、部屋に行きましょーよ。
[きっと今の姿は、誰にも見られることはないと思うのだけれど。 照れ隠しもあるのか、そう提案する。 自分の頬を掻いて、その手を差し出した。
受け入れられたなら、部屋に向かって歩きだすけれど、 その途中で、ジェフの姿を見つけることがあったなら、 縄張りを荒らされた猫のように ふしゃーっと毛を逆立てるかもしれない*]
(+38) 2011/12/28(Wed) 17時半頃
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痛いのが嬉しい訳じゃなくて、触れられるのが嬉しいんだって。
[少しむくれて。 けれど差し出された手に頷いて右手を乗せる。 温かく感じるのは、おそらく気のせいではなくて、心の温かさだろうと思いながら**]
(+39) 2011/12/28(Wed) 17時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/12/28(Wed) 17時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/12/28(Wed) 22時頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2011/12/29(Thu) 00時頃
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[寮内のように見えるが少し違う気もする廊下を歩く。
二人で歩いている姿を見て、野良猫が毛を逆立てても軽いため息をついてみせるだけ。 これからは、私にじゃれついてくることも減るのではないだろうか。そう願っているよ。]
(+40) 2011/12/29(Thu) 00時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/12/29(Thu) 00時半頃
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[溜息を吐く姿に、ノックスは眉根を寄せる。]
ジェフ先輩……―――。
[さて、自分が声をかければ、 彼はまた逃げてしまうのだろうか……と、 アイスブルーは見詰める。]
人を嫌う時は、その3倍相手に嫌われる覚悟をしなさい。 って、俺、両親に言われて育ちました。
[言いたいのは、多分先に嫌ったのはジェフの方で、 だから自分がその3倍嫌っても、文句はないでしょう?と。]
でもね、ある本で好きの反対は無関心って言葉も知りました。 俺は、貴方のこと嫌いだけど、無関心じゃあないです。 だから、あえていいます。
(+41) 2011/12/29(Thu) 00時半頃
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