233 逢魔時の喫茶店
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[去り際、背中に届いたのは約束の確認。
手にしたトレイを掲げることでイエスと返し、 ゴロウから受けた注文をケイに伝えた。
道中涼しくなった理由は、見当がつくものの。 不思議だね、と前髪を揺らし恍けてみせて。
やがてテーブルに広がった様々な景色の写真や、 ゴロウから語られる祭りや花火の写真。>>117>>118 交わされる会話はやや遠巻きに見守り。>>143]
へえ……? うまそう 新メニュー、期待してんね
[東洋の神秘はショウユ以外にもあるらしい。 未知の料理への情熱を燃やすケイに、>>146 ささやかなエールを。]
(149) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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[店主とブローリンが姿を見せたのは、 そんな歓談の最中だったか。>>145
一旦テーブルから離れ、接客に向かおう。]
いらっしゃい、ブローリンさん
[いつも通りグラスに氷と冷水を満たしたグラスを、 カウンターで佇む彼に差し出し。]
相変わらず元気だね
[飼主(主観)をほっぽって可愛らしい鳴き声を放ち、 駆け出すオマキザルにふ、と笑みを零す。]
(150) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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――東洋の神秘て、なんだ……?
[>>146反射的に顔を上げて、真剣に問う ついで、疑問を呈した体制で 蛇に軽く冷気を送って頬を撫でた。 記憶が正しければ彼は暑さより、寒さの方を好んだ気が
―――――、]
……、ん
[>>145 微弱ながら常と違う気配に、眉を寄せる それは待ち望んだ店主が、悪魔と契約を宿した危険な薫りとは まだ察知が行き届いて居ない]
(151) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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そうする
[>>+97 やっぱり、 こういうのは直接、ちゃんと 聞くべきだろう。]
――、
[飲む、と、言ってくれたはいいが。 全然口に合わなかったらどうしようか、と、見守って]
――苦い。飲める? ……そか。よか、った。
一緒に、飲めたら、いいかなと、思って。
(+102) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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[空気の振動から伝達される 普段より強い悪魔の魔力。 その揺らぎの種は、まるで存在を主張する鳴き声の 小さな猿から放出されていると判断した故]
……随分、元気だな。 何か良いことでもあったのか。
[猿の正体を存じぬ人間からすると 活発な哺乳動物に話しかけていると見られるのか
もしバニラのアイスに小猿が興味を移せば 呉れてやらぬと、アイスを一口
>>148何せこの甘味は、最初の客である私の、特別]
(152) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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この小さいボールの中に、タコが隠れてます。 中身を気にしなければ美味しいですよ。
[所変われば食べる物も変わる。>>146 近いうちに不思議なメニューが加わるのかもしれない。]
お。 ブロ君じゃないですか。 数日ぶりですねえ。写真、興味あります?
[すばしこくおさるが近づいてきたのに気がついた。 おさるも写真がわかるのか、と疑問に思いながらも、わたあめの写真などを見せてみたり。食べちゃだめですよ、と釘を刺しながらも。>>145]
(153) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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[まさか店主が、 外出した数時間の間にただの人間から 魔術師にジョブチェンジ? クラスアップ? したなんて思うはずもなく。]
おかえり、ホレさん ゴロウさん達がお待ちかねだよ
[ブローリンと共に戻ってきたことだって、 どっかで偶然会ったか図書館に行ってたのかも。 その程度の予想しか働かない。
もしも、両の手を埋めた花束を目にしていたら、 また違った反応を見せたかもしれないが。 出迎えの挨拶も、見送った時と同じ調子で。]
(154) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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/*
(独り言で、 同じ内容の文章2度投稿していた 本当に申し訳ありません……、て顔 )
>>150>>152 同じこと言ってた……w
(-103) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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― 自分の店 ―
[店にはきっと、表の入り口から登場する事となっただろう。 両手いっぱいに花を抱え、何で今日もこんなに客が居るんだという顔を一瞬。しかしそれはほんの一瞬、本当、一瞬で。 留守番を務めて居た店員達に礼(土産は無い)を言うと、荷物を置いて来るからとそそくさとブローリンと共にカウンターを通り抜け、二階の自宅への階段を上がって行った。
自室はとても狭い。 広さとしては一階の店舗とそう変わらないというのに部屋はとても小さく、しかしそれもその筈、二階別室は倉庫も兼ねており、段ボールを開ければクリスマスツリーやハロウィーンの飾り、食器やカクテルグラスの予備等が雑に放り込まれていた。
住居スペースとして宛がう一室は、二階の部屋の中で一番狭い部屋。 どの道一日の殆どを一階の店で過ごすし、部屋にはシャワーを浴びて寝に帰る程度。しかし食事は店舗で取るし、冷蔵庫等も店と兼用。 シャワーや洗面所、トイレ、クローゼットも付いているし、別段困ってはいない。 ベッドが古いのは少し困っているが。]
(155) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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[古い棚には経理やカクテルの本と、何やら得体のしれない品の数々。 品のほとんどは夜の客から貰った謎の何かである物の特に趣味と言う訳でもなく、捨てたら何だか悪い事が起きそうと言うそれだけの理由で長期保存を決めてある。 ブローリンの苦手とする、魔を払うような品物は無かった筈だ。多分。
小さな洗面所に水を張ると花達をそこに収めて、花器を探したりは閉店後である夕方の仕事。 本は取りあえずベッドの上に積んでもらったなら、とりあえずは身軽になったか。
彼に、エスコートや荷物持ちの礼を伝えても、愛してるの言葉は無かっただろう。 自分はまだやることがあるからと悪魔を先に返して、自分はそのまま二階にとどまった。]
(156) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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[自覚して、爆弾をばら撒くような 高等手段など、獏に備わっていない。
薄明りに赤く染まった顔色>>+100には。]
伝わったか。
[すっ呆けているわけではない。 至極、真面目に、 伝わったならこの言葉が正解なのだ、と、学習した。]
(+103) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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……… 百面相。
[寄せていた眉間と、眉尻の角度が緩む。 ぐるぐる、カフェ・コレットが描いた渦みたいに 表情を変化させる横顔を眺めて、指摘した。
―――この表情をさせているのは、自分。
自意識過剰でも、流石になく、自覚して ふ、と、鼻先から洩れる笑みも、甘いので。]
あんたが謝るのは、違う。 俺が勝手に、狡いと思っただけだからなあ。
[伸ばされかけた、指先>>+101 視線を伸ばしてから、手を差し伸べた。攫う心算だ。]
(+104) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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/* あっ、ろぐこうしんしてなかtt
(-104) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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[ただいまの挨拶をしたのは、両手に花を抱えながら。 皆>>154にオッケーすぐ降りて来るからと伝えて、二階へ。>>155]
(157) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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おお、旦那、いらっしゃい
[ブローリン>>145へ声を掛け――固まる。
ちょっと待った。 この悪魔、契約している?
契約は当然、よくある事。 違う、この違和感は、契約の先は――――――店長>>155]
お、おい………
[そそくさと逃げ去るように、店長が去った。 ぽかーんと立ち去った状態を見つめる。
まさか。 まさか、そうするとは。 お説教>>141とまではいかなくとも、身は案じるのである]
(158) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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……ん。任せ た
[>>+99 こく、と頷く。]
代金、……
[おぼつかない指先で、 財布を取り出して、 ちゃんと、札を出せたかわからない。]
……ん。
[送る。何だか、嬉しい。 足が少しふらついた、けど。だいじょうぶ。]
(+105) 2015/08/08(Sat) 23時半頃
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き、き?
[元気だ、と二方から言われて>>150>>152猿は首をこてんと傾けた。知らんプリン。 ヴェスパタインのアイスに指先を伸ばそうとして死守されれば、その顔を見上げ、 それからカウンターで水のグラスを出して人のブローリンに礼を言われているトレイル店員の方を見て、]
… …ちちちち、ち
[舌を慣らすのは御機嫌な仕草。 じゃあいいよ!と尻尾を振って、ゴロウの隣へ。 大きなコットンの写真?>>153を覗き込んだ。
食べちゃダメ、と言われれば、逆に食べられるってことなの?と、紙を突ついてみる]
(159) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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/* この店長はけーくんにしんぱいかけすぎである
(-105) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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ん? どーかした?
[ケイの只ならぬリアクションに。>>158 改めて店主の方を見た時には既に背中を向けていた。>>157]
(160) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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おい旦那
[人間体ブローリン>>145の横へどかっと座り、耳打ちする]
―――すげえ、攻めたな……
[勿論、ホレーショーの魂>>127について。 声色はあくまでも呆れた調子で]
このご時世 あそこまで濃い契約してるやついねーよ……
[どことなく楽しげなのは、魔の気配が増えたせいか]
(161) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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/* なんでぶろーりんはこんなにかわいいのしにそう
(-106) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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/* 濃い。
ふへ
(-107) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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/* あかんすっごいにやにやする。おさけのんだのもあるけど、ぽかぽかするぞオホホ
(-108) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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[カウンター席に腰を下ろす男の方は、トレイルに出された水のグラスへ口をつける。 礼を伝えた少しの間の後、 飲み物は注文せずに、隣のケイへ顔を向けた。呆れた声、そりゃそうだろう]
…なんか サンドイッチとか なんでも
[ぽつぽつと、とりあえず軽食のオーダー]
…… 知りたいと…言ったから?
[我が身をも危うくする契約だと、たぶん思うが。 やっちゃいました。と表情乏しい真顔でてへぺろり、報告した]
(162) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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[>>+103 真顔で なにを、言う。 俺がいくら鈍いって言われてても 勘違いのしようも、ない。
本当に、エフの言うとおりに見えてるに違いない>>+104 表情が多少緩んだのは、 よかった、と思った。
甘い 甘い、わらい。 もっと、聞いてみたくなる。]
でも、……原因は、俺なのに …?
[さらわれる。指先が熱い]
(+106) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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あ、こんにちはー、マスター。
[花いっぱい抱えた姿を見て、店に飾るのかなあ、と人間は呑気に考えている。悪魔との契約など、感じ取れるわけがない。二階へ上がる背を見送り。>>155]
これ、食べ物の写真ですけどね、本物じゃないですからね。
[破られても写真のデータはあるので別に良いが、写真を齧ったおさるがお腹を壊したらよくない。写真をつつブロ君をちょいちょいつつく。>>159]
(163) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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[と、言うのも。 トレイルの意識は、 今も半分は和装の男に向かっていたので。
一連の会話を聞いているうちに浮かんだ疑問を、 さていつぶつけようかと。]
あの、さ あんたが着てるそれって、 「着物」っていうんだよね?
[和やかな空気の中。 歩みより、尋ねる顔は先ほどの動揺を静めて。 ほんの少しの、企みを孕んだ笑みを浮かべている。]
つまり――今も、祭り中てこと?
[その装いが、祭りの際に身に着けるものだと。>>118 俄か知識を使っての、ちょっとした揶揄。]
(164) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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[一人残った二階の自室。 狭いそこを満たすのは、悪魔の贈った濃い花の香り。
掴まれた腕が、擦り寄られた肩が、口付けをした唇が、 胸が、 酷く熱い気がして。
かさついた唇を、指でなぞる。
熱い、――のだろうか。 分からない。 ただ遠い昔、これと同じような想いを経験したような気がして、 だが、まさかそんな筈ある訳ないと、頭を振った。
あれはもうとっくに忘れた感情で、この熱も悪魔との契約による物だと、そういうことにする。 するんだ。 しなくてはいけない。*]
(165) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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――Twilight――
[「ごゆっくり」と蛇が言う>>111。ただ、それが自分にも向けられたなんて、つゆとも思わない。 何をゆっくりするのか、ゴロウはマスターに用事なのであって、それのご相伴に預かるようなものなのだ。 ――まあ、勤務時間外に客として来ていることを考えれば、本来「ごゆっくり」もおかしな言葉ではないのだけれど、ついぞ今までそんなことは言われたことがないものだから、頭にない。]
……か、えってくる。きっと。
[そのうち>>116になってしまわないように、願望もどこか含んでいた。 でもあのマスターのことだ、何時になるかわかったもんじゃない。確約できない危うさが、語尾についた。]
(166) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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――え、
[居てくれてよかった>>117と、聞こえた気がして聞き直す。 背中を押す手>>115は余計なお世話だが、広げられた写真の数々に、悪態つく気も失せてしまった。 夜の暗がりに、赤い灯りがいくつも。屋台くらいはこの国の祭りでも出るけれど、こんな数じゃない、こんな見た目じゃない。 庇から透ける灯りと人の表情に、意識が写真の向こうにとらわれはじめる。]
最低だ。
[ほろり、零れてしまった言葉。綺麗だ、と思って。素晴らしいと思って、その反動。 感嘆の吐息に紛れてしまうくらいの音量だった。聞こえていなければいいと口を噤んで、そっとゴロウを窺う。]
(167) 2015/08/09(Sun) 00時頃
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