人狼議事


25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―

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【人】 小僧 カルヴィン

[主の腕が身を包めば、紅石榴を濡らす雨は更に増して]

 別れ……なんて、嘘でしょう?
 帰ると謂う事は、また行くと謂う事。

 だけど、僕にはそれを止める事など出来ない――…。

[振り向き、憂いを帯びた紅い目元に触れて]

 僕にお構いめされますな。
 元より判っていた事です。

 主は主の為すがままに。
 僕はいつまでもあなたの帰りを、待っていますから。

(0) 2010/08/07(Sat) 02時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[潤む目元へと口接ける]

 謝らないで下さい……。

 聞き分けの良い子の振りをして、
 あなたに捨てられたくないだけなのだから……。

(6) 2010/08/07(Sat) 02時半頃

【人】 小僧 カルヴィン


 行かないで、と縋っても。
 あなたは行ってしまう。もう一つの月の元へ。

[ぎゅっと拳を作る様に握りしめる手。
 それがかたかたと震えて]

 縋っても尚、引きとめられないのなら。
 それは酷く、自分を惨めにするだけです。
 ならいっそ、聞きわけの良い振りをする方が、
 未だ矜持も護られましょう?

[幼い顔に浮かぶは、笑み。
 だけど握りしめた拳からは、その爪先が掌の皮膚を貫いたのか、
 ぽたぽたと紅い滴が滴り落ちた]

(9) 2010/08/07(Sat) 03時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[腕の中に包まれても、
 鳥の顔は強張ったように笑みを張り付けたまま]

 寂しい想いなど、しておりません。
 僕を可哀そうな子供に、しないで……。

[掌から滴る朱に、酔いそうな主を見て]

 僕では……喰らう価値もありませんか。

[ぽつりと呟いた後、
 その頬に触れようと紅く濡れた指先を伸ばした]

(21) 2010/08/07(Sat) 03時頃

【人】 小僧 カルヴィン


 清濁併せ持つからこそ、月は美しいと。
 前に、申しあげたでしょう?

[伸ばした指が、主へと触れる。
 紅く濡れた指が唇をなぞれば、
 まるで紅を引いたかのような艶やかさに、一寸見惚れて]

 あなたが獣であっても、焦がれる想いは変わりません。
 僕は……あなたと謂う魂に、恋をしたのだから。
 

(28) 2010/08/07(Sat) 03時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[気がつけば、華奢な身体は寝台へ。
 視線を泳がせれば、皺打つ敷き布が見えて。

 紅石榴が見上げるのは、紅引く主の艶麗なかんばせ]

 嗚呼……やはり、綺麗……。

[うっとりと呟き、眸を閉じる。
 口接けをねだるように、朱に濡れた腕を、
 主の首へと回して]
 

(38) 2010/08/07(Sat) 03時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[主から戴いたのは隅々までを嬲る様に、重なる口接け。

 呼吸を奪われれば、相手の酸素を求める様に。
 より深く、舌を絡めて交わる唾液を交換するか]

 …………ねえ、なよたけの君。
 お願いがあるのです。

[長い長い口接けの後、
 紅石榴はあやしの光を燈して。

 少年はその幼い顔に不釣り合いの表情を浮かべ、
 霞む月を見上げる]

(49) 2010/08/07(Sat) 04時頃

【人】 小僧 カルヴィン


 ええ。
 僕をずっとお傍に置いて下さると謂うのなら……。

[紅石榴が捉える、薔薇の香油で濡れる主の指。
 そんなものはいらないと謂う様に、その指を口に含めば、
 水音を響かせて]

 いつか、僕の子を……生んで下さい。
 それが僕の、願い……。

[唾液に濡れる指を未だ閉じたそこへと導き、
 嗚呼……と震える声で一つ啼いた]

(60) 2010/08/07(Sat) 04時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[月が綻ぶように笑めば、鳥もまた。
 同じように幼いかんばせを綻ばせる]

 僕は死にません。
 ずっとずっと…鳥はあなたの傍に。

[身体の奥へと捩じ込まれる熱情の激しさに、
 ぎゅっと、血に濡れた指がシーツを握りしめる]

 あ、あ…ぁ……。
 もっと、深く僕を……もとめ、て……っ。

 なよたけの、 き、み……っ。

[高く甘く。
 囀る声は、主の心も蕩かすだろうか。
 理性の焼き切れた鳥は、ただただ打ちつける強さに啼き喘いで。

 紅石榴が零すは、歓喜の涙]

(69) 2010/08/07(Sat) 04時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[主が自分を求めてくれるのが嬉しくて、
 命ぜられるまま、鳥は歌う
 
 愛の交歓に溺れてしまえば、あとはただ。
 動けなくなるまで、互いの身体を貪り喰らい合うだけ――**]

(78) 2010/08/07(Sat) 04時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 04時半頃


小僧 カルヴィンは、ランタン職人 ヴェスパタインが筆を取るのを気だるげに見て、。あふ…と欠伸を*一つ*

2010/08/07(Sat) 05時頃


【独】 小僧 カルヴィン

共共|占守霊|賞犬贄片魚|首首首
記始|流門?|法?呉小手|灯執?

?:本、懐、奏

赤陣営、すけたっぽい?

(-42) 2010/08/07(Sat) 09時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

― 鳥籠 ―

[腰を中心に全身に酷い倦怠感を纏いながら、
 身を起こす。

 日はもう中天近くまで登っており、
 厚く簾の降りた室内にも光が届くか]

 ……ふふ。
 
[体中に残る、主より残された赤い花弁。
 それを一つ一つ指でなぞっては、齎された熱情の記憶を辿って。
 自然と唇から笑みがこぼれおちる]

(96) 2010/08/07(Sat) 09時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[湯を浴びねばとも思うけれど、
 この身に残る主の香りを消すのは忍びなくて。

 それでも白露を纏ったままでは何処へも行けぬと、溜息を一つ]

 なよたけの君、起きて……。
 もう陽があんなに、高い。

[隣で眠る佳人へと声を掛け、
 まだ眠っているようなら、血糊の乾いた手で揺さぶるか]

(100) 2010/08/07(Sat) 09時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[向けられる淡い笑みに、鳥もまた笑みを返して。
 おはようございますと告げた後、
 眸を閉じて口接けを強請る]

 なよたけの君の香りを、消したくない……。

[眸を伏せ、長い睫毛を震わせてそう告げれば、
 主はどんな顔をするだろうか。

 それでも抱きかかえて貰えば、
 嬉しそうにその首へと腕を回すだろう]

(106) 2010/08/07(Sat) 10時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[そうして湯を浴び閨の残滓を禊ぎ鳥籠へと戻ってくれば、
 イアンからの知らせが届くだろうか]

 ロビンが……ですか?

[信じられないと謂う様に、紅石榴を見開いて。
 友人を喪った悲しみに、頬を伝う雨一筋]

 あの。死水を取る事は……可能でしょうか?
 彼が獣であったとしても、僕には彼は、
 大切な共に代わりありません、から……。

[イアン様にどうかお伝え下さいと。
 知らせに来たセンターの方に、伝言を頼んだ]

(108) 2010/08/07(Sat) 10時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[額に齎される口付けに、鳥は微かに頬を染めて。
 言いつけに、こくりと頷く]

 行ってらっしゃいませ。
 でも……早く戻ってきて下さいませ、ね?

[心細そうにそう一言付け加え、
 からころと、下駄の音が聞こえなくなるまで背を見送った]

(112) 2010/08/07(Sat) 10時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[連絡が来るまでは、鳥籠の中。
 窓辺に座り、金の髪を陽の光に映し、
 さやさやとそよぐ風の好きにさせながら]

 ロビン……。
 もうあの冬色の眸に、逢う事が出来ないなんて。

[最後に逢ったのはいつだったか。
 なよたけの君に手折られた朝、窘められた事を思い出し、
 唇を噛む]

(116) 2010/08/07(Sat) 10時半頃

【人】 小僧 カルヴィン


 あの時は未だ。
 君から馨る香りは、常のものだった。

 僕が好きだった、君の香り。
 でも……。

[眸を伏せ、取りやめになった宴に、
 法師の花として現れた彼にそれを感ずる事はなかった、から]

 あの時既に君は……ううん、君も。
 変わってしまっていたの、だね。
 

(117) 2010/08/07(Sat) 11時頃

小僧 カルヴィンは、別れを告げる許可を貰えれば、鳥はふらりと立ちあがり、友が眠る部屋へと向かう

2010/08/07(Sat) 11時頃


【人】 小僧 カルヴィン

― 応接室 ―

[イアンたちの秘密の会合は済んだ後だろうか。
 友へ別れを告げる許可を貰い、応接室へと向かう。

 立ち込める血の香りに僅かに眉を寄せるも、
 その足は止まることなく、眠る友の傍らへ]

 ロビン……。

[指先を水で濡らし、儚く散った花の唇をそっと撫ぜる。
 願わくばもう一度、あの冬色の眸に、
 自分を映して欲しいとそう想いながら]

(121) 2010/08/07(Sat) 11時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[別れの歌は歌いたくなかった。
 だけど、唇の上を通り過ぎるのは、哀悼歌。

 冬の孤高と秋の憂い。
 あの晩書庫で。
 彼を苦しめていた二つを想い、溜息が一つ漏れ落ちて]

 君は……春へと逝けたかい?

 僕が本当に迦陵頻伽だったならよかったのに。
 ならば君に、この声を届けられたのに、ね……。

[紅石榴を伏せて、眠る友の秋色の髪をそっと撫ぜた]

(126) 2010/08/07(Sat) 11時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[同じく眠る法泉へ紅石榴を移し]

 ……彼を。
 意地っぱりだけれど、本当は温もりに飢えていた友を、
 よろしくお願いします。

[彼を手折った花主へと礼をし、白鳥には手を合わせた後
 応接室をそっと抜け出る。

 血臭が未だ拭いきれぬ応接室に、
 ゆらゆらと燻る焼香の煙を一つ残して]

(130) 2010/08/07(Sat) 11時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/08/07(Sat) 12時頃


小僧 カルヴィンは、本屋 ベネットの扇子の音を、応接間を出た窓の向こう。庭を見てなぜか思い出した。

2010/08/07(Sat) 12時頃


小僧 カルヴィンは、何時か自分も、”剪定”されるのではないかと。先程見た白鳥の青い顔を想い、身を震わせて。

2010/08/07(Sat) 12時頃


【独】 小僧 カルヴィン

 なよたけの君とptがいっしょ!!
 しかも555の確変なんばー!

 嬉しすぎて、喋れない私w

(-50) 2010/08/07(Sat) 12時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[廊下の窓から庭を見下ろしながら、
 鳥が思うのは冬に凍える駒鳥を慕っていた若桜の事]

 幸得……。
 取り乱してなければよいけれど。

[同年の学友を想うと、いつしか自然に。
 彼が刷衛の元に身を寄せている事を知らない雛鳥は、
 花が住まう棟へと足を動かしていた]

(146) 2010/08/07(Sat) 12時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

― A棟 幸得の元いた部屋 ―

[こつこつ、と。
 怪我をしていないほうの手で、戸を叩く]

 いない、のかな……?

[こつこつ、
      こつこつ……]

[叩けど返答のない扉に、鳥は小さく息を吐いた]

(149) 2010/08/07(Sat) 13時頃

【人】 小僧 カルヴィン


 何処に行ったんだろう。幸得……。

[思案するように扉の前に立ちつくしていると、
 見かねた家人に、部屋の主が刷衛の元にいると教えて貰って]

 刷衛さまの元に……? なぜ……。
 ああそうか。彼も、もう。一人じゃないのですね。

[ありがとうございます、と家人にお礼を述べて。
 そろそろ主も戻るころかと、一度鳥籠へと戻る]

(156) 2010/08/07(Sat) 13時頃

【人】 小僧 カルヴィン

― 鳥籠 ―

[南角の主の部屋へと戻り、鳥は窓辺へ身を寄せる。
 窓から入る風はいつものように優しくて、
 金色の柔らかい髪を撫でるままに]

 僕も、ロビンも、幸得も……。
 随分と皆、変わってしまった。

[友の死に水を取った指をぼんやりと見詰め、口接けを其処へ]

 ……もう、戻れない。
 僕はあの方が傍にいてくれるのなら……。

[それが誰かの犠牲の上に在ったとしても構わない…と。
 そう思ってしまうほどに、堕ちてしまったから]

(167) 2010/08/07(Sat) 13時半頃

【人】 小僧 カルヴィン


 ねえ、幸得。
 君も、同じだったのでしょう……?

[死んだ駒鳥が主と同じく獣なのだとすれば、
 彼がその種を残すのは若桜しかいない。
 そこまでを考え、その口元が苦く笑む]

 いとしいとしといふこころ それが転じてこひといふ……

[口ずさむのは恋の歌。
 恋と謂う字が本当は戀であると教えてくれた友はもういない。

 あの頃には帰れぬと、少しばかりの郷愁を添えて。

 鳥のさえずりは風に乗り、
 旅立ったとものいる空へと登っていった]

(168) 2010/08/07(Sat) 13時半頃

【独】 小僧 カルヴィン

うーむ。
イアン様に目を着けられてるので、今日辺り吊られそうな気がする。

どうも本郷様を占うみたいだから、
今日の吊りを逃れれば明日まで生き残れそうだけど。

(-59) 2010/08/07(Sat) 14時頃

小僧 カルヴィンは、ランタン職人 ヴェスパタインの帰りが遅いなと、身を案じて。花のかんばせを曇らせる。

2010/08/07(Sat) 15時頃


【人】 小僧 カルヴィン

[窓辺に寄せていた身を正すと、家人へと]

 なよたけの君が何時お戻りになられても良い様に、
 冷たい果汁か何かを用意してくださいませんか。
 今日は空がとても高いから。
 越しも良い林檎の様な淡白な味のものを、
 お願いします。

[そうお願いすれば、また。鳥は窓辺へ]

(178) 2010/08/07(Sat) 15時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[主の部屋の窓より、本邸を眺めて。
 蛍と子虎の花二輪が顔を合わせる廊下を見詰め、
 相手が気づくならそっと手を振るだろうか]

(181) 2010/08/07(Sat) 15時頃

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