人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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【独】 鳥使い フィリップ

/*
追従者2連チャンとはな…!!!

(-0) 2010/09/04(Sat) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

― 食堂出口 ―

メロディ…、ここでは歌えない。

[人が多くなってきた食堂を翡翠が仰げばそう謂って。]

…先輩が、歌ってたんだ。
あとで、歌ってみる…から、
それでわかったら曲名教えて欲しい。

[セシル一人ならば歌ってもいいと、そう謂って。
曲のことを語る姿は、大事な硝子玉を覗く時と姿と同じ。
助言に頷くと、まずは部屋に荷を置きに行った。]

(1) 2010/09/04(Sat) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>5

うん、そう。
俺の先輩…、…知らない?

[翡翠の生徒とは違って、寮の中でも目立つ素行だった
春までの同室者をセシルが知らないことには少し驚いて。
日差しへ向かう姿を見送る。]

[から、ころ、ころころ…]

[ポケットの中で、硝子玉を転がしながら歩く、歩く。]

[から、ころ、ころ ころ]

(13) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[からころ、からころ、硝子玉が鳴る。
ポケットの中にしまってしまえば、きらきら輝く
その光を覗くことはかなわない。

サイラスに向けた問いは、その先輩が訊いてきたものだ。]

――…早く、大人になりたい?
……それとも、大人になんてなりたくない?

[ぽつり、ぽつり、言葉を零す。
ジィ…と、暑さで空気が鳴っているような錯覚。
思い出すだけでじんと、甘く脳裏が痺れる。
言葉の間に零す吐息は陶酔の其れに似て。]

俺も…答えが、まだ
見つけられないよ… …。

[それはサイラスの言葉とは少し違った意味合いのもの。
惚…と見上げる翡翠は硝子玉の色。空洞の色。]

(23) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

フィリップは、部屋に荷物を置いて、そういえば探し人がいたのだとその姿を探し始めて。

2010/09/04(Sat) 00時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

…居ないし。
さっき会った時に、謂えばよかった。

[何度もすれ違っているのに、その時には謂いそびれて。
探しているのは片眼鏡の同級生の姿。
寮にいないのならば、勉強でもしに行っているのか。

じんと、暑い。首元が薄ら汗ばむのを手の甲で拭って。
ふわりと、白い影が見えて眩しげに目を細める。
舞うのは太陽の照りで乾き始めた洗濯物。
それに緩く首を横に傾ぐ。
洗濯物を干しに行った後輩が、誤って飛ばしてしまったか。]

(37) 2010/09/04(Sat) 01時頃

フィリップは、飛んだ洗濯物を一つ拾い、二つ拾い、辿るように拾っていくと倒れた後輩の姿。

2010/09/04(Sat) 01時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―物干しと青い薔薇の咲く場の狭間―

―――…っ

[倒れている後輩の姿に翡翠が大きくなる。
駆け寄るとしっかりと持っていなかった洗濯物が
一つ手からはぐれてしまう。]

セシル、

セシル、大丈夫?

[それを追いかけることもなく倒れた姿に呼びかける。
暑さで倒れたのならば直ぐにでも運ばなければ。
応急の判断が判らず、セシルの意識があるかを
問いかけるようにセシルの額に手を伸ばしてあてて。]

(41) 2010/09/04(Sat) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>44

セシ…、

[開かれた瞳に安堵して、けれども僅かな違和感。
それを確かめる間も無く縋るように掴まれれば
体勢は容易く崩れて。]

――…っ ぁ

[洗濯物が落ちる、風に舞う。
咄嗟についた手がなければ唇が触れ合っていただろう。
ぎりぎり、互いの吐息が絡むほどの至近距離。
ブルーグレイッシュトーンの眼前には見開かれた翡翠の色。
詰めた息が僅かに零れる、短く 浅く。]

(50) 2010/09/04(Sat) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

>>54
[じじ…と焼くような太陽の音も聴こえない。
見開かれた翡翠は、誘うような瞳の色だけを見つめて]

……ぁ、

[呼気が浅くなっていくのは暑さの所為だけではなくて、
熱に浮かされたような声に酩酊するように脳が揺れる。
じん、と甘さを感じるのは何処か。
眩しげに細まる翡翠にも熱が宿って。

惹かれるままに互いの吐息の距離が縮まる。
吐息ばかりが深く交じり絡み合う、
唇が触れるか触れないかのギリギリの均衡。

もう一度その声を聴いてしまえば、触れてしまうだろう。
誘われるままに均衡は保てなくなり崩れてしまう。]

(60) 2010/09/04(Sat) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

… …セ シ…

[囁く声がまた、じんと脳裏に響くともう抗えなくて。
名を呼べば薄く濡れる互いの唇が微かに触れる、

それは過去に一度知ってしまっている甘さ、
隻眼の後輩に組み敷かれていた朝の光景、
それらを思い出してしまうとあとはもう誘われるまま――…

セシルから薔薇の香がするかのような錯覚すら受けて
その香に捕らえられ、甘い吐息に酔わされていく。

啄ばむように触れ合い、それだけでは足りなくなり、
甘い蜜を啜りあうように深く長く酔いしれて。
時間も呼吸も忘れて溺れた後―――…


再び気を失う後輩の姿と、浅い呼吸音で我に返る。]

(72) 2010/09/04(Sat) 02時半頃

【人】 鳥使い フィリップ


―――…っ 俺…何 を…

[幻から醒めたように硝子玉の翡翠が呆然とセシルを見る。
今のは、なんだったのか。
ただ、ただ、痺れるような甘さが。
忘れかけていた甘さばかりが余韻として残って。

セシル、呼ぶ声も甘いものになり緩く首を振るう。
は…と短く零れる吐息、少し苦しげに翡翠を細めると
くしゃりと自分の髪を握って。]


…ごめん。


[甘さの残る吐息と共に謝るのは、誰に。]

(77) 2010/09/04(Sat) 03時頃

【独】 鳥使い フィリップ

/*
4回もつかっている、どれだけあまい。
ようせいだから仕方がない!

眠いんですね。わかります。

(-16) 2010/09/04(Sat) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[とりあえず暑さ凌げる場所に連れて行かなければ。
背丈も体格も似ている気を失った相手を
1人で寮内まで運ぶことは少し難しい。
けれどもここから離れて人を呼びに行くことは、
後輩から逃げ出すことにもなってしまいそうで。

直ぐ傍の日陰までの距離をなんとか運ぶと
洗濯物から誰のものかわからないタオルを選んで
それを水に濡らしてセシルの額に当てて様子を窺う。
青い薔薇は其処にはなく、翡翠がそれを見ることはなく。]

[から、から…ころり]

[甘い、甘い蜜が与えられた。記憶よりも、甘い。
その余韻が醒めていくと翡翠は空洞を映す硝子玉になる。
思い出してしまった記憶に、その色を伏せて。

セシルが再び目を覚ました時、セシルの瞳は何色だろう。
それがどのような色でも翡翠は無機質な空洞の色を
その裡に隠してセシルに薄く微笑みかけて。**]

(78) 2010/09/04(Sat) 03時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 03時頃


【人】 鳥使い フィリップ

― 中庭・青薔薇から少し離れた場所 ―
[セシルが再び目を覚ましたのなら、翡翠の硝子は
再び人の色へと戻る。ほっとしたように息をついて。
けれどもセシルの、後輩の瞳は…このような色だっただろうか。
約束を交わす前にそれほど仲がよかった訳でもない。
だから今までの色が見間違いなのではと思うほど。]

…セシル、大丈夫?
夢…、見てたの…?…どんな?

[訊いても苦しそうな吐息が返るだけ。
また薔薇の香を感じそうなそれに、伸ばされる手に
小さく身体が震えたけれども平静の声で努めて返して。
部屋で休みたいと謂うセシルにうんと頷くと、
そっとその手を取って部屋までいざなおうとその手を引く。]

(130) 2010/09/04(Sat) 13時半頃

【人】 鳥使い フィリップ


部屋、送るから。
洗濯物は俺がやっておくよ。
…誰か呼んだ方がいい?
それとも何か欲しいのある?

[少し気を許した相手に甲斐甲斐しくしてしまうのは性で、
嘗ての同室者からはパシりのようだと揶揄られたことも。
セシルを部屋まで送り届けた後に、彼にそう訊いて。]

[ころころ、からり。]

[どのような返事が返ってきただろう。
セシルを部屋まで届けて、その部屋出たのは
その答えを訊いた少し後のこと。]

(131) 2010/09/04(Sat) 13時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 13時半頃


フィリップは、ラルフに気付くことはなく、セシルはどうだっただろうか。

2010/09/04(Sat) 14時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―中庭―
[扉の閉まる音、から…硝子玉はポケットの中に。
そっと目を伏せて、指が触れるのは少し厚い自分の唇。
輪郭なぞるようにすれば思い出すのは長い交換の時で。]

―――……

[浸るように甘く零れそうになった吐息を押し込めて、
緩く首を横に振って、洗濯物を取り込みに向かう。

既に、ラルフがそれをやってくれていることは知らず。
連れ立つ姿を見られていたことも知らず。

洗濯物がそこにないのなら次にやるべきことが直ぐに思い浮かばず、力が抜けたかのように物干しの近くに座り込む。

ほう、と見つめた先には赤く咲き誇る薔薇園が。
その上には青い空――交じり合う、あの硝子玉と同じ色。]

(138) 2010/09/04(Sat) 14時頃

フィリップは、薔薇の赤を見て思い出すのは、1人の後輩の姿で。

2010/09/04(Sat) 14時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

―中庭―
[から、ころ、ころ]
[手の中で硝子玉を転がして、大きな赤と青を仰ぐ。
歪みのない世界はきらきらと輝いて、あまりに眩しくて、
その眩しさから目を逸らすと廊下に赤が見える。]

――……

[目が合うことはあっただろうか。翡翠を、細めて。]

(145) 2010/09/04(Sat) 15時頃

フィリップは、ドナルドへ「おいでよ。」と誘う言葉は声として届くか、唇の形で判るだろうか。

2010/09/04(Sat) 15時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[赤い髪が降りていると年相応の幼さが見える。
その姿を少し不思議そうに見上げて、
ドナルドからの言葉には翡翠が笑う。
そんなことを謂われたのは、初めてだった。]

そうだね。
昼の此処は、好き…赤と青が混じって綺麗だから。

[薔薇園は姿を変える。
昼と夜に、或いはその香りに誘われた時に。]

―――…『今夜、薔薇の木の下で、』

[悪戯に甘く誘うような声は、銀色の少年の言葉と被り、
しかし翡翠の言葉はその意味を為さない。
その言葉を知っているかとドナルドに訊くもので、
この時期には暑そうな目の覆いを眺めて]

…何か、辛いことでもあった?
――…なんか、見る度に苦しそうにしてるから、さ。

(151) 2010/09/04(Sat) 15時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

そっか。
…俺も知ったのは、後輩と同じくらいの時。

[ユーリィとの遣り取りを知らぬ翡翠は、ドナルドの反応にこれがサイラスの謂う初心というやつなのかと。
瞳を細めて緩く笑った後、隻眼の後輩を見上げる。
何処か犬を彷彿とさせる姿に隣に座るよう促して、]

ん…、…あの時は、俺も…、ごめん。
多分、邪魔、してたと思ったから…、…

[謂いにくそうに言葉を零して無意識に指が唇をなぞる。
先程セシルと交わした交換は、その後のセシルとの会話では
互いに口を出さずに、まるで夢を見ていたかのよう。
ドナルドの言葉に翡翠をそちらに向けるとうんと、頷いて。]

…それは、抑えているのが苦しいの…?
抑え切れなかったその後が怖くて、苦しいの…?
その…どっちも…かな……ベネットは、大事?

[ドナルドが座って髪の降りた姿が近くになるなら、その赤髪を撫ぜてやろうとでもするだろうか。]

(160) 2010/09/04(Sat) 16時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[頷く姿、ずっと背が高い相手が頼りなくも見えて。
初めて年下なのだ、と見目だけではない内面を見る。]

――…あげるよ。

[そう謂って、ポケットから一つの球を取り出して渡す。
硝子玉の中には翠と琥珀、二つの菱形が埋め込まれていて]

こうやってさ、翳して…空を、覗くんだ。
空の色が…少し、歪んで見えてさ…綺麗なんだよね。

[見本を見せるように赤と青の混じる球を摘んで空を覗く。
幼く笑ってからドナルドを見て、翡翠の瞳が硝子の色を帯びる。]

真っ直ぐに見ているのが怖くなった時、とか…
覗くと、少し落ち着いたりするかな…俺は。

[そう謂って、翡翠を伏せて掌の中で硝子玉を転がし]

(165) 2010/09/04(Sat) 17時頃

【人】 鳥使い フィリップ

感情なんて…
なくなってしまえばいいって、思ったことはない…?

苦しいの、とか…辛いのとか、想いとか…全部、さ。

[ドナルドにそこまで謂ってから、喋りすぎたと口を噤んで。
硝子球をまた空に翳す。
無機質な球は、太陽の光を受けてただきらきら輝いて。]

――…試してみると、いいよ。
後輩に効くかは…わからないけれど。

(166) 2010/09/04(Sat) 17時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[セシルの部屋での会話。
落ちる吐息は誘っているようでもあるのに、
紡ぐ言葉はそれとは逆のもので。

大丈夫と、一度謂われた時には小さく頷いて。
二度謂われた時には目を伏せた後に笑みを浮かべた。

…淋しい、と浮かんだ感情は笑みの中に隠して。
それは頼られなかったことになのか、
それとも別の何かがそう思わせたのか。]

[ゆっくり目を閉じて、開く…赤い薔薇の園に
きらきら輝く金の髪の姿がある。
ルーカスが、この場所に…珍しいと思い、緩く首を傾げた。*]

(173) 2010/09/04(Sat) 18時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 18時頃


鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 00時頃


【人】 鳥使い フィリップ

―中庭―
[咲き誇る赤い薔薇の香は此処まで届き、
けれども先程のセシルとの交換の時はもっと…。
本当に夢だったのではないかと錯覚するほどに、
けれども夢だとしたら何故相手がセシルだったのか。]

……どうせなるなら、ケモノがいい…?

[感情失くすもの、翡翠は硝子を思い浮かべて、
目の前の隻眼は獣を思い浮かべると謂う。
硝子玉を覗く横顔を同じ硬質の翡翠が見つめて]

――…なってみる…?
それほど、苦しくないかもよ…?

[大事なもの相手ではなければ。
ほうと、吐息を零すように厚めの唇から零れるのは誘い。
薔薇の香は濃くはなく、けれども確かに香る。]

(224) 2010/09/05(Sun) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

――…後輩は…大事なものは、大切に仕舞うタイプ…?
でも、大事にされすぎるのって…苦しい、ん、だよ、ね…。

[そう呟いてから翡翠を伏せて、苦しげな吐息を零す。
隻眼を見上げる翡翠は何時もの色ではなく。
無機質の空洞、それは仕舞われた硝子球のよう…。
まだ蒼い薔薇の香に酔わされたままなのか、
甘い交換から思い出してしまった記憶がそうさせたのか…。
ドナルドに伸ばされた手は届く距離で行き先探すように指先泳がせて]

……触れてよ…、

…触れてもいい…?


…俺じゃダメ…?…なんで、ダメなの…?

[幻惑に囚われたかのような翡翠の硝子が隻眼を見つめて。
甘く乞うような声はドナルドに向けたものなのか、それとも記憶の人にか…切なげに落ちる。]

(234) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

…壊れたら俺…硝子球になれるかな…。

[それは、その望みが叶うのは…とても綺麗なこと。
呟く声は其れを思い浮かべて陶酔するように。

けれども伸ばした指先はドナルドには触れない。
触れることに怯えるように、その心の裡を表して。
行き先を探すように彷徨ったまま。]

(244) 2010/09/05(Sun) 01時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[均衡は大きく揺れて、けれども触れられないままならば
翡翠の硝子球にはやがて人の色が戻ってくる。
じわり、と翡翠が濡れる。それは痛みを堪えるように苦しげに。]

――…ぁ、

[戻ってくる理性に、縋るようにドナルドの服の端を掴む。]

(252) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[抱き寄せられる、ふわりと香るのは薔薇の香ではなく。
縋るように触れ合う体温に身を埋める。
それは、求めたものとは違う意味で。]

…っふ…、

[俯いて表情を隠したまま微かに震え、
それは泣いているように聴こえただろうか。
それとも笑っているように聴こえただろうか。]

――…ごめん、
…冗談…だよ…。

[声は、笑おうと努めたもの。]

(258) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

……なんで、謝るの。

[隻眼を見上げる翡翠は硝子の色。
触れてくれなかったくせに、そう責めるようでもあって。
けれども其れは笑みの中に隠される。
今度は、ちゃんと笑えて。
触れていた温度、離れたのは此方から。]

…あげた球、そこまで大事なやつじゃないけど…。
でも、珍しい色だから。
なくさないようにしてよ。

[そう謂う姿は、先程までの誘いがなかったかのように。
何時もの姿に戻っていた。]

(265) 2010/09/05(Sun) 02時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[頷く姿に翡翠を細めて笑って。
伸ばした手は、今度は行き先迷うことなく
降りた前髪に触れる。後輩を、そっと撫ぜて]

…後輩は、苦しまないと…いいね。

[自分では、その苦しみは取り除けなかったから。
後輩は燻るような苦しみを、取り除いてはくれなかったから。
願うようにそう口にするだけ。

日に当たってばかりだとじりと肌が焼かれるようで。
手の甲で首筋に滲む汗を拭うと寮に戻ろうとするだろう。]

(269) 2010/09/05(Sun) 02時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

―食堂―
[薔薇の赤を一層鮮やかに色付かせようと
照り付けていた太陽もやがて傾く時分が訪れる。
何時もより早い時刻、窓縁に凭れるように頭を預けた
食堂の主の姿が既に其処にはあった。

気付く者は気付くだろう、気付かない者も多い。
風景の一部のように其処に溶け込んで。

風呂上りのまま来たのだろう洗い立てのシャツを着て、
きちんと拭く事を怠った金茶の髪からは時折雫が落ち、
首にかかるタオルに吸い込まれていく。

ふわりと薔薇の匂いが香る気がする。
洗い立てのシャツには蒼い花の残り香。]

(279) 2010/09/05(Sun) 03時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[翡翠は眠っている時のように伏せられて。
けれども時折ふと目を覚ますと硝子球を翳して覗く。]

[から、ころ、からり]

[覗く球は薄い翡翠、紙の鳥が埋め込まれた其れ。
硝子の中の鳥が歪んだ空に羽ばたけば薄く微笑んで。

心に在る空洞を埋めようとしているのか、
それとも空洞を拡げようとしているのか。

傍目からは空洞があることすらわからないだろう。
紙の鳥はとても綺麗で無機質な其れに閉じ込められて、
誰かに覗かれなければ飛ぶことすらかなわない。

日が傾けば、暗くなり薔薇が夜の光を帯びるのも直ぐ――]

[から、ころ、からから…**]

(280) 2010/09/05(Sun) 03時半頃

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