人狼議事


316 【完全RP村】碧落の宙に、さあ一杯。

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視点:


【見】 辣醤醸造 ガルム

えっ本当か?
ありがとう、アーサー!

>>1:118いわれた言葉は素直にうれしく思わずアーサーの手?足?を取った。]

撮れたら一緒に聞いてみようぜ
案外俺のほうが理解できるかもしれないぞ
…なんて言ってるんだろう。わかるかな

[くじらの鳴き声に何かの意味が込められてる、という自分では考えもしていなかったことが、アーサーの話で自分の中で具体的になってきて、心の中に新たな小さなわくわくが生まれていた。]

(@0) 2024/02/12(Mon) 23時頃

【見】 辣醤醸造 ガルム

 
ビジネスパートナーがくじらの背に乗ってたら飛んで来るってすごいことだぜ

[背に乗るちび竜を甥っ子みたいなもんだ、という猫>>1:119には思わず笑ってしまった。
ちび竜が若いのかアーサーが歴戦の猛者なのか。

見た目では2匹ともそう年寄りには見えない。
しかし宇宙で見た目で年齢の判断をするのは愚かだ。
何なら自分もおそらく見た目よりは大分年齢を重ねている。
改めて礼を失さぬようにしなければな、と2匹の凸凹コンビを見下ろして心の中で頷いた。]

(@1) 2024/02/12(Mon) 23時頃

【見】 辣醤醸造 ガルム

[しかし次のくじらとの関わりに関するなんとも言えない返事>>1:120にはふーん?としか返せず首をひねった 。
どういうことだかよくわからない。
宇宙くじらの友人がいる、だけれども、彼らを探している。
今背に乗っている宇宙くじらのところには来たことがないかもしれない。けど、あるかもしれない。

自分がもしかして、宇宙くじら、というものを単純にとらえすぎているのだろうか。]

まあ、進めば何かわかるだろ

[霧の中に踏み出すことに恐れはない。
危険な目にあうことにあまり恐れがないことは、ほぼ不死の自分の利点の一つだ。
野生の感には自信がないが、船にはビーコンを設置している。
タブレットを見れば戻ることはできるだろう。]



[気が付けばアーサーたちは歩き出している。>>1:121
自分も後を追うように歩き出した。
霧の中、果たして姿を追うことはできただろうか。]

(@2) 2024/02/12(Mon) 23時頃

【見】 辣醤醸造 ガルム

[自分が歩みを進めるくじらの背の上は、生身が感じられるものではなく、何かごつごつとした岩や砂利…そして土の広がる土地の様相を呈してきた。

そのまま霧の中をまっすぐ進んでいくと、なんと目の前に打ち捨てられた小さな掘立小屋が出てきた。
どこから持ってきたのか木でできていて、大分前に建てられたようだ。]

どっかに木も生えてるのか?
どうなってるんだくじらの背…というか木生えてたら寄生されてない?

[小屋の中は同じく木でできた、年季の入った小さな机と棚と箱…それに籠と鍬。
大したものは置いてないように見受けられた。]

これは…離れ兼農具小屋みたいなもんだな。
てことは畑もあるのか?

[小屋の裏手に回ると、そこには打ち捨てられた畑…
いや、畑に植えられた草はなぜか元気に茂っていた。]

(@3) 2024/02/12(Mon) 23時半頃

【見】 辣醤醸造 ガルム

 
いや、くじらの栄養吸ってない?
大丈夫!?

[草に近寄りしゃがんで触って様子をみる。
次の瞬間、耳がぴんと立った。]

これは…韮だ!

[においをかぐ。間違いなく旨い草だ。
まさかくじらの背で韮が発見されるとは予想外だ。
しかも栄養たっぷりっぽい。]

久々の壺韮ができるぞ!

[興奮して持ってきたナイフで韮を刈り始め、リュックに入れだした。
全部を取って帰らないという最低限のマナーは持ち合わせている。
ただ、自分の船に乗っている辣醤と和えた新鮮な韮はぜひともbarの店員や客にも味わってもらいたい。
黙々と一人分よりは大分多めの韮を刈っていただろう。]**

(@4) 2024/02/12(Mon) 23時半頃

辣醤醸造 ガルムは、メモを貼った。

2024/02/12(Mon) 23時半頃


【見】 辣醤醸造 ガルム

[暫くの後、長めの韮が少しはみ出したリュックを背負ってまた濃霧の中を歩き出す。
ほかにも何かいいものが見つかるかもしれない。
もはやくじらの探検というより宝探しの気持ちだ。]

あ、上が晴れた…いや、これは

[ふと真上を見上げると、そこに霧はなく、ただ宇宙が広がり始めていた。
一瞬霧が晴れ上がり始めているのだと思った。
けれども、その空にはずっとずっと昔にずっと見続けていた天体があった。
忘れもしない、ここにあるはずのない衛星。
重力で、上へも下へも行けなかったころ。

思わず大きな息を吐く。]

(@8) 2024/02/13(Tue) 23時半頃

【見】 辣醤醸造 ガルム

 
宇宙くじらの近くでは、昔のことが思い出される。
なるほどな、ただの噂じゃなくて、実際昔の環境を作り出す、いや、作り出させているのか感じさせているのか。
不思議だな、幻を見せているにしても、リアルだ。

[つい手を空に伸ばした。
当然ながら空を切り、次にリュックから端末を取り出して、空の、宇宙の写真を撮った。
やっぱり今自分が見ているままに撮れた。]

撮れるんだな。
こんなところで故郷の空の写真が。
 

(@9) 2024/02/13(Tue) 23時半頃

【見】 辣醤醸造 ガルム

[撮れた写真を見た後再び空を見上げ、そのままにやっと笑って空に向かって言った。]

どうよ俺、宇宙に出てやった。
身体を手に入れて、あの星の重力から逃れたんだ。
ずっと見てただけだったお前らを飛び越えて、ずっとずっと先まで来たんだ

[嬉しい。
この空も嫌いじゃない、ずっと見ていたのに触れることはできない遠い憧れの場所だった。
でももはやその空を遥か昔に置き去りにして、今の自分がここにいる。]

(@10) 2024/02/13(Tue) 23時半頃

【見】 辣醤醸造 ガルム

懐かしいな
またいくらか経ったらさ、戻るよ。

[宇宙があまりにも広くて興味深すぎて、昔のことを考えることもそうそうなかったが、こうやってたまには思い出すのも悪いもんじゃない。

宇宙くじらのうわさ話の一端を体感し、次には何が出てくるのだろう、とまだすっきり晴れない霧の中へと再び進む。
昔のことは、またゆっくり思い出そう。
そろそろくじら本体の様子も見たいところだ。
そういえばアーサーはどこにいったのか、そしてbarのほかの客たちももしかしたらくじらに来ているかもしれない。

いまいち方向感覚のつかめない霧の中、頭の方じゃないかと思われる方へ、歩みを進めていった。]**

(@11) 2024/02/13(Tue) 23時半頃

【見】 辣醤醸造 ガルム

[ずっと昔の銀河の隅っこの惑星に自分はいた。
いつ生まれたかは覚えていない。
気が付いたらその惑星の大気圏の上層にいた。
自分の上には衛星があり、オーロラがあり、流星もあり、宇宙があった。

自分はあまりにも大きく希薄で、体のど真ん中をロケットが通ってもなにも感じなかった。
けれども不思議と視覚はあったから、自分を突き抜けて宇宙へと向かうロケットたちをじっと眺めていた。

さて、視覚があるからにはいくら薄いとは言えそれなりに質量はある。
どうやら最初はこの惑星の人々は、たとえば漂う自分や仲間たち…いるのはわかっていた。喋れも触れもしなかったが…にロケットがかすったり突っ込むことで何らかの抵抗が生まれていたのを、自分たちの計算間違いかあるいは大気のひずみだと思っていたようだ。]

(@12) 2024/02/14(Wed) 23時頃

【見】 辣醤醸造 ガルム

[しかし開拓時代の幕開けから十数年を経て、とうとう自分たちの存在は明らかになった。
自分は神様というものを全く知る由はなかったが、人々は天使に近しいものとして自分たちを扱った。
そのため初期はエンジェルストライクを起こさぬよう人々は運行経路を綿密に計画していたのだが、暫くののち、自分たちを捕らえる術を手に入れた彼らはうまいこと仲間や自分を圧縮し、地上へと持ち帰ったのだった。

その後、地上で様々な実験が行われた。
正直なところ、周りを見回すのにもすぐに飽き、ぼんやりしていた記憶しかない。
もとはど真ん中をロケットが突っ切っても平気な体だ。
圧縮されて何をされても痛いも痒いもない。
どうも人々にとって、自分たちのような生き物の存在の理解には困難を極めたようで、また十数年かそれ以上、ずっと似たような建物の中にいた。]

(@13) 2024/02/14(Wed) 23時頃

【見】 辣醤醸造 ガルム

[曖昧な記憶の中で、初めて重力を感じたときのことはよく覚えている。
ある時、気が付くと自分はこの体の中にいた。
いや、そのあとに新素材への交換を重ねているので、いわばこの体のプロトタイプか。

まず周りが暗く、そして目を覚ますという経験を初めて味わった。
傍に立っていた博士に声をかけられ、腕を回して支えられ、ベッドの淵に座る。
そして、一緒に床に立ち上がった。

痛い、と思った。
足が痛い、自分の体重が思い切りかかって、どうにもしようがない。
まるで地面そのもののようだ。
地面に吸い付くように、引っ張られている。]

(@14) 2024/02/14(Wed) 23時頃

【見】 辣醤醸造 ガルム

 
いたい

[自分の声が口から出た。
自分の体を支えていた博士が頷いた。

『意識がしっかり同期しているね。どうだい、地面に降り立った気持ちは。
悲しいのか、嬉しいのか… 
わたしにはわからないんだ。
ただ、こうするのが悪いことだとは思っていない。』

首を傾け、博士の顔を見た。
そして、疲れた、と言って、ベッドに仰向けに体を預けた。

『…空の上に戻りたいと思うかい』
博士が少し表情を変えた。
心配を、しているのだろうと思った。
何故なら、自分が泣いているからだ。]

(@15) 2024/02/14(Wed) 23時頃

【見】 辣醤醸造 ガルム

 
違う、あそこからは、どこにも行けなかった。

[それならなんで泣いているのかは自分にもわからなかった。
得たものがとても大きいことを、自分の足で立った瞬間理解した。
だから、きっと失ったものも大きいものなのだろうと、そう思ったんだと思う。]

(@16) 2024/02/14(Wed) 23時頃

【見】 辣醤醸造 ガルム

[『君はここにきて幸運だ。今この国には余裕がある。
権利と技術が同時に高く保たれている。
だからといっていつまでもこうとは限らないのだから、よく学んでくれ。
君は私よりずっと長く生きるのだから』

博士はそう言って色んなことを教えてくれた。
自分も国のため、また数十年後には普通に働きに出た。
危険な場所での作業を厭うことなくできるため、遠隔操作の機械には任せられない作業で大層重宝され、そして資産を稼いでいった。
そのころのことや、宇宙に出たときのこと、そういうこともまたおいおい思い出すかもしれない。
だけれども今はただ、ひたすらに霧の中を歩いている。

そういえば、今くじらはどのくらいまで航行してきたのだろう。
そろそろ宇宙二枚貝を設置した小惑星に近づいてきているのではないだろうか。
かの鳴き声は低音なのか、それとも高音なのか。
それに加えてあとひとつ、どんな気持ちで宇宙くじらは鳴くのだろうか]**

(@17) 2024/02/14(Wed) 23時頃

辣醤醸造 ガルムは、メモを貼った。

2024/02/14(Wed) 23時頃


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