145 異世界の祭り
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/* …最後の発言に『』忘れて恥ずかしい垢がこちらです。
(-3) 2013/09/21(Sat) 01時頃
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/* アンナは本当、咄嗟に思い付いた名前でごめんなさい。 最後まで名無しにしようかと思ったけど、トニーくんに聞かれたので考えてみた。
子供の頃は冷めてて勉強ばっかりしていたけど、大人になってからはっちゃけたみたいな感じ想像してました?
割と仲間の事は気に入ってる。 最後に赤残すくらいには。
(-4) 2013/09/21(Sat) 01時半頃
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/* トニーくんはロルずれてしまって本当にごめんなさい! こちらの力不足で申し訳なく。 長々とお付き合いありがとう! 楽しかったです。と。
ところで肥後さんはこけるキャラなんですか?w**
(-5) 2013/09/21(Sat) 01時半頃
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[馬の嘶きと共にアンナが全身全霊を込めて振るったバットは、トニーのバットを粉々に破壊し。 芯となっていた西瓜の赤と緑が見えたのを最後にぷつりと意識が途切れた。 トニーと地面をごろごろと転がったが、意識を失った身体はその場で痛みを感じる事もなく。
ステッキの魔力によって分離するディーンとアンナ。 男にとり憑いていたアンナの魂は、そのまま彼女の元の身体に戻ったのだろうか。*]
(+13) 2013/09/21(Sat) 19時頃
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― 夢の中 ―
[男の意識はすぐに浮上せず、しばらく揺蕩っていた。 ふと気付けば、以前に見た覚えのあるショッピングモールの前に立っていた。 電飾で照らされるその場所は、明らかに先刻まで自分のいた場所とは異なる。 けれど男の住む世界自体とも違っていた。]
…これはどうした事でしょうか。
[男は困ったように眉を下げて、その場で首を捻る。
―男は以前に閉じ込められたバーチャル空間の中にいた。]
(+14) 2013/09/21(Sat) 19時頃
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[といっても、以前のように現実世界でギアを使っている感覚はない。 その空間で使っていたチャットの操作も出来そうになかった。 恐らくは殴られたショックで、似た空間を夢に見ているのだろう。]
どうしたら出られますかね? ……。 あぁ。
[相棒に聞こうとして、返事が返ってこないのに気付く。 自分はトニーに殴られて気絶した。 だから彼女とは分離したのだろう。]
(+15) 2013/09/21(Sat) 19時頃
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―夢だったら、貴女も来られたら良かったのに。
[アンナ、と名乗った顔を知らぬ異界人が此処にいれば、きっと見た事のない光景に面白い反応が見られたに違いない。 自分の夢の中ならば、多少過激な行動を取られても平気だろう。
この夢から醒める方法は分からない。 試しに帰れるようにと念じてみたが出られる気配はなく。 元々はプログラムで作られた空間だ。
取り敢えず、男はショッピングモールの横に伸びた道を歩く事にした。 行き先は1 1.遊園地 2.水族館 3.プラネタリウム**]
(+16) 2013/09/21(Sat) 19時頃
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/* ディーンちっぷに女言葉結構くるなw (殆ど鳩日だったので、今まともに見て噴いた。)
(-7) 2013/09/21(Sat) 19時頃
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/* そろそろどなたか来てるかなーとか思っていたら表が動いていない件。 おおう、皆さんお忙しいのかしら。
一人遊びしながら待とうかな。
(-13) 2013/09/21(Sat) 22時頃
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― 遊園地 ―
[辿り着いた先は遊園地だった。 ジェットコースターやメリーゴーランド、ミラーハウスに観覧車などがあった。 確か、スピードが出る乗り物が秀逸なのだと聞いていた。]
うーん…。 一人で来るところではないですよね。
[当然の如く、自分以外には誰もいない。 それなのに通常通りに動いている遊園地は、まるでゴーストタウン。]
(+17) 2013/09/21(Sat) 22時頃
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/* とかやってたら来てたー![尻尾振りつつ] 男PCばっかりですね。
(-14) 2013/09/21(Sat) 22時頃
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此処にパンダカーがあったんでしたっけ。
[悪い想像はやめよう。 気を取り直して、園内でパンダカーを探してみる事にする。 年下の友人―名前は思い出せないが―はどの辺りでそれを見つけたと言っていたのだったか。
既に本物のバーチャル空間はバグも修正され、解放されているが男はあちこちを回れてはいない。 ―遊園地もそうだ。 だから何が何処にあるかは分からなかった。
園内のマップの書かれた看板を見ながら、ありそうな場所を探す。 パンダカーを発見したのは体感時間にして22分後の事。]
(+18) 2013/09/21(Sat) 22時半頃
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[メリーゴーランドの近くにそれはあった。 四足歩行しているように動くパンダカーを見て男は目を細める。 ―何となく懐かしい気分になった。
うさぎの着ぐるみを着た店員からコインを渡されれば、男は目を瞬かせ。]
えっと…
これに乗れと…?
[いや、客は自分しかいないのだけれど。 これは元々子供向けの乗り物で。 それに確かあの時は…。]
(+19) 2013/09/21(Sat) 22時半頃
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[戸惑う男は着ぐるみの店員に背を押されてパンダカーに座らされる。 …デジャブを感じた。 着ぐるみの中にいるのは射的の屋台の店員ではないだろうか。]
「グッドラック!」
[ご丁寧にも、挿入口にコインを入れられ。 サムズアップしたうさぎの着ぐるみ店員は、自分に向かってもう片方の手をぶんぶんと振ってくる。]
……。
[戸惑いの混じる顔で手を振りかえすと、やがてパンダカーはゆっくりと動き始めた。 アラサーの男が一人でパンダカーに乗っている姿はさぞかしシュールな光景だろう。
一周したら、自動的に止まるだろう。 男はハンドルを手にそう思っていた。]
(+20) 2013/09/21(Sat) 22時半頃
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[もうすぐ一周しようとしていた。 男はようやくこの拷問めいた時間から解放される、と気を緩める。
ヴイィィィィィン…
聞き慣れない、しかし不穏な気配を感じる音に男は首を捻る。 そして。]
(+21) 2013/09/21(Sat) 22時半頃
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―…っっ!!
[パンダカーはルートから外れて物凄いスピードを出して疾走し始めた。 時速何キロなのか、知りたくもない。 ブレーキがある筈もなく、ハンドル操作も効かない。 男は振り落とされては大変と、必死の思いでハンドルにしがみ付く。
爆走するパンダカーの行きつく先は、あの時と同じく美術館。]
(+22) 2013/09/21(Sat) 22時半頃
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/* 青ログ増やしてごめんなさい。
(-15) 2013/09/21(Sat) 22時半頃
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/* 長いので没にした欠片。 バーチャル空間があちこちバグってて、ハチャメチャになっている設定です。
―プラネタリウム―
[辿り着いたのは、プラネタリウムだった。 男が座席に腰かけると、それを待っていたように映像が始まって。
…しかし、男は前列に座った事を後悔する事になる。]
(-17) 2013/09/21(Sat) 22時半頃
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[ヘラクレスと怪物の戦いがスクリーン上ではなく、男の目の前で繰り広げられたからだ。
9つの恐ろしげな首を持つヒュドラが動く度に地面が揺れて、男は慌てて座席にしがみ付く。 ―前列なので逃げ出す事も出来ない。
縦横無尽に動き回る英雄と怪物の戦いに巻き込まれないよう、男は必死で身を縮めていた。
ヘラクレスは甥の助言を得てヒュドラの首を焼き払い、助けに入ろうとしたカルキノスを踏みつぶした。 そして彼らは共に星座となった。
エンディングを見ながら、ヘラクレスが勝って本当に良かった、と心の底から思った。 プラネタリウムから出てきた男の顔は疲れきっていただろう。*]
(-18) 2013/09/21(Sat) 22時半頃
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―水族館―
[辿り着いたのは、水族館だった。 館内に入れば、男の目に入って来たのはマンタ。 まるで其処が海であるかのように、空中を悠々と泳いでいる。]
……。
[その向こうでは小魚が大群を為して、まるで一匹の魚であるかのように一糸乱れぬ動きで泳いでいた。 イソギンチャクや海藻類は床に固着して、小さな魚の隠れ場となっている。 まるで水族館全体が海のような光景が広がっていた。 これがこの水族館の特色なのだと思ったが、水槽は別にあり。
やがてジンベイザメやエイが此方に向かってくるのを見れば、男は慌てて館内から退避した。*]
(-19) 2013/09/21(Sat) 22時半頃
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― 一方、村長宅 ―
[その時の男(身体)は悪夢に魘されて苦しげに唸っていただろう。
近付けば、譫言でパンダカーが、と言っているのが聞こえたかもしれない。*]
(+23) 2013/09/21(Sat) 22時半頃
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/* 沙耶さん、今晩は来られないってメモにあったしな…。
襲撃はセイカさんが動く感じでしょうか?
(-20) 2013/09/21(Sat) 23時頃
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― 夢の中・美術館 ―
[パンダカーは美術館にたどり着く。 男は若干ふらつきながら止まったパンダカーから降りた。 確か、前もそうだった筈だ。 こんな風に爆走したパンダカーに乗った――(ともう一人)がやって来て、自分は美術館のベンチに座っていて…。]
んん、やっぱり此処なんでしょうか。
[バーチャル空間で強制ログアウトした友人を見送ったのは此処だった。 もう一つの候補としては、自分がログアウトしたカフェがあるが。]
(+24) 2013/09/21(Sat) 23時頃
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[入ってみるが、内装は変わっていない。 展示の内容も変わっていないようだ。 やはり自分の記憶に基づいているのか。
あの一件を追体験している気分になって、展示スペースに向かって歩を進める。 ―と。]
(+25) 2013/09/21(Sat) 23時頃
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[ドドドドド…
物凄い勢いで裸足の男が隣を駆けていく。 男はかつてと同じように呆然とそれを見送り。 後ろを振り返れば、壁に掛けられた絵画に残るのは暗闇と精巧に描き込まれた額縁。 絵の中から男が抜けだしたのだ。]
……。
[―ここまでそっくりなのか。 確か、あれはバグだったと思うが。 自分の記憶の中で衝撃的だったものだから再生されているのだろうか。
一息ついた男は、いつもするように展示品を見ながらゆっくりと歩を進める。 順路を無視しても良かったのだが、何となくこの雰囲気を味わいたいと思った。]
(+27) 2013/09/21(Sat) 23時頃
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/* ポーチュラカちゃんが見えてびっくりした!
は、入りづらかったらごめんなさいね…?
(-21) 2013/09/21(Sat) 23時頃
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[やがて展示も残り僅かとなり。 騙し絵の絵画が並ぶ中に、強く記憶に残る絵画を見つける。
―あの時は、この画家の絵を探していたのだ。
男は深呼吸をすると、恐る恐るその絵画の額縁に触れてみる。 咎める人間は此処にはいない。]
[やがて其処に広がったのは、触れた絵画と同じパズルのように白と黒の鳥が絡み合う空。]
あぁ…。
[それを見上げて、男は目を細める。 館内全体がその絵で塗りつぶされていた。]
(+28) 2013/09/21(Sat) 23時頃
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[その中に一つだけ、塗りつぶされていない絵があった。
群生する色とりどりのダリア、遠くには家が描かれている。 端の方には白と黒の衣服を纏った仲睦まじげな一組の男女。
―やんわりと包み込むような優しい色彩。
先刻まで存在しなかった絵が現れた事には男は驚かない。]
(+29) 2013/09/21(Sat) 23時頃
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約束、しましたもんね。
[いつか、一緒にこの絵を見に美術館に行こう。 そう約束した相手は、リハビリを続けている。 今は名前が‘分からない’けれど、元の世界に戻ればきっと。
男はその絵画の額縁に触れて、 今その身を置いている異世界へと戻る。*]
(+30) 2013/09/21(Sat) 23時頃
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/* 600近く夢に使ったとか…(震え) 遊び過ぎてゴメンナサイですよ。
(-22) 2013/09/21(Sat) 23時頃
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