人狼議事


275 突然キャラソンを歌い出す村

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【人】 蝋燭職人 フェルゼ




なぁ、なぁ、あのさ。
  おれの、ほんとのかあさんととうさんは、ここにはいないんだろ?

      ……ううん、ちがう。

             おれは、それでもいいよ

 ありがと… …… な… …
 

(284) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

――――――… 君は夢を見ている …――――

(285) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ これは物心ついて少しした頃の夢。

 青い空、久しぶりの外の景色。
 幼少期特有の感覚で気配を探るために、ここにきた。

 "あの事件"が起こる直前のことだ。目覚めた狼がいるはずとの情報を得て、探しにきていた。

 そして、俺はこの時、"君"に逢い。>>3:32
 わけがわからない、と思ったまま、記憶に静かにしまいこんだ。>>3:35
 

(286) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ



ああ、でも。
 誰だかしらないけど、よかった。

でも、呼ばれてたのは、誰だったんだ――?

あれだけ喜ぶなら、心配だったんじゃないのかな……
 

(287) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

――――――… 君は夢を見ている …――――

(288) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ これは物心つく前の夢。

 真っ暗闇、無音の空間。
 心臓の音は、重なって一つ。

 誰かが居るような気配。けれどそれはあまりにひとつすぎた。

 確信は一度たりとて持てないまま。
 何も知らずに、運命の歯車だけが回る。]
 

(289) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ




『当主は一人でいいだろう』
 『もうひとりは――……』
 

(290) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[そうして、この中で俺だけが
 俺に双子の兄がいる事を知らされなかった。

 いつか会うだろう彼に、
 その時は敵だろう彼に、

 躊躇いなく弓を引くためだけに。]
 

(291) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

――――――… 君は夢を見ている …――――

(292) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[座敷守家長男は、幼い頃より一人で育てられる。
 故に、それを疎んじた一派に連れ出された"弟"は愛された。
 隠し通し守ることももちろんだったが、
 それ以上に人間に支えられて生きた。]

[人間は人狼の餌である。
 次男に教え込まれる"事実"。

 人間は人狼を倒さなくてはいけない。
 次男に教え込まれる"現実"。

 人を愛させなければ、人は守れない。]
 

(293) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[幼少期、
 周りは知らない大人ばかりではあったが、穏やかに育てられた。
 熱を出せば甲斐甲斐しく看病され、
 冷たく甘いりんごを剥いてもらうのが密かな楽しみだった。]

[小学校。といっても、《組織》の私立学校だ。
 本格的に能力を伸ばす教育が始まった。
 射撃、感知、人狼に対する知識の教育。
 その頃は知らなかった血のおかげか、
 基礎能力と評価は高く、よく褒められた。

 ここが自分の居場所と思えた。
 狼を狩るために自分を使うことが、何より正しいと。]
 

(294) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[中学校。一般の私立に入学した。
 処世を覚えた。男女ともに話しかけ、言葉を変え、
 必要な人間関係の構築や情報の入手をする。
 充分な容姿を持っていたからか、外の学校でも問題なかった。

 もちろん狩人の訓練は続いていた。
 この頃が一番つらかったが、楽しかった。]
 

(295) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[高等学校。仕事が始まった。
 赤子の頃から馴染んでいたのもあって、
 中学を卒業することには戦力として数えられていた。

 高校生程度の若者は格好の的になるようで、仕事の出番は多かった。
 同じ年頃のほうが、潜り込みやすい。
 相手も油断しやすく、情報を引き出すのにも有利。
 若干場馴れが過ぎて自信家の皮肉屋になってはいたが、
 教え込まれた処世術は多少の衝突をスパイスに変えた。

 一年生、初仕事は半年かかった。
 二年生、四箇所を回った。

 ――― そうして三年生、 は。

 本格的に人狼の噂が出回り始めた桜守学園だ。使命感にかられていた。そこに "Heroine"が、そして"標的"が―――、いるとも、知らずに。]
 

(296) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[神寺フェルゼは、俺は。これまでの人生で兄の知らない経験を繰り返してきた。突然の離別、人の愛、暖かな眠り、小さな甘え、微かな嫉妬、戦闘、処世、力の使い方、他人との触れ合い―――そして今。]
 

(297) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

――――――… "君"は夢を見ている! …――――

(298) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[今、座敷守亀吉は今までの神寺フェルゼの人生を、夢見ている。

 双子の兄は、
 ――病院のベッドの上、
 ――意識を失う重傷、
 ――腹部の傷、
 ――人狼化を促した人狼の再度の襲撃、
 ――手加減されたそれからの回復、

 双子の弟は、
 ――病院のベッドの上、
 ――意識を失う重傷、
 ――腹部の傷、
 ――人狼の襲撃による人狼化、
 ――それによる臨死よりの復活、

 同時刻、同場所で、
 同じ形で、意識をの混濁があり、
 ―――― そう、その意識は、"混濁する"。]

(299) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[それは個人に限ったものではなく、
 ―――― 兄と弟の間で行われ、 その混濁した意識が整理された時、 恐らくお互いに、その"夢"から覚めるのだろう――…。*]

(300) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【独】 蝋燭職人 フェルゼ

/*
目覚めるとこまで行きたかったけど流石に寝たい
リアルに起きたらあざとクロスカウンターのつづき……

ロイは頑張って**

(-3097) mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃

【独】 友愛組合 チアキ

/* >>278 謎の破壊力があった…

双子の対照的な歩み、尊い 尊いしか言えない…
語彙のないオタク…
起きた時の反応にわくてかが止まらないな…

おつかれえええおやすみ!

(-3098) kmcnb 2018/04/08(Sun) 05時半頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

mmsk 2018/04/08(Sun) 05時半頃


【独】 トレーサー キルロイ

/*
エモ……えっ エモくない……?
普通にめっちゃ読み込んでしまった……。あのソフィアがざくろももくんを案じてたのが今になって本人に届くの、あまりによくない……???

応援ありがとう。でも自分でも本当に正気なのかわからなくて……

(-3099) 37m0 2018/04/08(Sun) 06時頃

【独】 負傷兵 ヒュー

/*
すすすまん体調崩して健康していた
そしたら3000超えてたどういうこと?
アニバーサリーさくらこは確認した
おめでとう…

(-3100) wallace 2018/04/08(Sun) 06時半頃

ヒューは、ぺ…ページ数が100…こえてる…(驚愕

wallace 2018/04/08(Sun) 06時半頃


【人】 トレーサー キルロイ

[♪ ピアノのみのバラード]


 死を与えるために育てられ 生を奪うために求められ
 ありふれた日常を生きるには あまりに汚れすぎた
 すべてを洗い流すには 冷たい雨では足りない
 生まれながらの定めの禊ぎには 血か涙が必要だった ♪

[花見のお弁当に向けて料理の特訓をするソフィア。
味見をすると、少し焦げた味がしたけれどおいしかった。
瓶が空かないと言うので手伝ってやる。
いつもはチアキの役目なのだろうと思うと、
あいつのことを羨ましく思った]

語り:チアキの退院日が決まり、その日に花見をすることになった。もう葉が混じった桜でも構わなかった。あるいはこれからの新しい人生を思わせ、決して悪くなかった。しかしその退院日は、俺が"院長"に話をつける、ちょうど翌日だった。「悪い、もしかしたらちょっと遅刻するかもしんねー」とソフィアちゃんに言うと、何も知らないソフィアちゃんは、「大丈夫だよ」といつも通りに笑った。

(301) 37m0 2018/04/08(Sun) 07時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[SE 嵐のように止まない銃声]

[♪ 吠え猛るディストーションギターからロックに]

[ドラム缶の後ろに滑り込み、追手に打ち返すロイ
投げ込まれた手榴弾を速やかに投げ返し、先へ急ぐ]

♪飛び交う銃声 歌うは悲鳴
 Search & Destroy 身を焦がして

 閉ざす感情 購いの宿命
 Like a Machine 命散らして

 それでもそう これで全てが終わる
(My destination is)
 花びらのように 命散らしながら
(the cherry blossom in the wind) ♪

(302) 37m0 2018/04/08(Sun) 07時頃

【人】 トレーサー キルロイ



 Ordinary 手を伸ばしても
 (Dis)ordinary 届かないと思ってた
 キミがくれた やわらかな光が
 闇の中 迷える俺を導いた

 Ordinary 仮初めでない
 (true) ordinary 本物の日常
 キミがくれた 熱い炎が
 雨の中 戦う勇気をくれた ♪
 
語り:あれで銃を執るのが最後だとは、あまりに甘い考えだった。俺が本当の日常を取り戻すには、これまでの日常を清算しなければいけなかった。あまりに大きなツケだ。俺は多くを知りすぎていたし、敵が多すぎた。俺を育てた"孤児院"は、平和な日常などというものを決してゆるさなかった。

(303) 37m0 2018/04/08(Sun) 07時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[爆発、炎上する建物。
煙のなかを突き破る漆黒のバイクを走らせるのはロイ。
追手の車が4台、ロイを追撃する。
ロイは目を細める。
追手の中には、同じ"孤児院"で育った、
ナナオ、ガモウ、アラン。
懐かしい顔ぶれだ、とロイは思った。
この裏切りの代償が、決して安くないことを受け止める]


 死を与えるために育てられ 生を奪うために求められ
 戦いばかりの毎日は あまりに乾きすぎた
 かつて共に戦った 殺戮者たち
 一人また一人 死にゆく中で 唯一の理解者だった ♪

それでも俺は、日常を生きる。

(304) 37m0 2018/04/08(Sun) 07時頃

【人】 トレーサー キルロイ


 それでもそう これで全てが終わる
 (My destination is)
 花びらのように 命散らしながら
 ("Sakura" in the wind) ♪

[港湾地区のカーチェイス。倒壊するクレーン、コンテナ。
アランの正確無比な狙撃をハンドル捌きと急加速でやり過ごしながら、
ロイは振り返りつつ拳銃を撃つ。]


 Ordinary 手を伸ばすことすら
 (Dis)ordinary 許されないと思ってた
 キミがくれた やわらかな光が
 闇の中 迷える俺を導いた ♪

(305) 37m0 2018/04/08(Sun) 07時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[高速に出る。
直線の道路にアランの銃弾は容赦なくタイヤを捉える。
ロイは速やかにトレーラーに飛び移る]


 Ordinary 特別でない
 (Just) Ordinary ありふれた日常
 キミがくれた 熱い炎が
 雨の中 戦う勇気をくれた ♪

[同じくトレーラーに飛び移るのはガモウ。サブマシンガンを連射する。はじけ飛ぶロイのフルフェイスヘルメット。防弾チョッキが銃弾を受け止めるが、
すさまじい衝撃にうめき声を上げる。折れる肋骨。
拳銃の弾は切れ、手にしたナイフ一つで飛びかかるロイ。
激しい格闘戦の末、ガモウはトレーラーから落ちる]

(306) 37m0 2018/04/08(Sun) 07時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[射殺されるトレーラーの運転手。制御を失ったトレーラーは、
ガードレールからまっすぐ転落する。ロイはトレーラーの屋根にしがみつく。]

語り:死んだ、と思った。俺に日常は贅沢すぎる悩みなんだと。けれど、生きたかった。生きたかったんだ。これほどまでに生を渇望したことはなかった。機械のように敵を殺し、機械のように機能を果たすのが俺だった。そんな俺が、こんなにも、生きたいと思うなんて。乱れた呼吸、軋む身体に鞭を打ち、立っているだけでも精一杯なのに、俺は笑っていた。

[倉庫街。車が俺を取り囲む。男達がロイに銃を向ける。
ナナオはロイに呼びかける]

「諦めな。今ならアタシがボスに頼んでやるよ」

語り:俺は笑っていた。身体が熱かった。いつの間にか全身の痛みはどこかにいってしまった。これが最後でいい、俺は日常に手を伸ばしたんだ、なんて思わなかった。生き延びて、必ず、また再び二人に会って、そう、今日は花見なんだ。笑っちまうが、一応主役なんだ。主役の俺が欠席するだなんて、そりゃ、だめだろ。

(307) 37m0 2018/04/08(Sun) 07時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[夜が明ける。まばゆい光が差し込む]

待っていてくれ、チアキ、ソフィアちゃん。


 Ordinary ひとりじゃない
 Ordinary もうひとりじゃないんだ
 キミたちがくれた あたたかな光が
 闇の中 迷える俺を導いた

 Ordinary ひとりじゃない
 Ordinary もうひとりじゃないんだ
 キミたちがくれた あたたかな光が
 ここにある もう俺は迷わない ♪

(308) 37m0 2018/04/08(Sun) 07時頃

【人】 トレーサー キルロイ

―学校―

悪い、遅刻しちまったわ。
待たせちまったな。

[笑う。いつも通りのように。服はボロボロだし、ちょっと声を上げて笑うだけでも全身がバラバラになりそうなくらい痛む。けれど、それがなんだっていうんだ。]

(309) 37m0 2018/04/08(Sun) 07時頃

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