3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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奏者 セシルは、小さな、硬質の澄んだ音を、聞いた。――(05)
2010/03/04(Thu) 01時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/04(Thu) 01時頃
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/* 散歩設定しなければ恐怖死はしない。 今日はパスしたんだろう。
(*3) 2010/03/04(Thu) 01時頃
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――…、
――…メアリー。
[新たに増えた気配に、小さく、呟いた。]
(*7) 2010/03/04(Thu) 01時半頃
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/* 夜遊びをした前の日の秘密会話しか見ることはできない。 2日目だけが視えるはずだ。
(*11) 2010/03/04(Thu) 01時半頃
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― 木の下 ―
……――。 よくない、予感――か。
[こえ。――こえが。きこえる。 その行方を知って、裡に滓のように重なるは 闇色の罪の意識。鬼の足枷と、それと]
……―― 痛むのか、
[ぽつり、問うたのと、――反応があったのは同時]
……ドナルド…!
[蹲るドナルドの傍、うろたえて 肩に手を添えかけて手を退いた。 近くの地面に手をついて、 でも背を摩ることもできはしない]
(16) 2010/03/04(Thu) 01時半頃
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奏者 セシルは、問題児 ドナルドの傍、いつか見せたような泣きそうな顔をした。
2010/03/04(Thu) 01時半頃
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バーニィ、ドナルドが、…、!
[先ほどの狼狽よりも、まだ揺れた声で。]
(19) 2010/03/04(Thu) 01時半頃
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…――蒼?
……あお、 [でもそれは、――の 色とは、違う]
(*19) 2010/03/04(Thu) 01時半頃
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― 木の下 ―
[バーナバスが、ドナルドの背を撫ぜるのを見遣る。]
……――ラルフ、が…飲まれた…
[呟き、視線の先、見上げる。 屋上――が。 唇の端を上げるのが見えると]
――… 莫迦 め
[泣きそうな顔のまま、怒ったように、 そんなことを謂った。 強がりは、見えているからか。]
(33) 2010/03/04(Thu) 02時頃
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― 木の下 ― ……、嗚呼、…莫迦に、 莫迦って謂うのは自然だろう。
[微笑む様に、また少し睨むようにした。>>41]
――首を……
[思わず自分の咽喉辺りに手を添えた。 見たわけではないから、まだ現実感が薄い。 闇の 影響も、 在るだろうか。]
……――行ってみた方が、いい か? ……。
[ドナルドが休む、というなら暫し其処に居ようとするが。]
……――資料?
[尋ねれば、件の新たな情報を聞くことができるか。>>43]
(57) 2010/03/04(Thu) 08時頃
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―木の下― [グロリアが抱えた日誌の写しには。]
……――用具室?
[(「せんせ」は きらい) ケイトの言葉を思い出す。 彼女は何処に居るのだろう。]
…、なんだって、そんな。 ――……、
[(鬼を連れて) スティーブンの言葉を思い出す。 彼は何処へ行ってしまうつもりなのだろう。]
…、――そこを、…探せ という、こと か。
[――闇が、静かに項垂れる]
(60) 2010/03/04(Thu) 08時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/04(Thu) 08時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/04(Thu) 08時頃
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(――さみしい)
(… そこは くらくて)
(つめたい)
(-35) 2010/03/04(Thu) 08時頃
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――さみしいから
(-36) 2010/03/04(Thu) 08時頃
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――――
……いやな、想像か。
……下世話な、ことだ。 ろくでも、ない
(*28) 2010/03/04(Thu) 08時半頃
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……―、ん。 …それは、…否定、できない
[教師と、生徒と。 ―――触れた唇を少しだけ思い出す]
(*30) 2010/03/04(Thu) 09時頃
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っ、
な、…!っ、に謂、
[盛大に狼狽えた。 ―――――すき?]
え、あ、…
(*32) 2010/03/04(Thu) 09時半頃
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―木の下―
…、っ――― ぁ、
[硬化した自分の手を見ていたか、 少しの間があって反応がある。]
……、―… 用務員室、…そう、なのか。
[ならば、と痛みを訴えていたドナルドを見る。 休んだ方がいいのはきっと。]
……休むなら、そっちで、
[休んだらどうだ、と。 濃紺を見て尋ねたが、すぐになにか、眼を逸らした。 ―――動揺はまだ続いていたようだった。]
(67) 2010/03/04(Thu) 09時半頃
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…… …、…っ
[薄紫が泳いだ。 わからない。]
…わか、らない、だって。
[だって、なんだと謂うのか。 見えないように隠した顔が赤かった気がする。]
(*34) 2010/03/04(Thu) 09時半頃
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ど、何処から見てた…!!
[狼狽えた。]
何でそうなるんだ…ッ!!
[にやにやを睨んだ。]
(*36) 2010/03/04(Thu) 09時半頃
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/*
でもおれ先生に票入れてない
ごめん
(-39) 2010/03/04(Thu) 10時頃
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っ、…
[ますます、困った顔になった。 あっち、つまり、見ていた。 かなり、しっかり見られていたということで]
…――っ、
[居たたまれなくなって眼を逸らした。 けれど、真顔で謂われれば]
…、…――、…うる、さい。
[言葉捜しきれずにそう謂った]
(*38) 2010/03/04(Thu) 10時頃
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奏者 セシルは、用務員 バーナバスの言葉に盛大に狼狽えた。
2010/03/04(Thu) 10時頃
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/*
なんてうながしするんだ
ばか やろう
(-41) 2010/03/04(Thu) 10時頃
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だって 違う
(――傍に)
おれは、 …――鬼で。
(それでも)
(-43) 2010/03/04(Thu) 10時頃
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/*
ちょ
(-44) 2010/03/04(Thu) 10時半頃
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く…っ
[睨んだ。]
(*40) 2010/03/04(Thu) 10時半頃
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―木の下―
…、……。
[要らん事を謂うな、とは バーナバスを睨んだ視線が語ったこと。 自分の袖を引っ張って、手の甲辺りまで隠した。 いっそワンサイズ大きなシャツを着た方が 良いかもしれないと思う。 ――ドナルドに何故微笑まれたかもわからないまま]
…――、ふ
[小さく息を吐く。 口づけに煽られた熱が少し、燻った。 グロリアも行くだろうか、 自分もまた樹を離れて歩き始めた。]
(76) 2010/03/04(Thu) 10時半頃
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奏者 セシルは、影を踏み、歩き始めた。向かうは用務員室だ。*半吉*
2010/03/04(Thu) 10時半頃
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…… なんでもない。
(*42) 2010/03/04(Thu) 10時半頃
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/* にがてなのにほんとう すま な い
[フィリップのひとへ。]
(-49) 2010/03/04(Thu) 10時半頃
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…、どうした。
――…、何か、 あった?
(*45) 2010/03/04(Thu) 10時半頃
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……。
[押し黙った。]
(*46) 2010/03/04(Thu) 10時半頃
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…――
[ちいさな笑い声は聞かない振り]
…、見てた… 嗚呼、… ……――分かったの、か?
[覗き見るひと。聞くひと。見てしまうひと。 鬼を探しなさいと 笑うように 夫々の 役割が――]
(*48) 2010/03/04(Thu) 10時半頃
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―木の下→南棟へ―
[ぞろり、と闇がまた這う。 どこへいくのか、どこへもいけないのか。]
…―― もう どれくらい …ここにいるんだろう、か
[――随分長い間、此処に居る気がするのに]
……、…
[ケイトの笑い声、何処かから聴こえた気がした。 前をいく背の高いふたリを追う。]
(79) 2010/03/04(Thu) 11時頃
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