233 逢魔時の喫茶店
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[ホレーショーの足元、マドレーヌの匂いを嗅いだり寝転んで踝あたりへすりすりと懐いて過ごしていた猿が、上を見上げた。 ホレーショーの笑顔に真ん丸な瞳を揺らして、 カリ、と爪を噛む]
…なぜ…?
[望まれて、断る選択肢はないのに、 まるで時間稼ぎのように尋ねる]
(94) 2015/08/08(Sat) 01時半頃
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聞いた限りは、甘いはずだからねえ。
[眠たげにもったりした喋りが、いくらか滑らかに。 カクテルを求める際も 大分目が覚めて、差し出されたゴールドカラー>>*30 きっと甘い筈だから、視線だけ、視線だけ。]
……… 俺は飲めないからな。
(+66) 2015/08/08(Sat) 01時半頃
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ふ、ぅん。
[約束したもの>>89、といえば、ひとつしか思い至らなくて。 自分に言ったのだろうというのはすぐにわかっても、飛びつくのは恥ずかしい、気がして。 なるべく、気のないふりなんかしてみたりする。]
マスターは、外へ。 戻る、と思う。
[ほら、マスターに用事、なら。オレが食いつくのはおかしな話だ**]
(95) 2015/08/08(Sat) 01時半頃
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[平静を取り戻すまでに、秒針が何周か進んだ。 氷の入った水と、用意したのはコーヒーフロート。 それぞれをトレイに乗せて、テーブルに運ぶ。] 外、そんなに暑かった?
[何テンポも遅れてから、ゴロウにも挨拶と声をかける。 約束を果たしに来たというなら、>>89 接客はその相手に任せるつもりで。>>91]
(96) 2015/08/08(Sat) 01時半頃
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穴が空いたら、困る。
[>>+61困る、困るな、止めよう。 横顔を注視していた視線を幾らかずらして でも、指>>+64は離れないから、頬を擦るのは止めない。 そちらは、困る、と言われていないから。]
あんたが、そういう顔するから。
[表情については、ただ、ことばに出来る範囲。 視界の端、だって、あんたは泣きそうだ。 唇を震わせて、眉を寄せて、ただ涙が零れていない。 そう見えてしまえば、眉も下がる。]
はは。 獏の添い寝か、そりゃあ正攻法だねえ、良いな。
[リツの我が儘に、洩れる笑み声は 伝承に触れられた感覚で、つい、眉の角度も緩んだ。 なんだ、そんなの、叶えてやるに決まっている**]
(+67) 2015/08/08(Sat) 01時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2015/08/08(Sat) 01時半頃
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[>>+63 今より眠くなるのか。 と、そんな呟き。 こんな風に眠いのは、 にんげんじゃ、ないからだろうか。 ――どんな格好を、しているのだろうか]
多いって言うか、 変わった客、ばっかり。
[とはいえ、それは嫌いじゃない。 今、一番はこいつだと思っている。]
――っ、けほ
[こいつ、素か。素なのか。恐ろしい。俺の心臓はもつのか。]
そ、か。――…マジか。吸血鬼が、ひとを、襲って?
(+68) 2015/08/08(Sat) 01時半頃
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あー……えっと ゆっくり、してって。ふたりとも
[店主の不在については、コテツの説明通り。>>95 ヴェスパタインの、予想外に早い来店については。 何とも言いようがなく、ただ。
――悪いことではないと、暗に告げるように。>>50 去り際、テーブルの陰。 紺の布地をちょんと、指先で引っ張る。 今はこれが、トレイルの精一杯。
コースターの上に置かれたコーヒーフロート。
覚束ない手つきで盛られたバニラアイスは、 先日のものより歪で、少し量が多かった。]**
(97) 2015/08/08(Sat) 01時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2015/08/08(Sat) 01時半頃
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…へ? 済んでる、って、
[もしかして、全部済ませててくれたのか。 これは、焼き菓子の賄賂だけでは足らなかったかもしれないな。 本の選別も、棚の大まかな場所だけを聞くつもりだったというのに、実際は既にピックアップ済み。 静かに語られる、終わった後の手続き内容を懸命に覚えて、次忘れてたらそれこそ全部任せまくりになってしまう。 が、それが花の話題に移れば、何故か彼は黙ってしまって。>>93
普段であれば聞けば答えてくれる内容に返事は中々帰ってこず、 笑みには困惑が強く混じる。]
(98) 2015/08/08(Sat) 02時頃
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何故って、
アンタが、贈ってくれたから、 気になった。
[黄色い向日葵の意味は結局分からないまま。 ただ、贈られて悪い気はしなかったから、あの花はまだカクテルグラスの中、咲き続けている。 丁寧に水を変え、流石に日数を重ね少々元気はなくなってきたものの、白いカーネイションと寄り添って。]
調べちゃ、駄目か?
[そう質問すると、屈み、足元で見上げる猿>>94を抱き上げる。
知っている。これも彼だという事を。 だから返答を逃がさないように、 答えて、欲しくて。
促すように首元を擽って、視線は抱いた彼から、目の前に立つ彼の方へ。]
(99) 2015/08/08(Sat) 02時頃
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/* しゅごい、へんじに、じかんかけてる。 ごめん。 きょうはなぜかけっこうねむい
(-56) 2015/08/08(Sat) 02時頃
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/* ヴェスパタインのメモを見て、 またふあー!ってじたばたごろごろしそうになってですね しかもなんなの。なんなの。>>84 おれの心臓がもたないよ!お墓行く前にしんだらどうするの
太刀打ちできそうにないけれども おれを選んだこと、後悔させないように頑張ります
(-57) 2015/08/08(Sat) 02時頃
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/* 2時じゃねーかねむいはずだよ!
(-58) 2015/08/08(Sat) 02時頃
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…気に、しな
[贈った花になんて意味はない。ただ咲いているだけで、路傍の雑草と同じで、目に見えない勿忘草、捨てていかれた心と同じで、――]
……あなたが望むなら そうすればいい けど代償は。大きい…かもしれない?
[抱き上げられた猿は不安そうに毛を逆立てて、腕の中でじっとしている]
(100) 2015/08/08(Sat) 02時頃
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[>>+65 ふんわり香る血のソース。 甘そうな見た目に反して においが、なんともスパイシー]
…綺麗に食うな
[行儀がいい、と言おうか]
――目が覚めるなら、 あんたには、ぴったりか。
……
[羽。生えるのなら見てみたいかも知れない、]
(+69) 2015/08/08(Sat) 02時頃
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[悪魔の言葉は、人を誘い惑わすという。 魔力もつ言葉は呪い、思いを口にすればすべてが罠になる。 ブローリンが店の外で人間に話しかけることはほとんどなかった]
………
[だけど言葉を介さない花も、意味を伝えてしまったら、知られてしまったら、 罠になるのではないか?
人間の、彼の、彼らの。悲劇であっても望まれる本当の願いから、利己によって歪めて遠ざけてしまう罪]
(101) 2015/08/08(Sat) 02時頃
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はは、 かもしれないって、なに。
[>>100>>101肩を揺らして笑んでも、声は何処か空虚なまま。どう足掻いても抜け出せそうにない。
ヒト以外との付き合い方、危ない物、危ない行動。それらは全て、前店長からきっちり教わった。 あの喫茶店を経営するにあたって、ヒトとして様々な者と関わっていく方法を。 受けた警告はとても多い。 そして悪魔とのやり取りも、その内に。
だがそんなもの、もう自分にとってはどうでもよく、]
これ以上俺から、 何を取ろうって言うの。
[もう何も、残っていないのに。 あの時全部失って、二度と満たされた事は無い。]
(102) 2015/08/08(Sat) 03時頃
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[全部失った筈なのに、今感じるのは久しい欲。 求めれば無くしてしまうのはあの時身を持って学習した筈なのに、何故かどうしても知りたくて。 理由なんて分からなかったけれど、たぶん、彼が贈ってくれて、嬉しかったから。
あの時吐いた礼>>2:313は殆ど空っぽ。 しかし礼だけは、本当に、嬉しかったのだと。]
――知りたいんだ。
[君のくれた、言葉の意味を。 猿の『彼』を撫でていた手は止まり、今は静かに抱き上げたまま。 小動物特有の温もりに触れた胸の奥、古い感情がどろりと濁っても、それが無くした物とは気付けない。 自分で気付けなく、したのだから。]
(103) 2015/08/08(Sat) 03時頃
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/* あ、これ返事の軸がぶれてきてる気がするな。 たぶん寝た方がいい。
デニスだいじょいぶかなーー。
(-59) 2015/08/08(Sat) 03時頃
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[奪えるものならばたくさんある。まだ。 思考に浮かんでは消える"対価"の候補]
かもは 可能性
[律儀に答える声が遠い。 彼の腕の中で猿は緩慢に瞼を閉じた。 擬態した小さな温もりと鼓動を残して、灰が崩れるように闇へ消える]
お前は何をくれる、ホレーショー 私を知ろうとする強欲の代償に
[欲しいものならばたくさんある。 欲されたい、求められたい。契約ではなく、悪魔の誘導ではなく。 真に美しく煌めく人間の魂達。 荒野と評されるそれは、こんなに、豊かに輝いている]
(104) 2015/08/08(Sat) 03時頃
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[猿の消えて空虚になった腕を、掴んだ。 力をこめる――折れない程度。
もつれる足音、ガタガタと古い木と紙が揺れ、
本の背表紙並ぶ書棚へ押し付けて、 間近に、 鼻が触れるほど近くに、鬱金の虹彩はセピア色を覗き込んだ]
望むのならば 契りを
[優しげでさえある口許に言葉を乗せて、 誘う*]
(105) 2015/08/08(Sat) 03時半頃
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/* ゴドウィン大丈夫なの… 2コア連不在は
(-60) 2015/08/08(Sat) 04時頃
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[崩れた温もり>>104に手は空を抱き、どくりと、心臓が強く鼓動を放つ。 これ以上はいけないと知識は警告を発するものの、それを押さえつけるのは本来のセーブ役である理性だったか。 ざわざわと肌が粟立つものの、少しそれを楽しんでいる自分が居る。 きっとトワイライトの店長失格だ。領分を越え、こんな危険な事、するなんて。
それでもその先を望む意識は、続きを紡ぐ、]
(106) 2015/08/08(Sat) 04時半頃
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なんでも。 アンタが欲しいと思うなら、何でも全部、持っていくといい。
[例えば、客に飲食物を提供するこの腕であったり。 例えば、注文を取るこの声であったり。 例えば、多くを見つめるこの目であったり。 例えば、笑みを張り付けたようなこの感情であったり。 例えば、いっそ失った方がいいとさえ思える記憶であったり。 例えば、傷つき崩れかけるこの心であったり。 例えば、鼓動を続ける赤い心臓であったり。
ああきっと、そのどれを失ったとしてもアレを後悔させる事は出来ないのだろうなと、愛とも憎悪とも区別のつかなくなった塊を抱えて、 目の前の悪魔越し、かつて愛した死神を見る。
ただ今は、彼の美しい瞳だけが、目の前で強く煌めいて。
彼を見る。
『彼』を見る。 『彼』を、見た。]
(107) 2015/08/08(Sat) 04時半頃
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[押し付けられれば、殆ど倒れ込むように背を本棚に預けただろう。>>105 掴まれた腕、深い、地下の書庫。 そう強く捕まえずとも、俺はアンタから逃げやしないのに。
今は覗きこむ彼の瞳だけが目の前に強く広がって、]
(108) 2015/08/08(Sat) 04時半頃
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[ 『君』が、見える。 ]
君を、知りたい。 ブローリン。
[逃げ場を失った書庫で、契約を口にした。
失うものなど何もない。そう思っていたのはきっと自分だけだったけれど、 こんな自分にも価値があるのなら、好きなだけ持っていけばいい。 君が欲するのなら、こんな抜け殻みたいな自分くれてやる。
ただその代わり、君の事を教えてくれ。 これじゃどちらが契約を結ぼうとしているのかすら分からない。 けれど、教えて欲しい。君が知りたい。君を知りたい。 愛してるに乗せた意味を。 輝くあの、黄色い花を。
喫茶店のカウンターの奥、白い花の隣で咲くあの花は、 あの花は、君の花だろう?]
(109) 2015/08/08(Sat) 04時半頃
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[…――ああでも、店を店員達に任せきりだから、夕方の閉店までには帰らないとな。 今夜の営業はトレイルが仕事を休む筈だから、夜までにしっかり準備しておかないと。
そう、頭の隅で場違いな思考を回して、
誘う声を受け入れた。**]
(110) 2015/08/08(Sat) 05時頃
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/* ブローリンとイチャイチャする。 店長業務もする。 両方やらなくっちゃあならないってのが店長の辛いところだな!
しんじられねえだろ!!こいつ!!まだおちねえんだぜ!!!!!! うーん、5dまで持つかな… 持たねえだろうな!
(-61) 2015/08/08(Sat) 05時頃
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/* 君が見えるあなたが見えるってなんだっけなんか聞いたことあるな…と思ったけど、マッドマックスかしら (おれをみろ!)
(-62) 2015/08/08(Sat) 05時頃
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/* ちがうわ。アバターだわ。映画のアバターですわ
(-63) 2015/08/08(Sat) 05時頃
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/* 表残1111pt 灰残1222pt
(-64) 2015/08/08(Sat) 05時頃
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