3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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―― 回想 屋上 ――
あんまりどうにもなりそうにないね。まあいいさ。
[ミッシェルの挨拶には、まるで他人事のように答えて。 オンデマンドでも変わらないという彼女に、ばれたか、なんて苦笑いを向けていた。ドナルドもミッシェルも、ピッパとサイモンの恋の行方をもう少し長く想像しているようなので、にやにや笑いを強めながら]
―― まいど。 じゃあ、コンテ1ケースがいいな。奢ってよ。 銃殺はされるなら後ろからがいいね。
[ミッシェルにそんなことを言いながら屋上から立ち去っていた]
―― 回想終了 ――
(253) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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[大笑いするヘクター>>242をびっくり顔で見つめる。 予想もしてなかった言葉ばかり続いたから。]
えーと、あの、誉めてくれてありがとう。 あ、いや、たち悪いって誉めてないよね? ご、ごめんなさい。
ヘクター君こそ、さっきすごくかっこよかった、うん。 [支離滅裂だった。]
(254) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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/* …………。
オレも、問題児の範疇に入るのかしら。
[なんでかんでケンカ屋さん]
(-52) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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―職員室・入り口―
あ、失礼します。お疲れ様です。
[さすがに教職員には理事長の縁者であることは、知られている。 気を使われて気を使う、疲れることも多い空間だった。
入って直ぐの鍵かけと持ち出し記録を確認する。 鍵はそこにあり、持ち出された記録は、ない。 念の為、近くの席の教員に確認したが、 これはさすがにわからない、と言われてしまった]
……あとは、用務員室、かしら。
[とはいえマスターキーを誰かに貸し出すなんて、到底思えなかったけれど。…いや、あの人なら、ありえるだろうか。
ため息と共に進む足は少々鈍った]
(255) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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― 3−B教室/前 ―
つーか、下は何もりあがってんのかね。
[飴を一つ舐め終えると、流石に気になってきたのか、廊下へと出る。キャロライナはどうしただろうか。ともあれ、2階から中庭を見下ろす。幾つかの影が薄闇の中、校内から漏れる明かりに照らされているか。]
あー、やっぱ、あいつか。
[明るい雰囲気の中心を認めて、頷く。]
そういや、視聴覚室の方はどうなったかねぇ……―――
[独り言を零しながら、ぼぅっと階下を隻眼に映している。]
(256) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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そ、それくらいわかってるよ!
[む、とオスカー>>243に頬を膨らませるが、それも一瞬で]
うんうん、賑やかが一番よ。 私が椅子にじっと座ってられるわけないっしょ
[ぐ、とサムズアップしてウインク。座ったところで三分と持たないだろうと自分自身でも予想がついた。]
まぁ……泣きたくないから写真撮って誤魔化せるかなって、ね。 しんみりより明るいのが一番でしょ。
[眉を下げ、息を吐きながら零した本音は弱弱しい。 それを隠すようにぱっとマーゴ>>246へ向き直った。]
泣くのをこらえるマゴちゃんも素敵だろうねぇ 夏のときの写真、今度焼いてこよっか?
[悪気はないのだが、ムンクになった彼女をついからかってしまう。 その可愛らしいポーズをカシャリとまたとらえた。]
(257) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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[不思議がるオスカー>>249に]
写真撮られるのが苦手なんです…。 はい、変に身構えちゃって、いっつも変な顔だから。 みられてるって意識しちゃうと駄目みたいです。
[ほぅ、と溜息。]
(258) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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[用務員室の手前で階段へと折れようとして、バーナバスの姿が見えて足を止める]
お疲れ様、バーナバス。 中庭はずいぶんと騒がしい様子でしたね。
[声をかけると、入口の向こうへと視線を延ばす。中庭の様子が視界に映った]
(259) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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―― 屋上⇒図書室⇒補習室へ ――
[屋上で2人と別れてから。その足で図書室へ向かっていた。 生物や地学は、地図にスケッチを載せればそれなりのレポートが出来るから楽なもの。物理は、地学と数学さえ押さえておけば後はパズルだ]
……化学、ねえ。 世の中、そんなにシステマチックにしなくていいのにな。
[そんなことを呟いて、化学系の参考書や教科書をあさる]
……………。またか。
[背後で聞こえるのは、少女の囁き声。 図書室ではスイッチを入れない限り緊急放送以外は入らない。 横目で、そのスイッチが切れていることを確認してため息をついた]
……消えろよ。死神や幽霊なんて、いてたまるか
[4年もいれば、放課後の噂を耳にしたこと位ある。 化学系図書の棚、目に付いた書籍に舌打ちをして、忌々しげな足音と、両手に抱えた参考書をおともに補習室へ向かう。黒く染まった指の形に、参考書が汚れた気もするが気にしない]
(260) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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[そうして、途中、見覚えのあるさらりとした金髪を見つけた]
……あー、ディーン?
[助かった、とも、あー、面倒くさいのをみつけてしまった、とも、区別のつかない複雑な低い声]
(261) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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>>254 俺はバカだから思ってる事しかいわないぜ。 だから謝罪は不可。 そこがまたいいんだからな。 俺は下心ありありの親切で自滅してるんだから、気にすな。 据え膳はきっちり食うから、気が向いたら言ってくれ。
[親指を立てて、笑み。]
(262) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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>>259
ん?……ぉ、化け学のセンセか。 だなぁ。パーフォマーが暴れてたみたいだ。
あれも、なかなかに楽しい名物だったが卒業しちまうんだなぁ。
[中庭に視線を飛ばすスティーブンに同意を示す。]
そういや、先生は今後はどうなりやした?
[前、飲みながら話した時は、今後のことを少し話した記憶があったから。]
(263) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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―南棟3階廊下―
[窓の外へ眼を向けながら、ふと廊下の先を見やる]
…、…――
[赤毛の隻眼――ドナルドが見えた。 まだ居たらしい。]
おい、お前。
[つかつか歩み寄ってから睨み上げ]
要らない噂話を広めるな。
[不機嫌そうにそう謂った。]
(264) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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そろそろ
準備、 しようかな …
(-53) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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……お、マスカットだ。当たりだ。
[自分も飴を口の中に放り込むと、素直に飴を受け取ったドナルドににへらと笑いかけた]
らしーね。何だっけ、青はおべんきょでピンクは恋愛……だったかな。私も青いの買ってみたらさ、受験合格しちゃったよ。結構、ご利益あるのかもね。
……使い古いしだけどドナルドにあげようか? 補修逃れられるかもしんないよ。
[いる? と首を傾げてみる]
(265) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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自分でそれ言うかよ。 ……でも、わかる、うん。
[サムズアップするメアリー>>257に、にや、と笑い返す。 同じクラスで、部活での行き来もそれなりにあれば、その辺りは言わずもがな、と言えるか]
だよな、しんみりするよりは、その方がいいし。 別に、二度と会えなくなるって訳でもないんだから。
[弱々しい本音には、ちょっとだけ苦笑]
あー、何となくわかる、それ。 意識しすぎると、変に固まるんだよなあ……。
[ため息をつくマーゴ>>258の言葉に、納得しながらうんうん、と頷く。 自分自身ではないけれど、そういう状態になってしまう部員、というのは、3年間でよく見ていた]
(266) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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――3ーB 教室前――
[中庭から聞こえてくる雄叫びが気になったのか、ドナルド廊下へと出て中庭を見下ろす。少女もつられて廊下に出て、中庭を眺めてみれば、そこにいたのは予想通りの人物で]
あー、やっぱ、ヘクターだね。 彼もいつも楽しそうでいいねぇ。
[ドナルドに合わせて頷く]
(267) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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[ガラス戸の向こう、生徒の姿も見えただろうか]
静かになるのは、いいことですよ。 ですが、彼が去ってもまた新しく生徒は入ってくるでしょう。それが学校というものだ。
今後、ですか。 まだ少し、考えています。
父の体調がやはり戻らないようですので。。
[視線をバーナバスへと戻す。以前そのことを話したのはそれほど前のことでもない。 父親の不調と、それに伴う帰郷の話]
(268) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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― 回想/3-B教室 ―
へぇ、そういう意味だったんか。なるほど。
勉強か、勉強ねぇ……―――。 いや、俺は進学予定はねぇから。 大学入っての御守りに、キャロルがもっときな。
[首を傾げる態度に、にぃっと笑って、また叶うなら子供扱いに頭を小突いたか。]
(269) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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>>257 泣きたいなら、俺の胸貸してやる。 そこから後もサービスでお楽しみしてやっても問題ないぜ。
まっ、卒業式は楽しみにしてくれ。 しみったれた空気を吹き飛ばすパフォーマンスしてやる。
(270) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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― 南棟2階廊下 ―
[3年の教室は南棟の2階にある。セシルが3-Cの教室へ戻ろうとしたのなら、出会ったのは2階の廊下か。 キャロライナに並んで、ぼぅとしていたところに、声をかられて驚いたように振りかえる。]
んぁ?要らない噂話ってなんのことだ?
[不機嫌そうな顔の薄紫に、思い至ることがないと言いたげなドナルドの顔が映る。実際、直ぐに直ぐ、放課後の音楽室の王子様の噂話には、かけられた言葉だけでは脳内回路が繋がらなかった。]
(271) 2010/02/25(Thu) 22時頃
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校長には、既に話はしてあります。 せめて、今の3年生が卒業するまでは、ここに留まるつもりではありますが。
で、バーナバスは、心変わりでも?
[酒の席。酒の味は教職についてから憶えたものの、いまだ酔ったこともなかった。 自制できる量しか飲まない、と決めているせいもあるのだが。 だから、その場で交わされた会話も、ちゃんと憶えている]
(272) 2010/02/25(Thu) 22時半頃
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あぁ、居たか。 お前の補習を手伝ってやれとドナルドに頼まれてな。
[いつもどおりの仏頂面で行きあったクラスメイトに声をかける。]
大体、後先考えずに旅になど出るからこうなるんだ。 皆勤賞とれとは言わんが、出席日数くらい計算しろと…
(273) 2010/02/25(Thu) 22時半頃
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―1階廊下・階段前―
――あそこまでは、聞こえていないのかしら?
[窓越し、中庭の楽しげな喧騒に奇妙な事象への不安が、 一瞬拭い去られたような気分になったけれど、新たな疑念が湧いた]
スピーカーなら、外にもあるはずだと思うのだけれど。
[廊下を真っ直ぐに進めば、スティーブンとバーナバスの姿が目に入り2人に向けて軽く頭を下げた。ちらと聞こえた単語が込み入った話のようにも聞こえて、耳にしてよいのか少し躊躇う様子を見せた]
(274) 2010/02/25(Thu) 22時半頃
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>>268
まぁ、いつまでもいてもらっても学校としては困りますからなぁ。
[静かになるのは…には相槌を打ちつつ、スティーブン自身の話題になると神妙な顔になった。]
親父さん、まだ悪いんスか。そいつぁ悩ましいですなぁ。 だけど、親孝行はできるときにしとけともいいますしなぁ。
[そういった自身は、もう、身内は早くにないこと、やっぱり彼には酒の席で言っていたことだろう。]
(275) 2010/02/25(Thu) 22時半頃
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>>272
いやぁ、私は、どうしましょうかねぇ。 このまま、居心地のいい場所にだらだらしてるのもなぁって思うんですが、
でも、どうも、ここも悪くない。
ちょっと情熱ってやつが足らないんですかねぇ。
[決して給料は高くない。 だけど、一人で暮らしていくなら文句はない。
むしろ、ここで、そういった目で、青春のバックアップをするのも悪くはない。
ただ、少し、物足りないな、と思うだけで…。]
(276) 2010/02/25(Thu) 22時半頃
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あ、やっぱわかっちゃう?
[オスカー>>266には うへぇ、と舌を出して声を漏らす。 かといって今更淑やかにするつもりも毛頭ないけれど]
そう……だねぇ。 ずーっと会えなくなる訳じゃないんだし? あーあ、言った側からしんみりしちゃった。
[視線だけで空をぐるりと仰ぎ、苦く溜息をつく。 それを払拭するようにぶるぶると大きく首を振れば、ツインテールが大きく揺れた。 それでもヘクターの>>270声に嬉々とした表情を見せて]
やっだヘクタん男前!困っちゃうわぁ
[しんみりした表情はどこへやら。 けらけらと声をあげて笑った。]
(277) 2010/02/25(Thu) 22時半頃
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[視界の端、グロリアの姿が目に入る。頭を少しだけ下げた。 神妙な表情を見せるバーナバスへとまた戻し]
まあ、年ですしね。 定年して、第二の人生は今からだと言ってすぐの入院でしたから。 親孝行も、できるといいのですが。 孫の顔を見せろと、よく電話がかかってきますよ。
アトラナート先生、どうかなされましたか。
[戸惑った様子のグロリアへと再び目を向けた]
(278) 2010/02/25(Thu) 22時半頃
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― 南棟3-B前廊下 ―
だから、 ……王子様がどうの、 といった話だ。 3-Aの…ミッシェルから聞いた。
[腕を組んで、睨むのはそのまま。 隣に居たキャロルを見ると、 不機嫌そうな色をやや抑えた。]
(279) 2010/02/25(Thu) 22時半頃
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―視聴覚室前での事―
[伝わらずともあえて心労の種を掘り起こす真似はしなかった 鍵が、という言葉は聞こえていたが、]
故障にしては、なんか嫌な感じでしたけども。
[どうせ誰かが入ったなら空いているに決まっている。 だから特に思いとどまりはしなかったのだが……]
(280) 2010/02/25(Thu) 22時半頃
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