162 絶望と後悔と懺悔と
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
……わかった。けど守ってくれなくても良い。 明が生きてくれてるだけでいい。
[きっと明之進と共に行けば自分は殺されてしまうのだろう。 吸血鬼が人間を側に置き生かしておくなんて事は絶対と言い切っていいほど有り得ない。
このまま軍に帰っても死ぬという結末はきっと同じだ。 ならば軍のために死ぬのではなく、自分の満足いく選択肢を取った上で死のう。 少しでも、ほんの僅かな時間だけでも一緒に過ごせる時間を。 そんな思いを胸に明之進を彼が望む場所へと運ぶために足を動かした。]
(9) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
|
|
[武器と武器がぶつかる音の方へと。 サミュエルの相手の顔は良く見えない。それでも明之進に飛びつかれた時に似た胸騒ぎがした。
周囲の吸血鬼がサミュエル達へと牙を剥くのが見えれば、駆け寄ろうとしたその時。
撤退を、と明之進が声をあげた。]
(34) 2014/02/12(Wed) 00時半頃
|
|
……サミュエル、
[彼は、彼らはどんな明の声にどんな反応を示しただろうか。 周を、サミュエルへと視線をやれば、自分へはどんな反応が返ってきただろうか。
どんな反応にしろ、少しだけ口元を持ち上げてサミュエルが対峙していた吸血鬼へと近づいた。*]
(40) 2014/02/12(Wed) 01時頃
|
|
―吸血鬼の城― [この場へと自ら足を踏み入れた時点で覚悟は決まっていた。 零瑠の姿も確認できたし、一番気になっていた明之進の事も自分の中では消化できた。 それが出来ただけ上出来だと、後悔は無いとは言い切れないが腹を決めていた。はずだったのだが。]
………はぁ!?
[部屋へと帰ってきた明之進が持ってきた答えは涼平の死ではなく生>>90。 それに一番驚いたのと同時に明が彼自身にとって不利な条件か何かを突きつけられたんじゃないかと不安になる。 しかし口にすることなく黙り込んだまま説明を聞き進め、ある程度明之進の言葉を聞いた所でやっと口を開いた。]
…………、他の吸血鬼に虐げられようが何されようが俺は平気。けど、そうだよな……吸血鬼、か………
[人間達と、人間側の家族達と戦わなければいけないことになる。 絢矢に円にサミュエルの顔が次々に浮かんでは消えていく。 もしも俺が吸血鬼になって、家族と会ってしまったら。 いや、自らの足で吸血鬼側へと足を踏み入れた時点でもう家族だとは思ってないのかもしれない。そう、教えられたから。]
(143) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
|
|
[胡座をかいた状態で後ろへと倒れ込む。 明之進は俺を吸血鬼にしたくないと、けれどどうしたら一番良いのか分からないと言った。 それと同時に一緒に考えてくれるとも。>>91 取り上げられて当然だと覚悟していた長槍も無事だ。驚異になりえる種は取り除いておくに限る。 それは彼も知っているだろうに、俺を殺さないし武器を取り上げない。 明之進達へ刃を向ける事が無いと、確信しているためか、それとも。
ゆるり、ゆるりと頭を振り起き上がる。そして明之進の瞳をじっと見つめた。]
(144) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
|
|
ごめんな、明。俺まだ決められない。 ……明之進とは一緒に居たい。けど、俺も最良は分からない。 だから、少し時間が欲しい。
[そんな事を話しただろう。取り敢えずおしまいだと告げられれば小さく頷き息をはく。]
ん、勿論。とりあえず、手当しながらな。
[つられるように、にし、と笑ったのと同時だったか。 明之進の体がぐらりと崩れ落ちる。 慌てて支えるように受け止めれば、焦ったようにベットへと運びこんだ。*]
(145) 2014/02/12(Wed) 20時半頃
|
|
―明之進の部屋・少し前―
[あの後、倒れた明之進は熱を出した。 なるべく傍を離れず傷の手当もし、気休め程度にしかならないと思いながらも汗を拭い、額に少し冷たいタオルを乗せる。 食事は殆ど取らずに、思い出したようにたまに水を飲み、床に転がって軍服を畳み、枕代わりにして仮眠をとっていた。
そんな時に客人が訪れる。>>156 姿が見えれば息を飲み、途切れとぎれになりながらも、確認するかのように小さく名を呼んだ。
明之進に触れた後、こちらを見据える緋色。 記憶の中よりも少し大人びいた姿。 口が開かれ音になった言葉に、思わず目を閉じ息をはいて、すって。]
そう、だな。裏切った。後先なんも考えずに。 なぁ真弓、
[視線を床へと逸らしながら独り言のように紡ぐ。 その先の言葉は繋げられずに、音になれずに口の中で消えた]
(214) 2014/02/13(Thu) 00時頃
|
|
―現在・明之進の部屋―
そういえば何も話せずだったな。何から話すか……
[軍服の上着を脱いだ状態で胡座をかく。そこへ器用に頬杖を付きながらぽつりぽつりと話始めた。
円は機動隊へと所属していること、周はいっつも先陣を切って暴れる事、絢矢の瞬時に立てる作戦は凄い事、キャロライナは昔と変わらず優しく強い事、サミュエルは身のこなしが素早い事。
安吾やジャニスに稽古をつけてもらったり、キャロライナと模擬戦で戦う時には大体夕飯をかけたり、絢矢が笑わなくなったり。 話下手な割には沢山の事を話した気がする。 皆元気だという事が、少しでも伝わればと。]
(215) 2014/02/13(Thu) 00時頃
|
|
[話はじめてからどの位の時間が経っただろうか。 恐らくずっと聞き手に回ってくれていた明之進が立ち上がり、 誰か来たかと涼平に問う。>>177 軍服の下に着ていた黒いシャツの袖を捲りながら、どこか気まずそうに答えた。]
真弓が様子見に来てた。 ほんの少しだけ喋ったけど、ちょっと変わったな、あいつ。 ……元気そうで良かったけど。
[出かけると聞いたなら一度は着いて行こうとしただろう。 首を横へと振られれば、大人しく頷いて明之進を見上げる。 長い前髪に隠れた瞳には不安の色が映っていた。 それを隠すように口元を持ち上げひらりと手を振り、見送った事だろう。]
(217) 2014/02/13(Thu) 00時頃
|
|
[ごろり、と床へと転がればシャツの狭間から小さなロケットが共に転がる。 どうやら今の動作で繋いでいた鎖が切れてしまったようだ。 まぁでも十数年も経てばいくら頑丈な物でも壊れてしまうだろう。 良く持ってくれた方だと、丸い小さな塊を掌の上でくるりと転がしながら、明之進が出ていった扉を見つめた。]
(239) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
|
|
[明が熱に魘されている間、色々な事を考えた。 炎に包まれた過去の記憶、聖水銀の試練、長槍を扱うために傷だらけでベットへと沈んでいた日々。 どんな姿形であれ声であれ、鬼は倒さなければいけない、そう何度も叱咤された。]
(-94) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
|
|
[明之進が熱に魘されている間も散々頭を悩ました。 ………あの日、本当は明之進だって、撤退直前に会うことのできた零瑠だって「倒さなきゃいけない」のは分かっていた。 理解していたはずなのに、腕が頭が体が動かなかったのは、頭の隅で笑顔がちらついたからか。]
………甘いなぁ、俺。どうすれば、一番良かったんだよ……
[半端者が俯せに転がる。 何の為に力を得たのか、何の為に今明之進の傍に身を置いているのか。 今一度確りと考えるために目を閉じる。そこに答えがある筈だから。*]
(240) 2014/02/13(Thu) 00時半頃
|
|
―少し前・明之進の部屋― [ガチャリと扉が開けば素早く起き上がる。 明はこの部屋で俺が何をしていようと咎める事はないだろう。けれどほかの吸血鬼は別だ。何を言われ、されても良いようにと瞬時に身構えれば]
……零瑠?
[現れたのは見知った姿で。わざわざ悪いな、と礼を言うべきか迷いながらも食事を受け取る。椀の中をのぞき込めば微かに頬を緩ませた。 食事に手をつけている間、彼は話し相手になってくれただろうか。 そうで無くても、明之進に聞きそびれた他の家族の行方を聞いたかもしれない。 そして零瑠が誰かからの伝言を口にすれば、ぴたりと動きは止まる。誰からの伝言か当ててみろと問われたなら、ゆっくりと床へと視線を下ろして首を振った。 本当に分からない、と。だからこそ、驚いた。 リカルダからこんな言葉を貰えた事を。]
明に頼みたい事、増えたな……
[ぽつり、泣き笑いに近い顔で呟いた。]
(409) 2014/02/13(Thu) 23時頃
|
|
―現在・明之進の帰還―
おかえり、って! お、おい……明之進が謝る事でも無いだろ……! 生きて置いてもらえてるだけで相当優遇されてるわけだし。
[だから謝らないで欲しいと伝え苦笑。 それでも暫くの間明之進は沈んでいただろうか。 本当にこの城で人間としてよくも生存できていると頭の片隅で考えながら、 こんな事を口にしたら明之進を悲しませてしまうのだろうと、飲み込み、小さくため息。 だがそれは事実だし、いつ殺されても可笑しくは無いと感じていた。
お土産だと差し出された物を受け取れば少し表情を和らげる。金平糖なんて、最後に食べたのはいつだったか。]
どうしたんだ?これ。
[小さな黄色い星の粒を口の中へと放りこみながら明之進に聞いてみる。]
(416) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
|
|
[どんな返事が返ってきたにしろ、少し間が経てば崩していた姿勢を正し、明之進の瞳を見つめる。
何度か口を開けては閉じを繰り返し、やっとの思いで言葉を絞り出した。]
………明之進、話があるんだ。 俺の事。どうすれば一番良いか沢山考えたんだ。 明と一緒に居たいけれど、吸血鬼にはなれない。 けれど戻る気も無い。絢矢達の顔は見たいけど。
………なぁ明之進。俺無い頭で沢山考えたんだ。 これがきっと最善だ。 お前に頼みがある。
[そこまで紡げば、ふっと視線を逸らし、深呼吸。 これを彼に頼んでしまうのは、彼をこの先ずっと苦しめてしまうかもしれない。 それでも。]
(423) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
|
クシャミは、言葉が喉につっかかってしまい、中々音できずに俯いた。*
2014/02/13(Thu) 23時半頃
|
/* 俺のタイミング悪すぎわろた。
(-147) 2014/02/13(Thu) 23時半頃
|
|
俺は甘いから、ずっとずっと迷うんだ。 明にもリカルダにも零瑠にも刃を向けれない。殺せない。 俺は弱いから、他人に頼む事しかできない。
[ごめんな、明之進。]
俺を、殺してくれ。
[きっと、これが一番良いんだ。]
(438) 2014/02/14(Fri) 00時頃
|
|
分かってるだろ、明之進
[俺も明も分かっていたはずだ。どう足掻いても共に生きる道は俺が吸血鬼になるしかないと。]
俺達は、お前たち吸血鬼の敵だ。 だから、脅威の芽として摘み取ってくれ。 こんな事しか頼めない俺を、苦しめる事しかできない俺を。 一つも約束を守れなかった俺を恨んで、憎んで。
(446) 2014/02/14(Fri) 00時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る