194 花籠遊里
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[「さっきから酷い」>>282と口にした彼を、次は変わり者だと喩えれば返ってきたのは肯定>>288
何処か掴み所なく見える様はヒラリヒラリと花畑を揺蕩う夢見鳥のようで。
鈴の音と共に現れた金糸雀の囀りには、虚を突かれたように瞬き一つを。]
……少し、貴方のことを侮っていたようです。
[やがて薄っすらとではあるが、翳りのある笑みを浮かべて見せただろう。]
(3) 2014/09/14(Sun) 15時半頃
|
|
…貴方の指先が棘で赤く染まってしまうのは本意ではないのです。
…だって、茨に絡まれ羽根が剥がれてしまうかもしれないしれないじゃないですか。
……でも、貴方には筆より花を愛でる方がお似合いでいらっしゃるようにも思えてしまう。
[ああ言えばこういう。 言葉の応酬に伏せられていた瞳はゆっくりと色を滲ませ、唇から紡ぐは陳腐な台詞。
くすくすくす。蝋に灯る瞳は少しばかり欲深い煌きを。口元を袖口で隠しながらそっと眉尻を下げる。]
…失望するかどうかお決めするのは貴方ではありませんよ。 などと言っては過ぎた言葉でしょうか…?
……ええ、きっと。大切なことなのでしょう。だから貴方はお見えになられたのでしょうか。 ──識る為に。
[いけしゃあしゃあと。下げた足は何処へやら。つま先差し出し、殊勝な面構えを向ければ指先に伝わる柔らかさ。
それが目の前に佇む御人のものだと気付けば、頬に少し血が上ってしまう…、なんてことはなく。ただただ口元に三日月を浮かべたまま享受して。]
(4) 2014/09/14(Sun) 15時半頃
|
|
──貴方が亀吉と。 喉を鳴らしお呼び下さるのなら。 貴方に口付けを落としましょう。
[曖昧に笑みを浮かべる唇を見つめながら、仄かに温かみの残る指先を己の口許にあてたのならば。
そっと唇を寄せて口付けを。 宴の始まりを示す針が重なったのなら、重厚な重みは閉ざされて。>>0:#8>>#1 白粉の香り残しつつ、陰へと身を翻そうとしただろう。
向かうは広間。己のような変わり種を欲しがる蝶など口吻で啜られなければ分からぬ故。
もし腕を引かれたのなら、立ち止まりはしただろうが。*]
(5) 2014/09/14(Sun) 15時半頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 15時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 16時半頃
|
[詫びを口にしつつ、もし相手の気分でも損ねてしまったのならば、それこそ朧の鉄槌を喰らわねばならぬと、僅か強張る肩。
自身の為を思って彼が突ついていてくれているのは分かってはいても、身体に叩き込まれた痕は残るもので。どうしたものか。
そんな心配は杞憂へと変わってしまったのだが>>12]
……茨の先が甘い蜜だとは限らないのですよ? 蜜を啜ろうとすれば蔦を掻き分けた先が枯れ葉であることもあるというのに。……貪欲な方。
[感傷的な言葉選びには浮いた台詞を掻い摘み。言葉尻は吐息だけでそっと相手の名を紡いでみただろう。]
(22) 2014/09/14(Sun) 20時半頃
|
|
[漂う芳香をゆるりと包んだのは彼の言葉>>13 数分前、彼に対して苦手意識を持っていたことがバレてしまったのか。 相手の言葉にそう感じてしまうのは些か度の過ぎた被害妄想やも知れぬけれど。]
……そう仰られてしまえば何も返せなくなります。
…ですが、自分でないものになんてなる必要があるのでしょうか。 私には分かりません。
[指に唇落とされながら、疑問をひとつ口に滑らせるのは無意識。 微か幼さ残す顔で首傾げつつ、瞳だけは色を滲ませ、指が解かれてしまうまでの間眺めていただろう。]
(23) 2014/09/14(Sun) 20時半頃
|
|
[「また後で」の言葉には曖昧な笑みを。 宴の夜の口約束など軽いものだと思っていた為に。
歩き出す足を止める気配は無い。 一礼しつつ彼に背を向ければ歩を進め。 相手が胸を高鳴らせていたことも露知らず。 薄明かりに照らされた灯りの元、淡藤は出会った黒揚羽と花見鳥を脳裏にチラつかせながら一息吐きつつ。
触れた黒い革手袋の感触と、筆胼胝が出来た指先。 どちらも今宵訪れたばかりだというのに、すっかり馴染んでいるようにも思えて。]
………。
[窓辺から射し込む月を眺めては、唇の下を指先で触れては少し早足で広間へと。]*
(24) 2014/09/14(Sun) 20時半頃
|
|
─広間─
[書斎からそう離れていない位置に存在する広間へと向かう。 些か早足になっていることに気付けば少し間隔を抑えつつ、つま先を広間の入り口に忍び込ませる。 その先に櫻の人はいらっしゃっただろうか。>>278
香ばしい茶っぱの匂いが漂う中そのお姿を確認することがで来たのなら、紙面を捲る音が止んでしまっていたことに気付いて]
──…櫻子さん?
[綴られた英文字は残念ながら読むことが出来なかったものの、月灯りの下で翳りを帯びる横顔を視界に入れれば、薄っすらと何かあったのだろうと予測する。
そっと隣に腰掛けつつ、首を傾げて名を口に。 さすれば彼は淡藤に気付いて下さったか。]
(25) 2014/09/14(Sun) 20時半頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 20時半頃
|
[広間で過ごすひと時はいつも穏やかで。
外来語を学ぶのはそんなに得意でなくとも、こうして続けていられるのは気配りの行き届いた櫻子の手腕であろう。
少なくともこの男はそのように感じており。 腰を下ろしつつ>>175、僅か開けた窓から吹き込む夜風を頬をあてながら過ごしていた頃だったか。
今日も一輪、二輪と花が籠の中へと集められていく気配を感じたのは時計の針の所為。
今夜宴にて選ばれた花籠の中に櫻の梢も選ばれたことを知ったなら、名残惜しそうにしつつも本を閉じ。]
…夜風で肌を冷やさぬように。 風邪を引いてしまうかもしれませんから。
[などと、何れ近い内にち去ってしまうであろう櫻の梢に笑み浮かべては送り出そうとしたか。]
(45) 2014/09/14(Sun) 22時半頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 22時半頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 22時半頃
|
[指名された花の成すことといえば、白い無地の召し物を纏うのが此処での決まり事であった。
白無垢で夜半を共にするなんて、ある意味皮肉のようにも思えたけれど、決まり事に逆らうことは良しとはしなかった。
というのも、逆らった末を知っている為に。他の花に比べれば経験など浅いものの、楼主が時折チラつかせる狂気めいたものは淡藤も瞳に映したことがあり。
煩わしいその決め事を今の今まで結局破ることは無かった。]
…また、櫻子さんのお時間の空いてる時に教えて下さると嬉しいです。
[これから彼が向かう先が何処であると知りつつも、太陽昇る平穏な空の元、話す言葉と同じことを口にして。
白磁に映えるであろう白無垢姿にうっとりしたように夢想した後、ひとり自室へと帰ろうと廊下に足を踏み入れようとして。 花や蝶以外の御人から伝えられた内容>>52に顔を曇らせつつ、早々と部屋に引き上げては真新しい着物を身に付けること数分。]
…余り物を拾うなんて、お優しい人…なのか。好きものなのか。
[ぶつぶつと呟きつつ、鉢の中の金魚を愛でた後にゆったりと地下牢へと向かっただろう。爪の色は白いまま。]
(55) 2014/09/14(Sun) 23時半頃
|
|
─地下牢─
[素足の中降りれば足の裏から伝わる冷ややかさに少し身震いする。
地下独特の乾燥した空気の中、今宵夜を共にする御人のいらっしゃる牢を過ごす最中。
既に何人かの気配を感じれば、つい視線をやってしまう。
ツ──…と辿った先、高く結えられた焦げ茶>>54と並ぶ艶やかな黒髪>>49が垣間見えれば顔を背けて。
早足で辿るは鱗粉の後>>52 やがて一つの布団が敷かれた部屋で見つけたその姿を確認すれば、]
……よろしくお願い致します。
[媚を売ろうとして失敗したぎこちない笑みを向けただろう。]
(57) 2014/09/14(Sun) 23時半頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/14(Sun) 23時半頃
|
[丸く象られたそこは中庭にて眺めた月とは異なり、浮かび上がる光は無く。双眸を眇めれつつ歩みよれば振り向くは月の人>>64]
……気の所為でしょう。生娘でもあるまいし。
[緊張を悟られたのなら唇から漏れるは、憎まれ口。 突いた言葉には自身すらも戸惑いながら手のひらを握り込む。
ふと視線を向けたその先に 嚥下し下がる喉仏と、狭い牢の中での距離を捉えたのなら。
ゆっくりと後退るものの引いた踵は、腰へと伸ばされた腕により意味のないものへとなった。]
(69) 2014/09/15(Mon) 00時半頃
|
|
……その方がお好みですか?
[この蝶が自分のような変わり種を選んだ理由は分からない。暇潰しなのか物珍しさなのか。
どちらにせよ良いイメージが抱けず思わず身動ぎすれば、体躯を支える腕の力が弱まったような気がして。
無意識に俯いていた顔を上げる。 そこで耳にした言葉により遡るは少し前。金魚と戯れていたところに突如現れた端麗な人。
誘われるまま、連れられるまま後を追った黒い革手袋越しの手を思い出せば、口元を強張らせて。]
──ッ、…ん、…
[触れる薄い男の唇。 掠めるだけであるというのに赤らむ頬は暗がりにも悟られてしまったか。
どちらにせよらしくない己の変貌に瞳を揺らしつつ、強請るように掠めた唇を追ったならば。 蝶はどのような貌をされるだろうか。]
(70) 2014/09/15(Mon) 00時半頃
|
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/09/15(Mon) 01時頃
|
─先ほどのこと、広間─
[口約束ひとつ交わした足で辿り着いた広間にて、艶やな黒髪を櫻色の髪飾りにて結わえた姿を見つければ隣にお邪魔したのだったか。>>80
異国の書に伏せられた睫毛からは憂いのようなものを感じて。 そっと囁くように名を紡げば向けられたのは花が綻ぶような笑みだったか。]
──…。
[ほんの僅かな一握りだけ。胸を寂寥感が突いたけれども、それ以上踏み込んだ真似をすることはなく。 ただ同じようにけれども拙く微笑み返して。空気を断ち切るように意趣返しを図ろうと。]
お会いしたかったので、会いに来ました。
[鈴の音を転がしながら浮かべられた微笑>>77を思い出し。 廊下での台詞を繰り返して。蝶との戯れに触れられたのなら、唇を緩めるに留めたのだった。]
(93) 2014/09/15(Mon) 03時頃
|
|
[席に腰掛けながら、彼が持ち寄ってくれた書物を手にしつつズラリと並んだ文章を眺めて。]
True love never grows old……?
[唇窄めて読み上げた文章。暫し困惑したように首を傾げて]
本当の愛は…、 永遠に育つ?
[己の語彙力と知識で導き出した答えは何処か痴愚に思えてしまい。 識ることの大切さを淡藤なりに見直す必要性を胸に刻ませつつ、俯いては。 短針と長針が重なり合うその時まで、外国語を眺めて思案していただろう。]
(94) 2014/09/15(Mon) 03時頃
|
|
[時は無情にも過ぎ行くもので。 穏やかな時間は突如として終わりを告げる。
伝えられたその内容は、傍にいた為か。淡藤の耳にも届き。 どの御人がこの人をご所望になられたのかを知ることに。
月光のように明るい髪を持った蝶。 僅かばかり共に時を過ごした中での印象は移ろい、理由なき安堵に胸を下ろしたというのに。]
…櫻子、さん。
[去り際、二つの瞳に映るそのお姿は。何処か哀調を帯びたように見えまして。
歩を進めなさる姿に、少しだけ視線を床に落としたのだった。]
(95) 2014/09/15(Mon) 03時頃
|
|
─広間での刻─
[流れるような闇色を揺らし振り返った先。>>93 浮かべられた口元の弧に少しの間戸惑いを窺えたのはきっと。 広間を照らす月灯りのそば、傍らに存在する梢のみだろう>>*9
戸惑いつつも笑みを浮かべてしまったのは、その中に滲む芯に触れた気がした悦び。 それでもこの花弁に群い喰らおうとする、その陰の存在を邪推すれば表情は曇ったのだった。]
(*12) 2014/09/15(Mon) 03時頃
|
|
[かける言葉が見当たらず、口先は先程のやり取りを演じ。 勉強会が始まったのなら、書に刻まれた文字を幼子のように読み上げていたでしょうが。
唐突に匂いを増す射干玉の香りに、飲み込まれるように唇を動かしたのだった。]
──…特別、ですか?
[惑うまま鸚鵡のように繰り返せば、口籠らせ。 けれども何か答えなければならない。見えない何かに促されるよう、悩んだ結果、唇が紡いだのは──…]
(*13) 2014/09/15(Mon) 03時頃
|
|
…私には、愛が何なのか、どのようなものなのかは……分かりません。
ただ、誰かを特別に思い、思われることは…。果たして本当に幸せ、なのでしょうか。
[薄桃の唇>>*10から紡がれる謳いが呪詛であるなんて、露ほどにも知らず。 首を傾げつつも、凪いだ瞳で一輪の花を見つめて。]
──…いいえ。
だって、貴方が哀しんでおられるから。
[言い切っては、今にも零れそうに湖畔にて揺れる射干玉に。 時計の針が重なるまでの暫しの間。
そっと、きめ細かな白い手に腕を伸ばしただろう。 もし許されたのなら、重ねようと。 少しでも戸惑う素振りを感じたのならすぐに膝に下ろしたけれども。
双眸はただただ、僅か睫毛伏せつつ憂いたように、灯る。]
(*14) 2014/09/15(Mon) 03時頃
|
|
……お褒めに預かり光栄です。
[音を立てて上下する喉元を視界に入れたのなら少しばかり満足げな色を双眸に乗せたものの。口許に描かれた月が鈍く映ればもうすぐそばまで歩み寄る気配>>91
軽く触れ合うような口付けは戯れというのにも満たず。 後を追うように赤く濡れてゆく三日月を求めれば、唇にあたるは硬い革手袋。
赤い線が口にした命>>92にはまるで犬のようでは無いか。などと逡巡させたものの、一応八部咲きと言えども花は花。
からかうように下肢を這っては暴そうとする手の動きに、小さく息を漏らしつつ。]
──貴方が、望むのなら。…そのように。
やがては唇引き結び、促されるままに胡座をかいた男の膝>>92に腰を据えただろう。
そしてそのまま身を寄り添えたのなら、和らぐことのない瞳を見下ろしつつ。]
……次のご命令をどうぞ。
[顔を傾け寄せながら、唇には敢えて触れずに*主人の命を待った*]
(96) 2014/09/15(Mon) 03時半頃
|
|
/* ロルを書いていたらロルが増えておりました… 有り難き幸せ ペース配分を間違えたせいで早くもカラカラです…わぉ 綺麗だなあ
(-40) 2014/09/15(Mon) 04時半頃
|
|
[浮き上がるうら淋げなお顔>>*15 瞳の中に宿したのなら、暫し胸を締め付ける感覚に戸惑うように瞳を泳がせていたものの、続いて薄桃色が紡いだ言葉>>*16には、そっと瞼を下ろす。
花を愛づる彼が愛を知らない、だなんて。 淡藤にはひとつの虚言のように思えてしまったために。
全てが嘘だとは思っている訳では無く。 まるで己に言い聞かせているように聞こえた、というだけ。]
判らない。 …そういうことにしておきましょう。
[こんなにも寂しげに愛を判らないとと告げる言葉に、うまくかける言葉は思い付かず。 だからと言って判らないという結論には寂しく思うのもあり。 曖昧なお返事を返したのだったか。]
(*20) 2014/09/15(Mon) 05時頃
|
|
[伸ばした指先は花を愛づる手のひらと重なる。 そのことにホッと一息を吐けど、少しして緩慢ながらも引かれてしまえば、虚を突かれた身体は、素直に小さな頭を胸元にて受け止めただろう。
そして揺れる射干玉には、無意識の内に噤んでいた唇を許し。 揺れはするものの、雫を伝わせることのない頬に人差し指を伸ばしたのなら拭うような素振りをして。]
──…。
[そっと自身よりも幾分か華奢に思える肩に腕を回すことができたなら、宥めるように黒髪を梳きつつ、全ての言葉を飲み込んで。
そっと先人の教えに耳を傾ければ、愛の夢で花弁散らした花の存在を知ったのだった>>*18]
(*21) 2014/09/15(Mon) 05時頃
|
|
………。
[桜の唇から紡がれる“先生”とその周りをつ移ろう蝶の末路>>*18
きゅうと抱きつかれたのなら、拒むこと無く享受しただろう。
「辛い」「少し思い出して」と、彼の口振りから推測するに教えを伝えたという花の末路に足を踏み入れようとしてしてまったのだろうか。
…一体誰が? 呟きは声にはせず心の中で押しとどめれば、耳にする先生の言葉>>*19]
(*22) 2014/09/15(Mon) 05時頃
|
|
[きっと、きっとこの御人の胸の内には“特別な人”がいらっしゃるのだろう。
それがどのような味の実なのかは流石に判らずとも、己に言い聞かせるような言の葉に。ただ小さく頷いただろう。]
……ええ。分かっておりますとも。
[けれど、蝶に選ばれ摘み取られてしまったのならどうするのだろう。
唇を迷うように閉じては開きを繰り返していたけれど。
胸元にかかる重みと花の匂いに暫し、酔うように結局目蓋を閉じたのだった。]**
(*23) 2014/09/15(Mon) 05時頃
|
|
[初めて此処を訪れた。 月下の元、唇を掠める真似をなさったその御人>>99は、やはりまた唇を奪うこと無く目元に戯れを落とされる。
反射的に肩を揺らし、刹那目尻に力を入れて瞬きすれど、主人の命を聞き入れるために瞳を覗かせ。
脚から臀部へと布地越しとは言え、意図を持った動きに方唾飲みつつ。]
…ああ、確か初めていらっしゃるんでしたか。 なら、着物に触れるのは初めてなのでしょうか…?
[下された命にはゆぅるりと笑み零し、挑発めいたその言葉。
首筋挟み、ねっとり這わされた舌につま先が震えども、すぐ様衿元に指先やれば、形を崩してみせる。]
(105) 2014/09/15(Mon) 13時半頃
|
|
[その指で腰紐を辿ると人差し指を引っ掛けて。 しゅるりと音を立て落ちる布になど一瞥暮れぬまま、薄い長襦袢を肌蹴た肩から覗かせる。]
…触れては下さらないのですか。
[崩れた着物は腰元のまま、肌着のみ身に纏った姿で拗ねるような口振りを。けれどすぐに弧を描いた唇で耳元辺りに顔を寄せたなら]
……お教えしましょうか?
[などと揶揄るように喉奥で笑っては、首を傾げてみせただろう。
指先の震えなど力を入れることで誤魔化そうとしつつ。 けれど爪先が薄桃から白く淡いものへと変わっていることに気付くのは、薄暗い牢の中ならきっと容易だろうけれど。]
(106) 2014/09/15(Mon) 13時半頃
|
|
/* ご、誤字してしまった…!!!
(-43) 2014/09/15(Mon) 13時半頃
|
|
[淡藤は桜の梢と寄り添うように腕を回しただろう。 さすればごく自然な動作でふわりとした花の匂いが近付き>>*25 そっと小さくはにかんだでしょう。
漏れた吐息は二輪、同じ頃だったか。 溶け入るように吐き出しながら、そっと流れに沿うように艶やかな射千玉に指先を絡めていただろう。
けれども時間は無情にも過ぎ行くもの。 胸元に香る気配が離れてしまえば、視線で追ってしまいつつも、引き止めることはせず>>*26 いいえ、出来ないといった方が正しいでしょうか。
何故なら淡藤の指先も胸元に残る花の香りと同じく、枝葉に過ぎず。
『花』には『花』を引き寄せることも、その場で縫いとめることも、出来ないのだから。]
(*30) 2014/09/15(Mon) 14時半頃
|
|
[淡藤は年の瀬こそ丁助という花と重なるにしても、此処へ訪れたのはきっと、花達の中でも遅咲きであったと記憶しており。
だからこそ多くの方に教えを請うては苦労をかけさせたものの、こうして座敷にて一部屋お借りすることが出来ている。
それもひとえに此処に御座す花籠のお陰。
先に咲いた可憐な一輪の言の葉を耳に頂戴したのなら>>*27 綻んだような笑みを向けてみせたでしょう。]
(*31) 2014/09/15(Mon) 14時半頃
|
|
…ええ、貴方達に育てられた『花』ですから。
些か甘い露を啜り過ぎた気も致しますが、きっと。 ……、きっと、咲いてみせます。
[するりと、淡藤に戯れなさる指先を拒む筈も無く。 欲張りな花は少しだけ甘えるように頭を下に傾けて。
やがて音も無く唇を落とされたのなら、そっと頬を赤く色付かせたでしょう。]
(*32) 2014/09/15(Mon) 14時半頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る