315 【La Mettrie〜存在という機械が止まる時】
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夜更けに響いた破滅の音に起こされ、不安に駆られた乗客たちは集会所へと集まった。単純な直接通信の機能しか果たさなくなった携帯を携えて。
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ちゃんとご注文通り、さまざまな人たちをお呼びしましたよ。 いたるところから…そう、地平の果てや、宇宙の彼方からも。
中には、主様を消してくださるような方もいらっしゃるかもしれません。
(0) 2022/12/25(Sun) 16時半頃
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――その場所は、ラメトリー
過去栄えた城下町は、今は世界の衰亡とともに灯火を消す。
だけど、その古城の庭にあるかつては「生命の導き」と言われた噴水……
そこだけは、まだ透明な水がこんこんと湧いているという……。
――…だから、彼方はやってきた。
この、ラメトリーに。
(#0) 2022/12/25(Sun) 16時半頃
そして、見るだろう。水を汲む青年と、不思議な怪物を。
(#1) 2022/12/25(Sun) 16時半頃
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――………とぷん
[廃墟と化した城の中庭、こんこんと湧く噴水のある大きな泉から青年は水を汲んでいる。 両手に抱えた大きな瓶に抱えて運べる分汲み終わると、傍にいた怪物《エンジェルシイラ》とともに、何処かへ去っていく……。**]
(1) 2022/12/25(Sun) 16時半頃
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【業務連絡】
業務連絡と書かれた発言は、中の人へのものになります。
よろしくお願いします。
(この村は事前COなどは一切とっていないフリー村です、飛び入り参加者さん募集中です。というか飛び入りさんいないとはじまりません。ぜひ、退廃世界を一緒にすごしませんか?)
→参加検討される方は情報欄からwikiご一読ください。
(#2) 2022/12/25(Sun) 16時半頃
【業務連絡】
●この村の目的●
* 退廃し、廃墟となった世界を、少し生きて、そして、死ぬ。そんなRP村です。
※ソロール上等、絡みも自由に。あとメモでの中身会話は最低限に。初心者さんによる質疑応答はOKです。
白ログ、墓ログ、ともに中身発言はプロローグ進行中は禁止です。
独り言は中身発言もOK。設定などご自由にどうぞ。
エピローグはもちろん中身発言も解禁します。
【閲覧制限アリ、ご注意ください】R18です。18歳未満の方の閲覧を禁止します。
5日間で開始しないと廃村になるため、人が集まらなくても、1229ないしは1230には開始します。よろしくお願いします。
(#3) 2022/12/25(Sun) 16時半頃
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―生命の泉― → ―フェルゼの塒―
[青年はその泉から、少し隠れた自分の塒に帰っていく。 それは古城の一室。 かつてのこの国の皇族が暮らしたといわれる一室…。
だけど、絢爛な造りは穢れ、錆びつき、朽ち果てた廃墟の一室であることに変わりはない。
ただ、天蓋付のベッドは残されており、その上に周りに、青年の生きていくためのモノは溢れている。それはガラクタでもあり、そして、食べ物といえるようなものでもあり……。]
――……今日は、まだ、誰にも会ってない。
[青年は汲んだ水を部屋の隅に置く。 ずらり並んだ水はまだどれも清らに見えたが、
古いほうに手を足を入れて、ぴちゃぴちゃ洗うと、それをばしゃりと部屋の窓から外の屋根沿いに流した。]
(2) 2022/12/25(Sun) 17時頃
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――……というか、誰かいたり、するのかな? それとも、もう、誰もいなくなった?
[窓を覗く。すると、そこには怪物《エンジェルシイラ》が小さな羽根を羽ばたかせる。 こちらを見て、何もない様子を見れば、怪物はそのまま、何処かに消えていく…。]**
(3) 2022/12/25(Sun) 17時頃
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【業務連絡】村入村解禁します。
※入村の際はwikiお読みの上、村人希望で入村してください。
あと、入村されてから、長く発言がない場合は追い出されてしまうのでご注意を。
※ほぼないですが、入村された方に何かしら問題があると判断した場合は村建てが参加をお断りする場合があります。よろしくお願いします。
※ご質問はメモなどで村建て宛にどうそ。
それではよろしくお願いします。
(#4) 2022/12/25(Sun) 17時頃
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けほ、コほ・・・
[女は歩く。 左手はそっと後方に、誰かの手を引くように]
はぁ、
[振り返ることはない。 足取りはたどたどしくも、そこには確かな意志がある。
ーー生きる、という意志が。]
(4) 2022/12/25(Sun) 17時半頃
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[死期が近いとは識っている。 ーー今となっては、そこかしこにありふれた話だ。 徘徊する花は今のところ私たちには興味がないようで。]
生きる。 生きなきゃ。
[癖のように後ろに伸びた左手は、けれど軽い。 ぬくもりを喪ってからどれほど経つのか。
ぽぅ、と街灯のように光る花は優しく映る。]
こんな世界になっても、 うつくしいなんてね・・・。
[そう、美しい。 それらは等しく、信用できないだけで。]
(5) 2022/12/25(Sun) 17時半頃
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[蔦の生い茂る廃墟。 街と呼べる場所を多くは知らないから、自分にはその規模がわからない。]
また、ハズレーー いや、
[薄い陽光は昏く、汚染された川や泉の水面にも反射などしない。 どこもそうなのに、そこはほんの一瞬、*きらめいて見えた*]
(6) 2022/12/25(Sun) 17時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2022/12/25(Sun) 17時半頃
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[エンジェルシイラが去ったあと、 窓からやはり澱んだ街を眺めれば、 もう薄汚れた。白とは言えない、でも、神聖なる衣服、をつけた男が歩いている。>>0
ああ、彼はいつからこの街にいただろう。 いつのまにか住み着き、そして、人を呼び寄せる者と自称している。 神ではないが、神であると。
危害を加えてくることはないから、 そのまま、いつも見ている。 話しかけられたら、相槌は打つ程度の知り合いだ]
(7) 2022/12/26(Mon) 00時頃
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>>5 [街の外、むしろその境界線も怪しいが、 外には、いつも頭上に風花が待っている。 花だが、もう毒素しかでない地面に根ははらない。 そして、風に乗り、漂う。
その生態系、 学者ならわかるかもだが、 フェルゼは学者の立場でそれらを見てはいなかった。 ただ、危険がないわけではない]**
(8) 2022/12/26(Mon) 00時頃
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おぉ―い! 誰かいるー?
[ぴた、べた、 ぴた、 不規則な足音が響く。変な音だ。 そこらで拾った靴は、左右で種類も大きさも違う。 靴なんて高級品を買う金は無いし、 そもそも物を売るほど余裕のある人間も居ない。]
あーあぁ。折角、街を見つけたっていうのにさ。 誰もいないんじゃ、しょうがないじゃんね。 っつっても、壁があるだけマシかな? 体力削っても意味ないし、 ひと眠りしてから、もっかい探すかね……
[よっこら、と蔦まみれの壁に寄りかかって、目を閉じる。 歩き続けた足がじんじんと痛い。 しばらくしていれば眠りが訪れるだろう。]
(9) 2022/12/26(Mon) 00時頃
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[──実のところ、目をつぶるのは嫌いだ。 昔の日々を夢に見るから。 姉さんと小さな宿を切り盛りしていた、 あの懐かしい日々を。 美しい人だった。控えめで、伏し目がちで、 まつげが頬に影を落としていた。いつも。 姉さんは、おれと話す時には 屈んで目線を合わせてくれた。 長い髪の毛がぱらぱらと落ちて ふわふわの指先が掬い上げては耳にかける、 その仕草がいつも眩しかった。]
(10) 2022/12/26(Mon) 00時頃
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「私の小さなマリオ。姉さんを守ってね。 あなたは勇敢で、強い、男の子なんだから」
[ある時から、それが姉さんの口癖になった。 本当に、おれに大人の男の力があったら、 彼女を守れたのに。
目覚めればさみしさに泣きたくなる。 夢が美しく、悲しすぎてやるせない。]
(11) 2022/12/26(Mon) 00時頃
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[はぁ、とため息を一つ。 考えてみれば、この放浪を始めてからは 眠ろうと意識したことはなかった。 いつも、限界まで体力を削っては 倒れこむように気絶するばかりで。 眠るのは諦めて、再び立ち上がった。]
おおーぃ…… だぁーれかぁー……
[ぺた、びた、ぺた、びた。 甲高い声で呼びかけながら、ただ廃墟を歩き続ける。 さて、誰かいただろうか。]**
(12) 2022/12/26(Mon) 00時頃
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/* とっても久しぶりにおれッ娘です。14歳ぐらい。140cm弱。やせっぽち。 両親は早世、姉と二人で宿を切り盛りしていた。ある時姉(リンダチップ予定)が客に性的に搾取される。姉は妹まで犠牲になるのを恐れ、妹の性別を偽らせた。 多分本当の名前はマリとかマリーとかメアリーとか。マリーかな。って考えてるけど俺ッ子っぽい人とか入村したら軽率に設定を変えて純粋なる男の子に変えるつもりです。
(-0) 2022/12/26(Mon) 00時半頃
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[ 歩む足は止まらず、振り返ることもせず。 浅い呼吸を繰り返す。
今宵も、酔いを求め彷徨う。 夢と幻の境で。
流れる星を目で追いかけていた。 **]
(13) 2022/12/26(Mon) 00時半頃
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[―― おばあさまのために、水が欲しかった。
ほんのりと明るい空は、わずかに橙を残していた。 あっという間に日は落ちて、周囲は夕闇に囚われるだろう。 そうしたら、この廃墟の中では身動きが取れなくなってしまう。
―― はやく、泉を、見つけないと。
村の資源はとうに底をついていた。 長老である祖母は、最後の水を求める民へと与えると 飢えて儚くなることを選んだ。
―― せめて最後に、祖母に、水を。
(14) 2022/12/26(Mon) 08時頃
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そこには、綺麗な水が湧く泉があるのだという。
村のために長く尽くしてきた祖母の背中を見て育ってきた。 このように荒廃した世界の中でも 人のために立つことが最も尊いのだと、祖母の背中は語っていた。
父はそれに耐えられないと出て行ってしまったし 反発を覚えたこともあった。
―― おばあ、さま
それでも少女も限界であった。 崩れ落ちかけた壁に凭れ掛かって蹲ると 微睡みながら夜が明けるのを待つ]**
(15) 2022/12/26(Mon) 08時頃
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>>9
[神を名乗る男がよろよろと歩いているのを窓から見ながら、 視界をもっと上、 もやがかかりそんなに見えない少し遠く、
音がした気がする。 それも、怪鳥やきしみ奏草とは違う、 温かいところから発せられた、
まるで、人のような]
カミ様の声じゃないな。
[さあ、ならば、様子を見に行こうか]
(16) 2022/12/26(Mon) 09時半頃
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