25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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私はイビセラ、ロビン
ひとつ目論見叶ったと謂うてみよう 主さま居らねば 喰らうは高嶺の華ひとつと
……そう謂う案もあった故
(+35) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
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/* …あああ。 蜜蝋さんが避けようとしていた事態まで起こしてしまった。 回想ってつけなかったのがいけませんでしたか。 これは無理に動くと混乱広げる…? 邦夜様の反応だけ少し待たせて下さい。
月曜からのもあり。今回は申し訳なさすぎが。
(-51) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
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門下生 一平太は、本屋 ベネットに二杯目を淹れる手もその時完全に止まってしまった。
2010/08/07(Sat) 12時半頃
本屋 ベネットは、門下生 一平太が明らかに茶を零しそうだったので手元だけちょっと手を伸ばして水平にしてやることにした。
2010/08/07(Sat) 12時半頃
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えぇ、少し…探りを入れておきましょう。
[くつと小さく哂う声。]
(*10) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
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現世に残すもの… 残さずとも良いと、思っていたから。 何も。
背など、横になれば関係ないように思うのですが。
[花を見下ろして、少しばかり考える。 肩に置いた手で、首筋へと触れる。
目論見を語る言葉に触れた指に少し力が篭る]
その案が通らず、良かったと。
――ロビン。
[欲しているのは自分かと、裡に篭る思いに片方の手を自身の胸に当てた]
(+36) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
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…――――白鳥は、
伝承から 逃れられなかった、らしい。
[さらり、と 黒髪が流れ俯いた。 言葉少なだった鵠はしかし ――イビセラの言葉に目を見開き、紫苑色で、睨む]
(+37) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
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なるほど、天満月の。 それで合点が行きました。
[一度ここで改まって。]
わたくしも、古い言い伝え故半信半疑で居ましたが、 かつては、奴ら人狼に対抗すべく四つの家が在ったと。
獣祓いの北の乾、見極めの東、看取りの西。 そして南は…既に絶えて久しく。
看取りの西は、高嶺の。 当主が朧は…世間欺くわたくしの影。 同じ血を分けた兄弟ですが、彼には何も知らされておりませぬ。
見極めの東は、天満月家に伝わっていたのですね…。
(144) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
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そう、――睨まれますな。
それが病からか本心ゆえかは別として。 いま現には高嶺様は生きていらっしゃるのだから。
それよりも。 いまだ残る獣にかからぬかの方が心配でしょう。
(+38) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
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/* あ、捏造されておる
どちらかというと獣払いは守護かなと思っている
だって賞金稼ぎは誰でも…
(-52) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
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記者 イアンは、ランタン職人 ヴェスパタインの口上を聞き、屋敷のものに茶を頼んだ
2010/08/07(Sat) 12時半頃
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南の家の負う役目は、どんなものかは伝わっておりませぬ。 …それがあれば、獣達が蔓延ることはないだろう…とは。
(145) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
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たまには道連れでなく、手負いの狼が誰かを、というようなのをやりたい。
いや賞金稼ぎ希望したことないんだけど。
(-53) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
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[廊下の窓から庭を見下ろしながら、 鳥が思うのは冬に凍える駒鳥を慕っていた若桜の事]
幸得……。 取り乱してなければよいけれど。
[同年の学友を想うと、いつしか自然に。 彼が刷衛の元に身を寄せている事を知らない雛鳥は、 花が住まう棟へと足を動かしていた]
(146) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
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[イアンが差し出した紙を覗き込む。]
……死した人狼の影……?
[じ、と霞の月を見つめる。]
え?見極め……? ええと。俺難しいことはわからないですけど…… 俺以外に家族で発作起きる人、居ないんだけどな……
(147) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 12時半頃
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…確か…ロビンが法泉殿が 「喰おうとするなら報いを」と言っていたと ……それが獣祓いの…か。
[霞の話に思い当たることがあり口にして]
……法泉殿こそ既にないが 見取りと、見極め。二家がこのように 揃ったことはきっと吉兆
……二人に改めて協力をお願いしたい
(148) 2010/08/07(Sat) 12時半頃
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記者 イアンは、さすらい人 ヤニクの現に「隔世遺伝のさらに間隔が広いこともあるのかもしれん」と
2010/08/07(Sat) 13時頃
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/* メモ相談嫌いな方、ごめんなさい。 でもこのまま動いて傷広げると立ち直れなくなりそうで。
吊られる為の動きも。できるか不安が。
(-54) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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何も……? 血の繋がりもあったでしょうに
……背は、そうやもしれません 実の所 唆しも後押ししていましたが。
[首筋触れた指、促されたように顔を上げた。 それから、白い鳥に視線を流し]
案はどの道先送り 先ずは忌わしき使者の片割れをと ……謂うてあったのを
二人に独断で 私が主さまを。
(+39) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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さすらい人 ヤニクは、記者 イアンに ……そうなのかな、と頷いて
2010/08/07(Sat) 13時頃
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― A棟 幸得の元いた部屋 ―
[こつこつ、と。 怪我をしていないほうの手で、戸を叩く]
いない、のかな……?
[こつこつ、 こつこつ……]
[叩けど返答のない扉に、鳥は小さく息を吐いた]
(149) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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記者 イアンは、さすらい人 ヤニクのそうなのかなと言う声に、そうなのだよ、きっと、と笑って
2010/08/07(Sat) 13時頃
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高嶺さまには、 選んだ花の一輪散ったさまを 見せ付けて
そう煽ったのはかの人
私は其れに乗っただけ 其の後どうする気かまでは知らねども 嗚呼、元は花故に
人を誘い捕らえる術は 芽吹いたばかりの私とは、比べようも無い
今も ……声が
(+40) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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―日明けし朝・高嶺の部屋―
[それは夢か現の狭間。
りん――浅い眠りからその狭間へ誘う音は、鈴の。
振り返り見ると、そこに広がる世界は、空の青と海のあを。
りぃん――また、どこからか鈴の音が聴こえた。
青とあをの狭間を、白い鳥が翔けて逝く。]
鵠っ……――!!
[思わず彼の人の名を呼んだ。 伸ばした手は届かずに、空を掻いた。
――去来する感情の名は 哀しい 。]
(150) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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/* ぐたのひとがさすがすぎる。 ほんとうさすがすぎる。
あっ、そうですよ。よく考えたらレオンハーツ組ですね!
…そりゃあそういう意味で相性いいわけだわ。
(-55) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 13時頃
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…では、よろしく頼む。
[告げて、しばし男は微睡みに消える*]
(*11) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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―回想・広間―
[水平に戻される茶器が立てた小さな音でハッとなる]
申し訳ありません。
[手を戻して、跳ねさせた分は布巾で拭い。 茶器を戻してから視線を落としたのは腰にある友に借りた白鞘巻。獣が人を喰らっているならばこれは返さなければ。 明之進と邦夜と、一時に両方へ命を傾けることはできない]
(151) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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― 仏間 ―
[そして、男はカッと目を開けて、立ち上がる。 託されたものは、あの鈴。
そう、運が悪いものが死ぬ、といいながら、 それでも、これは……。]
早く、済まさねば、犠牲が増えるのみ……。
[相棒からは何の連絡もない。 彼がどれくらいの経験者かは、まだ図れぬが…。 猪突猛進な部分、心配であった。
のとき、ロビンと法泉の報告を使い人がもってくる。]
ロビンは、狼だったか…。
(152) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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…―――――
[睨んでいた眼が、 一瞬、揺れた]
霞月夜 か
それは……―――
[りん、と鈴が鳴る]
(+41) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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/* メモでは返って来ない。そのまま流せということでしょうか。 本郷様、巻き込みごめんなさい。
武器も手放す。命は削って邦夜様の所へ。
(-56) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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…えぇ。微力ながら。 [イアンへと畏まって頭下げつつ。]
因果なものです、わたしには…生きたものの見分けはつきませぬ。 私の力を使うときには、あやまちであろうと…もはや手遅れ。
天満月さまのものだけが、役立てばよいのですけれど…
(153) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 13時頃
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[眉を寄せる。 ロビンはセシルに種を植えただろうか。
もし、それでセシルが懐妊していたのなら…。 彼は、センターからは保護対象に入る。
もちろん、この閉鎖空間が解かれた時に生きていればの話だが…。
そして、その身はセンターの対象施設に隔離され、生まれる子どもへの関与が始まる。 そもそも無事に生まれる可能性は低い。元が病原による妊娠出産になるのだから。そして、無事に生まれたとしても、そこでセンターからの管理が施される。 それがその子にいいことか悪いことか、もうわからぬ。それが嫌ならば、ただ、孕み主はセンターから逃亡するしかない。]
(154) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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……うん。
[イアンの協力してくれるかとの問いには頷いて。ちらり、霞月夜を見る。]
(155) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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何処に行ったんだろう。幸得……。
[思案するように扉の前に立ちつくしていると、 見かねた家人に、部屋の主が刷衛の元にいると教えて貰って]
刷衛さまの元に……? なぜ……。 ああそうか。彼も、もう。一人じゃないのですね。
[ありがとうございます、と家人にお礼を述べて。 そろそろ主も戻るころかと、一度鳥籠へと戻る]
(156) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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……髪を同じに結えば良いと かの人に。
[鈴の音にそうと取れる答え]
ボクの、巣箱から 雛鳥を浚っていった月は 私の花開くを待っていてくれたひと
真意は知らぬが 彼も、彼も
望みは望んだ数だけ 願いは願った数だけ 手に入れる
(+42) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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血など。 今の世にはさほど重要ではありはせぬ。
それに、どちらにしても残せなかったのですから。
[父はどうであろうか。 自分が亡くなれば、又新しい子を作るのかも知れずと]
元は花、霞の方か。 あの方は――。
[夢で契った相手。夢と思えばこそ。あれはただ一度だけのもの]
(+43) 2010/08/07(Sat) 13時頃
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