人狼議事


57 【軽RP】妖物語

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【独】 呉服問屋 藤之助

>>2:97

(-8) 2011/07/17(Sun) 07時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

―回想続き―
>>2:97
[本当は、この時立ち去るべきだったのかもしれない。けれど、気づいてしまったから。]

…おじいちゃん、気の流れが…
[老人は、あろうことか、自身が病に冒されていた。それに気づいてしまっては、放置もできない。
だって、このままにしたら死んでしまう]

…。
[男はつと指を伸ばす。その指先で、何かを描く。指の辿った宙に、赤く光る筋が残った
老人は、はっと息を飲む。やめろ…ッ言うのとつかみかかるのが同時だった。]

ッ…!
[描かれていた紋が半端に途切れる。]

しまった…!
[男の目の前で、不完全な紋は、禍々しい輝きを帯びて発動した。]

(27) 2011/07/17(Sun) 08時頃

【人】 呉服問屋 藤之助

>>27続き

ダメだ…!
[男は急いで別の術式を組む。ぱぁ、と白金の輝きを帯びた別の紋が先の紋の発動を押さえ込む。]

ッは…
[額に玉の汗が浮かんだ。普段涼しい顔を決め込んではいるが、やはり続けざまに力を使えば疲れるようだった。
全ての術式を組み終えると、老人はふっと意識を失った。きっと、老人には、刺激が強すぎたのだ。流れ込み始めた藤の気は。
男は懐から札を一枚取り出すと、指先を噛みきって、赤い文字を書き記す。それを再び大事に懐へしまうと、初めて息をついた]

(31) 2011/07/17(Sun) 10時半頃

【人】 呉服問屋 藤之助

[男は眠る老人を眺める。己の中の鬼を、一目で見抜いた老人。無駄に、怯えさせてしまった。
そして…
男は懐の札を無意識に撫でる。いずれ、この札に封印されてしまう筈の老人を思いながら…]

…すみません。
[思わず漏れた言葉は老人には届かない。けれど、言わずにはいられなかった。事故とはいえ、己の失敗…
本来組むべき術を途中までしかできなかった結果。老人から自由を奪ってしまうのだから。]

…せめて、最期の時間は日常に…
[男はす、と手を伸ばすと老人の額に触れた。そして…
男の手が小さく輝くと、直近の記憶を奪い去った。
男は静かに家をあとにする。]

―回想終わり―

(32) 2011/07/17(Sun) 11時頃

呉服問屋 藤之助は、メモを貼った。

2011/07/17(Sun) 15時半頃


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