207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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……え。あ。
[突然、吐息のように優しく話しかけられて。 白いハンカチで汚れを拭われる>>197。 化粧に彩られた船長の顔が。すぐ近くにあった。 予想外のことに、目を白黒させた。顔が赤くなる。 しばし呆然としていて、いつもの陽気さを取り戻すのに数瞬の間があった]
きしし。さっきの戦闘で汚しちゃったんスかねえ。 見苦しい姿を晒してしまって、申し訳ないッス。
[カラカラと笑って、照れ臭そうに鼻を搔いた。 次から船長室に行く時は、身なりをちゃんと整えよう。 グレッグ覚えた。そう心の中で呟いて]
(202) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
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――― 厨房 ―――
[口の手間賃に、差し出したワイン瓶>>158 赤色はみるみるキイチの口に吸い込まれて 綺麗な赤を映していた硝子色も、おい、曇ってんじゃねえか。]
おいおいおいおいおい、ぼったくってんじゃねえよ!?
[明らかに、手間賃を超えていると鳴き喚く。 戻って来た瓶は既に、ワイン色半減。 手垢だけではなく、魚の身や血が付着していた。]
ううおえ……… 俺様が先に噛み付くねえ、糞野郎。
[苦い顔で、半分の、更に半分を煽った。 樽の仄かな香りと、芳醇な味に、不機嫌もすぐ洗い流す。]
(203) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
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[鍋へ野菜くずと魚のアラ、ニンニクとハーブを入れてワインを注ぐ。 数分煮詰めてる間に、塩漬け肉をよいしょと出してきて。 じゃがいもをさくさく剥く手は、酒が入ったおかげで震えてない。酒が入ったせいでおぼつかないが
そう時間はかからず、厨房にはいい匂いが漂い始めて。 それを生み出している本人はといえば、合間合間に呑むせいで足が萎えて立てなくなっている。 座ったまま手を伸ばし、火から鍋をいくつかどかす。 意味なく笑いながら、習慣的に一人分を取り分けて。 果物やらなんやらのオプションが乗ったトレイは、言わずとも誰のものかわかるだろう]
お、おー。キティ、ティ
[>>194厨房に顔を出したグレッグと猫を、酔眼で見上げた。 魚の内臓を食う猫をぼやりと眺めた後、トレイをひとつ、テーブルに置く]
ぐれっぐ……。キャプテンにーぃ、い、
[船長が厨房に顔を出したとは知らないが、いつものことだから、依頼をしておく。 むにゃ、と呂律の回らない声は、伝わったかどうか。 伝わらなきゃ、誰かが伝えてくれるだろう]
(204) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
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おんおん鳴いてた犬っころだろ? 夜泣きは勘弁願いたいもんだがなあ、船長の拾いもんだとよ。
[船長の気を惹く何かがあったのか それとも、船長に惹かれて、捕虜を選んだのか。 前者も後者もそれ以外も、この船の絶望は選り取りみどりだ。]
Wooooon... ッと、何て言ってたかねえ。
[内容まで聞き取れなかった、と、素直に告げたのだった。]
(205) 2014/12/10(Wed) 20時半頃
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かかかかッ、料理長ならお花畑さ。
[ワイン瓶と、指輪を嵌めただれかさんの指を手に リー>>178を迎えた俺様は、目で見るに五月蝿い。 色んなもんで汚れた指と言えば、キイチ>>173自慢の魚が在る。
赤い粉? スパイス? 香辛料?
白魚の色なんてまるで気にせず、にやにや、口に放り込んで]
ッッッッッ!!??!?
[噎せた。]
(206) 2014/12/10(Wed) 21時頃
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―第二甲板―
[仕事を終えた男は、餌を待っている。
船尾楼でジェレミー(>>174)に向け、「おれ、一等」とトツと返した男に相応しい、この船で一等阿呆の面構えをして。部屋隅の床に座っている。毎日決まった時間に此処に座りはするが、与えられなければ、或いは誰かに横取りされれば、食事は諦める。
酔った破落戸が面白がって何かしらか転がしてくれるから、このように尽く受動的でいても今のところ餓死に瀕した事は無い。]
(207) 2014/12/10(Wed) 21時頃
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――船尾楼:舵――
そうか。
[知らないならなかった、と言うのに>>196、そういうものかと曖昧に頷く。]
ああ――それは、一大事だな。
[それから、口を噤んだ先を聞いてようやく合点がいった。 止まった船は漕ぐしかない。漕いだことがないのならば、止まったことがないのだろうと、そういうことだ。 船慣れはしているつもりだったが、それでも知らないことはあるものだと、自分の手先の舵を見た。]
(208) 2014/12/10(Wed) 21時頃
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……いや、いいのか? 厳しいなら、落ち着くまでいようかと――
[思ったんだが、と続ける前に、止まる。 ここに一人残って先に食事を摂ってもらう訳にはいかないし、第一食べられるときに食べるのが鉄則だ。 航海士本人が行けという>>200なら従う他ない。緩く首を振って考えを直した。]
何か入用があれば、持って戻る。 どうする?
[船尾楼を降りる前に振り向いて、問う。]
(209) 2014/12/10(Wed) 21時頃
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ふ ッ、
[現料理長がよく口にする"ファック"を口にしようと、したのだ。 舌から脳味噌に直結する辛さに 声もままならず、噎せ、ワインを最後の一滴まで煽る。
―――…妙に辛い咽喉に、アルコール。 顛末は推して、俺様に知るべし。]
ッッッッか、味見、しとけや、畜生!
[憎々しく、キイチを睨み付け、適当に酒瓶を漁った。 口のなかを洗いたくて仕方がなかった。 此処は海の上だ、水分と言えば、専ら酒しかねえ。]
料理長にゃあ、向かねえ………
(210) 2014/12/10(Wed) 21時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/10(Wed) 21時頃
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私に近づかれて青くなるんじゃなくて赤くなるなんて珍しい。 私のことが怖くないのか?
[世間話のような何気ない調子で道化は尋ねる。>>202 陽気に笑うグレッグに合わせて道化の微笑みも何処か柔らかい。
それから道化は置かれた食事の香りを嗅ぐとこう呟いた。]
…よかった、美味しそうだ。
[それからグレッグの方でもう用がなさそうなら道化は「もう行っていいぞ」と退室を許可したろう。]
(211) 2014/12/10(Wed) 21時頃
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[本気で言っているわけではないのだろう、と、理解しながらも リー>>178の問い掛けに、苦し紛れ、悔し紛れに割り込んだ。
舌先に張り付いた香辛料を、唾と一緒に、床に吐く。
その唾に、白魚の姿形はない。 黴てようが腐ってようが辛かろうが、腹には納めるのが常だ。 ―――…そして、足先は厨房を背に、第三甲板まで続く。 道中、丁度入れ違えのニコラス>>199と、擦れ違いざま。]
うおおおおい、…… 口ん中がよお どッッッかんと響くもん用意してくれよなあ。
[香辛料の味を、上書きしたい。 ひりつく舌先で、酔っ払いに何処まで通じたか知れないが 俺様はそう強請ってから、第三甲板まで、*降りて行った*]
(212) 2014/12/10(Wed) 21時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/12/10(Wed) 21時頃
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>>209
ああ、パンと水を。 助かるよ。
[梶をジェレミーから受け取れば、緩く笑んで、見送る。 その黒いシャツが気遣ってくれれば、それだけを頼んだが、また思い出したように。]
ニコがスープを作っていたら、それも。
[そして髪をかきあげた。]
(213) 2014/12/10(Wed) 21時頃
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―甲板に戻る前―
[仮に、キティについて、もしもヴェラにちらとでも褒められれば「俺が躾けたからな!」と猫自慢をしまくって、鬱陶しさ数倍増しになっていることだろう。>>186]
じんろう……? 何だったっけか……化けモン?
ま、いいや、ありがとな。
[首をひねりながらも、元来た場所を戻っていく。 ヴェラには何となく鬱陶しく思われているような気もしなくはないが、敢えて空気読まない。*]
(214) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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―甲板―
おう。人狼とか言われてもな。 まだ、クラーケンが船底に張り付いてるって言われた方が信じられるな。
[セイレーンも考えたが、生憎この船には女は居ない。>>191]
……いい加減に忘れろ。ボケちまえ。 ボケ始まんねえならせめて爪隠しって言え。
[過去の黒歴史をからかわれ、渋面をした。 酒でヘクターの中にある都合の悪い記憶ぶっ飛んでくれんかな、と思うのだが、しょっちゅう飲んでるくせに、そう上手くいってくれないらしい。
爪なしを否定しきらないのは、海賊の仲間の中で多分、自分はかなり甘い方だと自覚しているのと。
自分をボコボコにのしたこの男からすれば、まだまだ弱いのだろうと。あの頃よりも強くなったと自負しているが、眩しささえ覚えていた彼の強さに、追いついている気がしない。]
(215) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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― 船尾楼・梶 ―
[ジェレミーがいったあと、また航海士は厳しい顔をした。 人狼のことなど、まだ知る由もない。 ただ、腰に手をやったとき、碧石の装飾銃に指が触れ、その冷たさに瞬いて、腰を見る。
女神の瞳の宝石などとは知らないけれど、 瞳と同じ碧は何かを感じたように、くらり一度よろめいて、一人、壁に手をつく。]
なんだ……。
[梶を片手にしたまま、もう一方で頭を押さえた。 呪いの宝石が、じわり、真綿で首を締め付け始めたことは知らず。*]
(216) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/10(Wed) 21時半頃
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了解。 なるべく早く戻る。
[短くそう告げて、梯子を降りていった。 パンと水、それからスープ。頭に刻んで、舵>>213を後にした。 下へ降りる階段まで、まっすぐ向かう。]
(217) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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/*だからなんで人狼舵なんですか! なんでなんですか!!
(-115) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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[のこぎりの刃に詰まった肉や血を落とす。 明日は人ではなく、 木材を切るという本来の仕事をしてもらうのだ。
やってきた人物>>182へ視線を向け、にぃと笑った。]
よう、ヴェラちゃん。 飯、まだ出来てねぇよ。 あの酔っ払い、何処ほっつき歩いてるんだろうな?
[自分の血で汚れた手で、 汚れが落ちたのこぎりへと油を塗る。 古いのこぎりで、しかも木材以外を切ることもあるが、 それなりに丁寧に手入れをしている為 まだまだ現役で使える。]
(218) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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さっきの?よく知らねー。 はっきりは聞こえなかったしさ。
[やってきたホレーショー>>184に、肩を竦めて答える。 自分も下から聞こえてきたことだけしか分からない。
しかし、ヴェラーヴァルは知っていたらしい>>186。 へぇ、と頷くが、それだけだ。]
傷……傷ねぇ? 痒くはねーけど、痛いな。 痛いんだよ。
不意打ちとか、ひでーよな。 俺、実験中だったんだぜ?
[去っていくホレーショーへと ひらひら手を振って答える。 後半はヴェラーヴァルへ同意を求めるように首を傾げて。]
(219) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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− 医務室 − [アルコール漬けの脳味噌がアヘン漬けに変わると判っていても ニコラスに躊躇い無く、それを渡す。 酒を、阿片が生きる理由になるなら誤魔化しでも良かった。 どうせもう元には戻らないからだ。]
礼は美味い飯で返せ。
[ほんの僅か動いた指先>>171が、残る彼の正気だろう。 次はもう正気では無いへらりとしたものに変わっていた。]
副船長と早漏野郎は無事だな。それ位判ればまぁいい。
[あの頭から辛うじて無事な人間が判っただけでも良しとしよう。 牢屋から聞こえて来た叫び声の正体は判らないが、 治療の命令が無いのだから暫く放っておこうと、 頭の軽くなったニコラスを見送るだけで動きはしない。]
(220) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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……や、待てよ。 人狼…… 人狼ねぇ………
[ホレーショーとの会話のさ中、ふ、と思い出したように天を仰ぐ。 長い事船乗りをやっていれば、所謂怪談を聞く機会には事欠かない。 それこそ梶に絡みついて海底に引きずり込む触手の主だとか、 眠るような歌声で船乗りを惑わせ誘い込む女だとか。
何時だったか夜遅く晩酌をしていた時、どういった流れか乗組員数人とそういった話題になったことがあった。 その中で人狼がどーとかこーとかって話を聞いたことがあったような、なかったような。
あったとしても他多くの眉唾物の怪談と同じように聞き流し、 今の今まで然程記憶には残らなかったのは確かだ。 考えを変えるように緩く頭を振ってホレーショーの方に向き直り]
(221) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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けっ、誰がボケるか馬鹿。 一丁前な口聞きやがって、テメェの爪が隠す程立派なモンかよ。
[しかめっ面にはからかうような口調で嘲笑う。 こうしているとまだまだ青二才の頃と大差ないと、肘でごりごりと頭を小突こうとしてみせた]
……腹減ったな。 クソガキがそろそろメシ作ってる頃だろ。
[そう言うと厨房へ向かおうと、下へ降りる階段へと目を向ける。ホレーショーが留まるならここで別れ、共に来るなら先を歩いて進みだした*]
(222) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/12/10(Wed) 21時半頃
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――第二甲板へ――
[下に降りれば、夕時特有の匂いがした。 酒と香辛料とものを煮込む匂い。相変わらずあんな料理長でも仕事はするものだと思う。 最もそれすら出来なければ、とうの昔にこの船には居ないのだろうが。
甲板を見渡せば既に何人かがテーブルを陣取っているようだ。 彼らを一瞥してから、厨房へ向かう。]
今日は何が食える?
[床に座り込んだ料理長を見下ろして、聞く。 話にならなければキイチに矛先を変えるつもり。]
(223) 2014/12/10(Wed) 21時半頃
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は? 何だよ、使う予定の無い息子だけが元気とか。
[次いでやってきたモンドの下品な申告>>179に冗談めいた 口調で迎えるが、表情は曇ったまま。 息子が腐るのも一大事だが、この船で武器を操る腕が腐る方が 一大事で、ニコラス同様に乱暴に左腕を掴むと傷の具合を診る。]
お前先に酒やっただろ?
[血行良くなるから傷は開くし、出血しやすいし、 面倒なんだよと文句を言いながら、 この船の連中に忠告した事はない。 いや、乗り込んだ最初の方こそ口を尖らせた覚えがあるが、 こいつらに取って血と同じだけ身体に酒が流れていると 判った時点で無駄な事だと止めた。]
モンド、あんた今何処まで見えてる?
[目の前で指を3本差し出して視力の程度を確認する。 傷の程度も判らないのかと、かなり顔を顰めて。]
(224) 2014/12/10(Wed) 22時頃
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真っ直ぐ俺のとこ来なかっただろ? 傷結構汚れてる。 腐らねえようには何とかするが、腫れるし、痛む。 熱もかなり出ると思えよ。
[洗ってはみたが、傷口は他の連中より明らかに汚く 赤黒くなっている。そこを熱したナイフで切り落として 縫い合わせたが数日は熱にうなされるかもしれない。 彼の視力に悪さをしない事を願いつつ、化膿止めと 痛み止めを手渡して。]
数日酒禁止な。
[随分久しぶりに、口にしなくなった忠告をモンドへ。]
(225) 2014/12/10(Wed) 22時頃
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/* じんお○がなら、転んであわあわしているお腹が可愛いので殺したくないです。
(-116) 2014/12/10(Wed) 22時頃
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[船内、酒瓶を掲げて話し込む船員たちの間には「狼が紛れ混んだらしい」という話が流布しつつあった。きっかけは言わずもがな、捕虜の男が叫んだ一言だった。
「そんなもの在るはずが」「お伽話だ」「それより酒だ」 ……怪談話をおもしろがって、彼らは笑い。 陸に伝わる人狼の話を知る者は、次々、得意顔で吟じだす。筋書きには幾通りかあるようだが、どれも、人里に紛れた怪物狼の物語の盛り上がりは夜の場面にあった。夜毎、人を殺し、喰らうのだという。
「そんならよ」「俺達と変わりねぇや」「それより酒だ」 陽気な連中は、頬を赤らめ、やはり笑っている。
男は、ジィとしたまま、彼らの言葉を聞いていた。]
(226) 2014/12/10(Wed) 22時頃
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/* はい!! 完全に時間軸迷子になっています!!
(-117) 2014/12/10(Wed) 22時頃
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[ギリ―以外の聲がずっと聴こえてくる。 幻聴の様な不確かさでは無い、はっきりと細部まで聞き取れる。]
絶望……絶望。
[届く聲>>*36は誰かが背負う代名詞。 だが何故かすぐにはピンと来なかった。 恐らく絶望を齎した者が、その代名詞の人物ではなく、 人狼の存在を告げる叫び声の主だったからだろう。]
(*38) 2014/12/10(Wed) 22時頃
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[座ったまま手を伸ばして、だぱぱ、と大皿に盛りつけしていく。 フランクの依頼>>212はなんとなあく覚えていたから、肉は塩辛く味付けしておいた。 酔っ払いでも、一応毎日毎食のことだから手慣れてはいる。 ネズミを切り刻んで入れたりもしない。多分。いまのところ。うん。 たまに、これに毒入れたら船長死ぬかなあとかは思うけど、毒なんか船長には効かないとか言われても驚かないし なにより食べる前に見抜かれて惨殺されそうだ。
だから、今日の食事も平和です]
ヒ、ヒ、ヒ。
[酒と阿片で体は気怠い。 なにもしたくないけど、のろのろと体を動かして。 >>223上から降ってきた声に、とろんとした顔を上げた。 相変わらず、不健康そうな顔の中で瞳孔が開いた目だけが光っていた]
今日、はー。 スープと、肉と、じゃがいー、も?
[ふわふわの声のまま、ごきりと首を傾げた]
(227) 2014/12/10(Wed) 22時頃
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