人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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【人】 本屋 ベネット

― 空き部屋 ―

[寮内で起きている事など知らぬまま、
 少年は未だ眠ったまま、幸せな夢を見続けていた。

 隣に居るはずの少年を抱きしめようとして、伸ばした手が空を切る。
 固いマットにぱたりと手が落ち、漸く夢の畔から戻ってくる意識]

 ……ドナルド、どこ―――?

[うす暗い室内を目を凝らして見ながら、此処にいない彼の名を呼んだ]

(6) 2010/09/09(Thu) 01時半頃

【人】 本屋 ベネット

[一方その頃――――
 幸せな夢から目覚めた少年と入れ替わりに、
 幼い少年が眠りの国へと誘われようとしている事を、
 まだ誰も知らない]


― ロビンの部屋 ―

[少年は、主の居なくなった部屋のベッドで昏々と眠り続ける。
身体には何の異状も無い。
まるで通常の睡眠のような、穏やかな呼吸が続いている。
だが――陽光が翳り、星が瞬き、再び朝日が昇っても――少年に、目覚めようとする気配は全くみられなかった]

(7) 2010/09/09(Thu) 01時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 01時半頃


【人】 本屋 ベネット

― 空き部屋 ―

[脱ぎ捨てられたシャツやズボンを身に纏い直して、力の入らぬ身体でよろよろと部屋の外へ。
  激しい行為の代償か、腰から下の感覚は麻痺してしまったかのよう。
 壁に捕まる様にしながら、ゆっくりと歩みを進めていると、
 ふと名前を呼ばれたような気がして――――]

 ドナルド…?
 今、行くから……っ。

[ぎりっと奥歯を嚙みしめ、また一歩足を進めた]

(8) 2010/09/09(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[ドナルドを探すのは、難しい事じゃなかった。
 彼の身体からはいつも、薔薇の香りがしていたから。

 それを頼りに、廊下を進んで行く。
 濃密な薔薇香は、その突きあたり。普段は閉じられているはずの非常階段から強く香っていて。
 半ば倒れるように扉を開き、その先で見たものは――…]

 ―――……っ!

[燃える炎の様に鮮やかな赤毛を幾房か白く染め、ぐったりと横たわるドナルドの姿]

(9) 2010/09/09(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

 い、いや……、いやだああああああ!!

[手を付き、這うようにしながら茨棘に犯されたドナルドの傍へ向かう。
 色を失い眠る彼の頭を抱きしめ、
 寮内に響き渡る程の大声で、嘆きの咆哮を上げた]

(13) 2010/09/09(Thu) 02時半頃

【人】 本屋 ベネット

 ねえ、目を開けてよ……。
 僕を驚かそうとしているんでしょう?

 お願いだから、ねえ……目を開けて。
 何時もみたいに名前を呼んでよ、ドナルド……っ!

[眸からは大粒の涙を幾つも零し、抱いたドナルドの頬を濡らす。
 声は涙に震え、しゃくり上げるように声に出して泣いて。
 誰かが来るまでは、ずっとそのまま。
 震える声でドナルドの名前を呼び続けているだろう*]

(14) 2010/09/09(Thu) 02時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 03時頃


【人】 本屋 ベネット

― 非常階段 ―

[幾ら名前を呼んでも昏々と眠り続けるドナルドを胸に抱き、涙を零す。
 どうにか彼を医務室へ連れて行こうにも、自分より大きな彼を運ぶのは、常の状態でも難しく。
 ほとんど腰の立たない今の自分には無理だった]

 ……ドナルド、起きて。どなる、ど……。
 言ったじゃないか、好きだって。愛してるって……。

[だから、起きて…と。ドナルドの頬をはらはらと濡らしていると、
 ドナルドのものではない濃厚な、薔薇の香りがして]

 そこに、いるのは……誰?

[泣き濡れた眸で、踊り場を見上げる]

(22) 2010/09/09(Thu) 08時頃

【人】 本屋 ベネット

[日光の影になって、表情こそ見えなかったけれど。
 酷く冷たい空気を纏うその影に、涙が止まる。

 自分より小柄で華奢な身体。
 きっちりと第一釦まで閉じられ、タイを締める下級生を、少年は一人しか知らない]

 ……ロビン。

[掠れた声が名前を呼ぶ。
 彼から香る薔薇の呪いに、堕ちてしまいそうになる自分を律しながら]

(23) 2010/09/09(Thu) 08時頃

【人】 本屋 ベネット

 どうしたの、ロビン……。
 なんだか様子が、変…だよ……?

[揶揄う色を宿す声に、僅かの警戒を込める。
 表情は未だに影となって見えないけれど、目の前の少年が常とは随分と変わってしまった事だけは判ったから。
 かたかたと震えそうになる身体を、ドナルドをぎゅっと抱きしめることで押さえて…]

(26) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

【人】 本屋 ベネット

[その少女めいた顔に嗜虐に歪む笑みを見る]

 ……罪、じゃないよ。
 彼を愛する事は、罪じゃない。

[ドナルド…と、赤い髪を優しく撫でた後、
 きっと見上げて]

 主がそれを罪だと断罪するのなら、
 僕は地獄の業火に焼かれたって、構わない。

 それぐらい、僕はドナルドを……愛してるから。

(27) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

【人】 本屋 ベネット

[しばしの沈黙の後、
 薔薇の香気を身に纏う少年に、翠を細めたまま]

 ―――君は、誰だ?

(28) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

【人】 本屋 ベネット

 そんな事ないよ。
 そう見えるように振る舞っていただけで、本当の僕は、何時だって……。

[強く香る薔薇の香りに、すました顔の下で何時も抱いていた欲を吐露してしまいそうになって、慌てて口を噤む。

 無邪気な笑みを返す相手に、ふるりと首を振って]

 ……ちがう。ロビンからはこんな馨、していなかった。
 むしろその香りを纏っていたのは……。

[ちらりと腕の中のドナルドを見詰めて]

 彼に、なにをしたの…?

(30) 2010/09/09(Thu) 08時半頃

ベネットは、視線から逃れる様に、眸を反らす。

2010/09/09(Thu) 08時半頃


【人】 本屋 ベネット

[眼前までに近づくロビンに、ぎゅっと眸を閉じる。
 続く言葉には、はっとなったように見詰めて]

 ……うそ。
 うそだよ。だって、ぼくのことすきだって……いってくれた、もの。

[ロビンの言葉を信じたくなくて、子供の様にいやいやを繰り返す。
 その先を言わないでと言う様に]

(33) 2010/09/09(Thu) 09時頃

【人】 本屋 ベネット

[犯されたんだ。
 笑みすら浮かべてそう語るロビンに、強張る貌]

 うそ……うそだよ。
 だって、いつもドナルドは苦しそうにしてて……
 それは僕のせいで…だから…、なのに……。

[凄く愉しそうだったと訊けば、ぽとりと頬を涙の雨が伝う]

 僕をすきだって。
 あいしてるっていってくれたのは、うそだったの……?

 だれでも、よかった…だけ、なの?

[大き過ぎるショックに、虚ろな眸がぽつりと呟いた]

(35) 2010/09/09(Thu) 09時頃

【人】 本屋 ベネット

 感謝って……なぜ?
 生まれ直すって、どういうこと?

[判らない、判らないよ…と、首を振って。
 嬉しそうなその顔から、眸を反らす。

 ロビンが紡ぐ言葉から滲みでる強い芳香にくらりと酔いそうになり、
 それに耐えるかのようにきゅっと唇を噛んだ]

(38) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

ベネットは、伸ばされる手から逃れるすべを知らず。薔薇の吐息に絡み取られるまま、瞬き一つ出来ずにいて。

2010/09/09(Thu) 09時半頃


【人】 本屋 ベネット

 僕じゃなく、君を……選ん、だ……。

[ドナルドを抱きしめていた腕から力が抜ける。
 泣き顔はくしゃりと歪んで、泣き笑いのそれへ]

 …………は、あはは…っ。

[まるで壊れた人形のように、狂ったように笑った]

(41) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

【人】 本屋 ベネット

[涙を拭う指を厭う事もせず、目は見開いたままだったけれど、深い翠は何も映す事はなく。
 硝子球の様に光を返すだけ。

 唇を寄せられればそのまま、ロビンの思うままに。
 笑う声も、呼吸すらも奪い取られるのだろう]

(42) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

【人】 本屋 ベネット

[ぎぎぃっと首を軋ませて、異相の色彩へと虚ろな翠を向ける]

 でぃーん……

[ぽろりと翠から零れ落ちる雫]

 なにも考えたくない……。
 たすけて……。

(45) 2010/09/09(Thu) 09時半頃

【人】 本屋 ベネット

[唇から身体を侵していく薔薇の香り。
 それに抗う事も出来ず、身体は熱を持ち昂ぶって行く。
 下肢に集まる熱に、切なげに溜息を付きながら、
 心は歪曲された事実から逃れるように、乖離して。

 ディーンへと救いを求める言葉を口にしながらも、
 ロビンが求めるならば、水音を響かせながら深い口接けを繰り返すだろう]

(48) 2010/09/09(Thu) 10時頃

【人】 本屋 ベネット

[寮の手で顔を包まれ、
 ディーンが見ている事も忘れて、齎される薔薇の口接けに虚ろな心は溶けていく。

 舌を差し出し、唾液を混ぜ合って。
 美味しそうにそれを嚥下しながら、ちゅくちゅくと響く水音に、聴覚までも犯される。
 もっと…僕を助けて《壊して》、と。とその腕をロビンの首へ回した]

(52) 2010/09/09(Thu) 10時頃

【独】 本屋 ベネット

寮の手ってなんだ!!!

誤字ヒドス><
ごめんぉおぉぉおおおおおぉぉおぉぉぉおぉおおお

(-9) 2010/09/09(Thu) 10時頃

【人】 本屋 ベネット

[両腕を回し、口接けに夢中になりながら。
 その背に向けられたディーンの啓示に、ぴたりと動きが止まる。

 銀糸を引きながら顔だけを差し出された手へと向けて]

 でも……ドナルドが、最期に選んだのは。
 僕じゃなくて、ロビンで……だから……。

[迫られる選択。
 選べずに、いやいやをするように首を振った]

(56) 2010/09/09(Thu) 10時半頃

ベネットは、ロビンの腕に抱きしめられれば、薔薇の香気に眸は虚ろな硝子球へと戻り始めて。

2010/09/09(Thu) 10時半頃


【人】 本屋 ベネット

[虚ろな硝子球のまま、ディーンを見詰めて]

 ……逢いたい。
 ドナルドに、逢いたい……。

(60) 2010/09/09(Thu) 10時半頃

【人】 本屋 ベネット

 ディーン……。僕は此処で。ドナルドに、もう一度逢いたい。

[薔薇の香りに塗り潰されそうになりながらも、
 僅かに残った心が、願いを口にする。

 主の如き導き手の彼へと。
 弱々しくも、縋るように手を差し出した]

(63) 2010/09/09(Thu) 10時半頃

【人】 本屋 ベネット

[差し出した手を握るその力強さに、こくりと一つ頷いた。

 まだ腰から下は力の入らない状態だけれど、
 昏々と眠るドナルドの唇に口接けて]

 ……僕は、もう一度君に逢いたい。
 だから……待っていて。

 君を縛る蒼薔薇から、君を助けるから。

[ぎゅっと抱きしめた後、二人に背を向け階段を下りていく。
 目指す先は、全ての始まり――蒼薔薇の木の下へ]

(68) 2010/09/09(Thu) 11時頃

ベネットは、ディーンにもう大丈夫だからと告げて、微笑む。導く手が示す道標へ向かうために。

2010/09/09(Thu) 11時頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 11時頃


【人】 本屋 ベネット

― 廊下 ―

[力の入らない身体を奮起させながら、蒼薔薇の元へと向かう途中、
 誰かの嘆きを訊いた様な気がして足を止める]

 ドナルド……?
 ドナルド、君なんだね……?

[届かないと歯がゆさに嘆くその声を虚空に訊いて、少年はッ優しく笑んだ]

 大丈夫だよ。
 すぐに助けるから……。君を縛る薔薇の呪いも、なにもかも。
 すべて終わりにするから。

[夢を見続ける彼に、この声が届くのか判らない。
 それでも言葉にせずにはいられなくて、唇は彼への言葉を紡ぐ]

(75) 2010/09/09(Thu) 11時半頃

【独】 本屋 ベネット

なんで、ッ?

もういやだ。ぼくしんでしまいたい><

(-12) 2010/09/09(Thu) 11時半頃

【人】 本屋 ベネット

 ……ラルフ。

[ゆっくりと振り向き、ラルフの銀灰へと翠を向ける]

 中庭の、蒼薔薇の元へ。
 ドナルドを取り戻す為に。

(83) 2010/09/09(Thu) 11時半頃

【人】 本屋 ベネット

 ディーンが教えてくれたんだ。
 ドナルドを取り戻したかったら、あの蒼薔薇を引き抜いて燃やせって。

[眉を顰める様子に、翠を僅かに細めて]

 ……ラルフは、どうするの?
 邪魔をする心算なら……。

[ぎゅっと拳を作る。
 仮令殴ってでも、引くつもりはないと言う様に]

(88) 2010/09/09(Thu) 12時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 12時頃


【人】 本屋 ベネット

 ……どうもしない。
 僕は僕の望みの為に、行くんだもの。

 少し前に君が僕に言った事、覚えてる?

[剣呑な光を見せる銀灰に微笑んですら見せて]

 君の言う通りだよ。僕はとても醜い。清らかな振りをして、
 きっと一番罪深い。

 僕はね、ラルフ。もう選んだんだ。
 ドナルドと此方側で再び逢う事を。
 それで他の誰が犠牲になっても、構わない。

(91) 2010/09/09(Thu) 12時半頃

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