人狼議事


253 『はじまりの むら』

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【独】 水商売 タバサ

朝、一緒に投下したと思い込んでた(顔覆い

(-5) 2016/09/18(Sun) 23時頃

【人】 水商売 タバサ

あー、はいはい、もう、わかったってば。

[最初は、大きな剣を持った冒険者が、魔物を倒しながら旅をしているという朧気な噂が、いつしか見目姿も間違いなくこの村の少年だとわかるほど具体性を持って、この村に届くようになった。

少年の無事に、胸を撫で下ろすばかりでなく、次いで次いで届くのは、輝かしいばかりのその武勲。いつしか少年の呼び名は、冒険者から、自然と勇者へと変わっていった。

武勇の便りが届くたび、村の男衆の意気盛んなこと。あいつはやると思っていたんだと、心配症の女衆に、我が事ばかりに胸を張る。当然タバサも、その槍玉にあがっていた。]

 ん、もう。無事だったから良かったものの、心配なんてするの、当たり前でしょ。

[と、むくれて見せながら、1年前よりは上向いた流通、とびっきり高い酒をその杯に注いでやる意趣返し。]

(4) 2016/09/18(Sun) 23時半頃

【人】 水商売 タバサ

[景気よく盃を開ける姿をカウンターで頬杖ついて眺めながら、しかし、山とも見紛うゴーレムを倒しただの、毒の沼に沈んだ村を救っただの、どうにも景気のいい話は、1年前の記憶のままの、小さな少年の姿と上手く重ならない。

 はやく、帰ってこないかなあ…

[そこだけ色の違う窓硝子から覗く月をぼんやり見ながら、そう呟いていると、卓から新しい酒の瓶と料理を強請る声が呼ぶ。]

 はぁーい!はいはい!
 あ、カルヴィン、今日はもう上がっていいよ。カウンターの端で飯くってきな。

[カウンターを潜りながら、1年前よりほんの少し背が伸びた少年に声を掛ける。近くに居たって、むしろ居るからこそか、こんな小さな変化に気付かない。

旅立った少年が、どんな成長を遂げているかなんて、だから女には想像もつかなかったのだ。]*

(16) 2016/09/19(Mon) 08時頃

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