人狼議事


276 ─五月、薔薇の木の下で。

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【赤】 新聞配達 モリス

[ 狂わせたのは月光。
   惑わせたのは薔薇の香り。
     突き動かすのは、人の心。 ]

(*0) 2018/05/19(Sat) 03時半頃

【赤】 渡し船 ユージン

 
 
 Each of you should use whatever
    gift you have received to serve others,


 as faithful stewards of God’s grace
    in its various forms.
 
 

(*1) 2018/05/19(Sat) 04時半頃

【赤】 渡し船 ユージン

[ 子守唄のように読み、眠るケヴィンの肌に触れる。
 百合の香りはなく、漂うのは薔薇の香。
 なぞる指先は清いはずの無い≪穢れた≫悪魔の指。]



          ──── kevin、
   
    "美しい子" 



[ その声は、揺り籠で眠るその男の
 何を揺り動かそうか。 ]

(*2) 2018/05/19(Sat) 04時半頃

【赤】 渡し船 ユージン

[ 首筋に、そっとそっと唇で触れ
 甘い素肌を吸い上げれば
 その肌には薔薇の花びらが落ちる。

 おかげで少し、精を得る。

 生を、得る。 ]

(*3) 2018/05/19(Sat) 04時半頃

【赤】 渡し船 ユージン

 
[ 狂ったような月明かり。
    噎ぶような薔薇の香。
       衝動に駆られる、人の子。 ]
 

(*4) 2018/05/19(Sat) 04時半頃

【赤】 渡し船 ユージン

 
 
[ 弧を描き、歪んだ唇。 ]
 
 

(*5) 2018/05/19(Sat) 04時半頃

【赤】 渡し船 ユージン

 ≪それ≫が、キミの 紫陽花?

[ 『こっち見ろ、莫迦』と、謂いたい相手?
 彼と彼の瞳は合っているように思う。 ]


 ならば、もうあとは奪うだけ。
 多少強引にだって、いいんだよ、今は。


 ───だって、手に入れたいんだろ?


[ どろどろと甘い、胸を焼くような
 薔薇の匂いが、モリスを包み込む。 ]

(*6) 2018/05/19(Sat) 04時半頃

【赤】 粉ひき ケヴィン


[ 薔薇の荊蔦は沈む身体を捕らえ、
 純白には程遠い"小麦"の膚を 柔く疵付ける。

 馨る泥に全身を浸す様な 、
     ─── 甘美な快楽が、其処には 確かにあった。

 "天使"の訓戒も、 "悪魔"の歌声も、
 総てが甘やかに脳を掻き混ぜ、]
 

(*7) 2018/05/19(Sat) 11時頃

【赤】 粉ひき ケヴィン



    ──── "善いものをくださるのですね"
    ──── "何時ものように 良い子にします。"

 

(*8) 2018/05/19(Sat) 11時頃

【赤】 粉ひき ケヴィン


[ 夢見る呟きは、──もう低い"男"の声では違和感さえある
 舌ったらずな響きをもって、
 "誰もいない"部屋に ぷかり と 浮かぶ。

 ─── 揺り動かすのは過去の記憶。
          清算されない純潔の罪だ。]
 

(*9) 2018/05/19(Sat) 11時頃

【赤】 粉ひき ケヴィン


[ 薔薇の精が離れても、
  夢の荊蔦は "誰か"の手を記憶のままに模倣し、
  指先を捉え、 腰を撫で、  
       軈て、"穢れた"中心へ達する。

           ───あまい あまぁい 悲鳴は、
              だれの耳にも 届かない*]
 

(*10) 2018/05/19(Sat) 11時頃

【赤】 新聞配達 モリス

――……、

[ヴェルツ。呼ばれた先に、彼がいるのならばと視線を向けた。
 けれど、呼びかける言葉は出てこない。
 渦巻いているのは感謝と謝罪に似た感情だけれど、ありがとうもごめんもそぐわない気がした。

 ただ、思い返すのは、どろどろと胸の奥に溜まって自分の中を染め替えるような、甘い甘い薔薇の香り。]

(*11) 2018/05/20(Sun) 00時半頃

【赤】 新聞配達 モリス

俺が手に入れたいのは、紫陽花じゃなくて。
紫陽花の隣だ。

[紫陽花の花は、一輪では咲かない。
 小さな花が、己を飾って寄り添いあって、ようやく見知った姿で咲ける。
 その、寄り添う隣を、手に入れる。
 奪ってでも。多少、強引にでも。
 ここにいると、こっちを見ろと、振り向かせて。

 独白のように呟いた言葉。薔薇の精には届かなくても、いいつもりで。]

(*12) 2018/05/20(Sun) 00時半頃

【赤】 渡し船 ユージン

[ 中庭の二人と、図らずしも同じ構図をとっていると思いもしない。
 緑を踏んだ時に呟かれた言の葉(>>*12)を
 ただ、思い出していた。

 手に入れたいのは、紫陽花の隣。

 紫陽花そのものではなく、その隣の場所だと。
 人はおかしなことを考える生き物だ。
 それもまた人の──彼の
 想う、心の、かたちなのだろう。

 悩み、押し殺し、隠して生きれば生きるほど
 彼らの中には美しいものが詰まっている。

 俺はどうやら、空っぽだ。 ]

(*13) 2018/05/20(Sun) 01時頃

【赤】 渡し船 ユージン

[ 独白めいた響きであったから
 言葉を返すことなど、なかったけれど。
 見せずにいた顔は確かに

 笑っていた。

 モリスが望むものを手に入れたなら。
 いっちゃんが望む姿を見せられたなら。
 それ以上の事が、あるはずもない。

 その形がどうであれ。

 風景の《薔薇》は彩りに変わるだけ。 ]*

(*14) 2018/05/20(Sun) 01時頃

【赤】 渡し船 ユージン

[ 良い子にしていると呟いた(>>*8
 あの幼子(おとこ)はどうしているだろう。
 首筋に降った薔薇の花弁は
 洗い流しても、そうそう落ちはしまいが。
 罪も、水で洗い落とせるものじゃない。

 彼に詰まったものも、中身は知らねど
 ぎゅうぎゅうと美しいものが詰まっているんだろう。 ]

(*15) 2018/05/20(Sun) 01時頃

【赤】 渡し船 ユージン

 
 
[ ひらり、夜風は凪いでいるのに
 はらり、薔薇の花弁が舞う。

 ふたつ、ひとつ。 ]
 
 

(*16) 2018/05/20(Sun) 01時頃

【赤】 渡し船 ユージン

[ そんなキラキラした記憶を思い返しながら。
 平気で他者に口付けようとする、俺こそ。 ]

(*17) 2018/05/20(Sun) 03時半頃

【赤】 渡し船 ユージン


 
 
 ──こんなに 穢い のにね? 
 
 
 

(*18) 2018/05/20(Sun) 03時半頃

【赤】 渡し船 ユージン

[ 薔薇と、紫陽花とは違う。
 雨に濡れながらも、寄り添い咲くのが紫陽花とすれば
 蔓を絡ませ棘で傷付けながら、一人咲くのが薔薇。

 中庭にあるただの花(おれ)に
 誰が愛を囁くというのか。
 棘で傷付くだけの薔薇(おれ)に
 誰が寄りそうというのか。

 咲こうとしていた蕾をもぎ取り
 迷いも無く握り潰した。

 溺れるような花の中――― ]

(*19) 2018/05/20(Sun) 18時頃

【赤】 渡し船 ユージン

 
 
 手折るためにあると、おもってるから。
 
 

(*20) 2018/05/20(Sun) 21時半頃

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