30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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ロビンは、否、多分もう狂っている。
2010/09/07(Tue) 00時頃
トニーは、膝を曲げた横坐りの姿勢で、ルーカスを見上げた。
2010/09/07(Tue) 00時頃
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[下卑た笑いを口許に浮かべ、従順に奉仕する少年の短髪をがしりと片手で鷲掴みにした。
与えられた仕打ちでねじ曲げられた性根。 大事なモノでないのならば、ひどい仕打ちを与えることに何処か歪んだ悦楽が湧く。]
…コッチの方も、随分優等生じゃないか。 [快楽にはあまり慣れてはいない。 次第に熱と硬さを増しながら、はぁと思わず吐息を零した。]
(241) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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/* ロwwwビwwwwンwwwwwww
そこwwwww突っ込みwwww入れるなwwwww
アクションシンクロしすぎだろうがwwwww
(-49) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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ナイフで……って。
[切れ長の目を大きく見開く。 その目に映るトニーの様子は何かに浮かされているように見えて]
[再度、トニーに促されて、ナイフを手にした。]
利き手じゃない方を出して。
(242) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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[差し出された手の甲に、刃を突き立てた。]
(243) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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トニーは、ルーカスに左手を差し出し。刃の苦痛に、顔を歪めた。
2010/09/07(Tue) 00時頃
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―医務室― [膝の上で踊るロビンにはご褒美を与えようと一層合わせて突き上げてやる。 とはいえ、白い花を咲かそうとして揺れるロビンの茎をしっかりと握り締めて 開放させるつもりはない。耳元で囁くのは甘美な餌。]
二人ともイかせたら。イかせてやるよ?
(244) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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/* んー。ロビン絡みのアクションじゃないのかね?
だとすると、だいぶん厭な気分になるんだけどな。 ま、でもそういうのは私もしてるか。
ただ、別の舞台から介入しないでよって話。 いや、これが私の邪推にすぎなくて、 ロビンが自らのどこかに対して [ロビンは、否、多分もう狂っている。]ならいいんだけどね。
その時はこんな風に疑ったことを謝罪するよ。
(-50) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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[ご馳走むさぼる獣二人。眼底の赤い輝きを見合わせて笑う]
(*3) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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[視線かち合うお互いは、既に忠実な薔薇の猟犬。
捕らえた可愛い獲物ちゃんは、 食い荒らして捨てるもよし、調教して飼いならすもよしかと。]
(*4) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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[持て余した熱をどうにかしたくて。 ぎりっと、机に爪を立てる。
怪我した指先がずきりと痛んで、白い包帯に滲む朱]
……っ。
[痛みに、先程とは色の違う溜息が口を付いた]
(245) 2010/09/07(Tue) 00時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 00時半頃
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――夜/薔薇園→玄関―― [突き立てられた鉄の苦痛に、荒い息を吐く。 じわり滲み出す血の赤。 見つめればそれだけ情欲が掻き立てられそうに感じ、目を逸らす。 痛みは次第に強くなっていくものの、意識と視界は、どうにか行動できる程度まで回復していた]
あり――がと、ルーカス。 マシになった、痛いのは痛いけど、ね。
さ、早いところ、ユーリィを連れて帰ろう?
[そう言って無理に微笑を形作り、ユーリィの細い両脚を抱えた]
(246) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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―医務室― [ドナルドに髪を鷲掴みにされる、その仕打ちも白熱に燃料をくべる結果となる、際限のない無間地獄(タンタロス)。 自分の奉仕でドナルドが快感の溜息を吐けば、満足げに眼鏡の奥の瞳を閉じる。]
(247) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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…はぁ……ぁ、ッ! [普段小言しか零れぬ唇に与えられる快感に耐えきれず、 ガシリと髪を掴んで、無理やり喉の奥まで深く捩じ込む。 咳き込もうとお構いなしに、いやそれにすら酷く感じて、激しく口内を犯し尽くした。]
(248) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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―医務室―
ふ ――
[背後でサイラスの突き上げが再開され、鼻に掛かった甘い啼き声を洩らす。 けれども、根元で堰き止められた欲望は開放されず、イきっぱなしの苦痛に啼き声は嘆願のいろを帯びる。 耳元の囁き、熱の開放という餌をぶら下げられて、虜囚は持てる力を振り絞ってふたりへの奉仕を続けた。]
(249) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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[天の彼方、卵の殻の外から聞こえた呟きが
どうだろうね、と云う。
どうだろうね、と少年は返す。
――其れが真実その通りのものであったならば
少 もかの す、にう は年 し るいて にで とんほ いな れ っるく
(-51) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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大丈夫だね?トニー。
ごめんよ。後でユーリーと一緒に傷の手当てをしよう。
[それでも笑顔を見せるトニーの頭を、撫でようとして手を伸ばしかけ]
(250) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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[その手を肩に回して、力一杯抱きしめたい衝動]
(251) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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ルーカスは、思わず、差し伸べ掛けた手を引っ込めた。
2010/09/07(Tue) 00時半頃
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[自身の好みは調教して飼い慣らす方向である。
甘い蜜は長く吸い続けるほうがいい。尤も自分はここにいるのは あと半年だから、そのあとはドナルドの好きなようにと、眼が笑う]
(*5) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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―医務室― [口腔内の肉の兇器が更に深く喉に捻じ込まれる。 サイラスの時よりも激しい突き上げに、最早覚えたての技巧を尽くす余裕もなく。 苦しげな嗚咽を洩らして咳き込もうと、強く押さえ込まれた頭は動かない。 ぎゅっと閉じた目蓋から、止め処なく涙が溢れた。]
(252) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 00時半頃
トニーは、ルーカスに苦笑して、首を振った。「傷、治ったら、ね」
2010/09/07(Tue) 00時半頃
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[子供に飴を与えるのは得意な方ではない。 手中に収めるつもりならば、任せる気ではあった。
ほんとうに欲しいものは、今はひとつしかなくて、 それに手を伸ばすだけの勇気が今はまだないから。]
(*6) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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──… ディーン
[名を呼ばれると胸が甘く痛んでざわめく。 呼び返すラルフの声には、もう咎める響きは混じらない。
脱いで欲しいかと言う問いの答えはYESだ。こくりと頷いてもう一度掴んだ布地を引くだけのつたなく臆病な返答。]
(253) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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[シャツは容易に取り去られ、けれどもアイマスクは取り去られないままだ。 くちびるで識ったディーンのくちびるが、布越しにしか触れた時感じたのは、不可思議な不安。見えない事も怖い。けれども、目尻に溜まった涙を見られてしまう、ディーンの紫水晶に映ったラルフ自身の姿が見えてしまう事はとても怖くて──心が揺れる。]
……愛らしい 所なんて
[何処にも無いはずだと思う。 頬をすべり、首筋から降りて行くくちづけ。うなじに触れるくちびるの震えは、ディーンが微笑んだような気配。熱源に添えられた手のひらの感触に、息を零しながら。おそれながら、ラルフはアイマスクに手を掛け、そろりとそれを取り去ろうとする。黒い布地の隙間から、そっと、くすんだ銀灰色の眼差しでディーンを見上げた。]
(254) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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血……止まってたのに。
[包帯に滲むそれに魅入られたように、翠を向ける。 包帯を解き、ぱっくりと開いた傷口から湧き出る朱に唇を寄せて]
…………消毒しないと。
[食堂でのディーンの言葉を思い出して、 朱が滴りだした傷口に、ゆっくりと舌を這わせた]
(255) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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――夜/玄関→自室―― [苦心しながらも、どうにかユーリィの身体を玄関まで運んだ。 あとは、と寮内に目を向ける。静まり返った廊下は、他の場所で何が行なわれているのか、想像する余地も無いほどで。まだ固まらない傷口を押さえ、ルーカスに振り向いた]
じゃ、行ってくる。すぐ、戻ってくるから。 ユーリィ、気づきそうだったら、ルーカスが安心させてやってて。
[そう言って、ユーリィに視線を一度投げると、建物の中へ*走りこんでいった*]
(256) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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……くぅ、っ!!
[先に果てたのはこちらの方。 どくりと強く脈打って、男臭い濃いものを少女が如き可憐な唇の奥へとぶちまける。
荒く肩で息をして、脱力。]
(257) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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―医務室― [流石に長時間裡に留めているのはある程度慣れているとはいえ、限界に 近い。ドナルドと視線を合わせ。口の端が上がる。 もうそろそろいいだろうと伝える。ドナルドの激しい動きについて いけなくなったらしいロビンの目許の涙を指先が掬う。 ドナルドが鞭を与えるのならサイラスは甘い飴を与えるがごとく 一層激しくロビンの内部を穿つのは両者ほぼ同時に白濁と薔薇の香を 内側に注ぎ込むと握り締めていた白い茎の花を刺激を与えるがごとく 弾いて
―大輪の白い花。蜜が解き放たれて 咲かせた―]
(258) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/07(Tue) 00時半頃
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─ →玄関横 ─
ああ、気をつけていっておいで。 誰かに見つからないようにね。
[ユーリーの着替え等を取りに行ったトニーを見送って、一旦ユーリーを地面に横たえる。]
トニーも俺も、おかしくなりかけた。
ユーリーのお相手は、きっと相当おかしくなってやがったんだろうな。
[泥に汚れたユーリーの髪を、指で梳いてやる。]
戻って来いよ、ユーリー。トニーが泣くぞ。
(259) 2010/09/07(Tue) 00時半頃
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[自分が欲しいものは半分手に入れて、残りは手に入れていない。 もしかしたらそれは満たされることがないかも知れず。 あくまで快楽だけを与えるのは代用品でしかない――…]
(*7) 2010/09/07(Tue) 01時頃
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泣くのは、俺一人で沢山だ。
[何かを思い返すように、苦い顔で呟く。 トニーが戻るまで、薔薇に囚われた少年の髪を*撫で続けていた*。]
(260) 2010/09/07(Tue) 01時頃
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[臆病な願いも、相手の願いは叶えようと気を配っていれば、何を願うかは識れる。ラルフの性器に触れていない方の手は、己の服を、一先ずはシャツだけ奪って。]
―――……そういう反応や仕草も可愛く想うがな。
[おずおずと窺うように、アイマスクの隙間から此方を伺う灰銀への感想。 それに映るのは、モノクル越しでない、情欲に濡れ濃い紫。 クツっと喉を鳴らし、微笑んだあと、素肌の胸と胸を合わせれば、互いの鼓動が重なりあうが判るか。]
識りたいのなら、全部見れば佳い。 私が、お前をどんな貌で、求めるのか。
[指先は密やかに、ラルフの下穿きの隙間から直に熱源へと触れる。 既に起ち上がったそれの茎に指を絡めて、ゆるゆると揺すり始めた。]
(261) 2010/09/07(Tue) 01時頃
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―医務室― [涙を掬う指も分からぬほどわやくちゃになって、二つの肉体の間で激しく揺さぶられる。
突然青臭い迸りがどくりと喉奥を打って口腔に溢れた。 大きく開いた唇の端から白い濁りが溢れて、顎を伝って滴り落ちる。
同時に後孔にもサイラスの熱い滾りが注ぎ込まれて。 白い花を解かれた熱が一気に咲いて散った。**]
(262) 2010/09/07(Tue) 01時頃
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