人狼議事


224 Cнег дьявол〜凍ったケツ村〜

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【赤】 読書家 ケイト

─???・一人目─

  ────……。

[倒れ伏していた少女の瞼が、ゆっくりと持ち上がる。
両手で支えるように上体を持ち上げてみると、少し離れた床に叔父『だった』男が倒れていた。

その直ぐ前に、誰かの足。
辿るように視線を上げると、冴えた瞳で獲物を見下ろす獣と目が合う。その額に揺れる金の髪も。]

  …………どうして………?

[濡れて震えた声が、言った。
菫色の瞳が、薄い涙の膜で揺れる。]

  どうして、私なの。
  ……どうして、あなたなのよ。
  ねえ。こんなのって、ない。

名前を呼んでしまったら、全てが現実になってしまいそうで。揺らぐ視界を堪えて立ち上がる。酷い、目眩。]

(*0) 2015/05/27(Wed) 03時半頃

【赤】 読書家 ケイト

[彼の凍った指先が、柔らかな「なにか」を掴んでいる。
口元へ運んで食んでみせたそれが、獲物から取り出した獣の餌なのか。]

  ……だめよ。
  あなたひとりで、…

[これ以上、遠いところへ行かないで。
今までみたいに、突き放されてしまうのは、いやだ。
ふらつく足で彼に近付く。その拍子に、薄い膜はぽろりと頬を伝った。少し背伸びをして、鼻先が触れるほど顔を近付ける。

その口に咥えられた餌──魂、の、反対側を唇で食む。恐怖と、おぞましさと、それを上回る、どうしようもない愉悦。
なんて味だろう。こんなにも怖いのに、恐ろしくて堪らないのに、なんて、甘い。

左胸を焦がすような衝動。
噛みちぎって、飲み込んだ。彼はどうしたろう。少女は、朧げな足取りで肉切り包丁を拾い上げる。
どうやらここは、厨房へ続く廊下らしい。

悪い夢だ。
こんなのは、全部。
でも、出来ることはやらないといけない。だって、『始まってしまった』のだ。]

(*1) 2015/05/27(Wed) 03時半頃

【赤】 読書家 ケイト

[ふらふらと厨房へ入り込めば、使われなかった凶器を元どおりにしまう。
そうして、代わりに引き出しから取り出した大きめの鋏を握り締めた。厨房と、叔父夫婦の居住スペース。そこにあるのは、把握している。

邪魔はさせない。
彼の、邪魔は、だれにも。]

  ひとりで、平気だから。
  部屋に戻って。ここに居ては駄目。
  目が覚めたら、知らないふりをして、いつも通りにして。…なんてこと、ないわ。

[青ざめ、引き攣った泣き笑いの顔は、彼に見られてしまっただろうか。
構わず、食堂と厨房の間に設置された電話まで覚束ない足取りで近付くと────]

  ばつん。

[その線に、躊躇いなく鋏を入れた。]**
  

(*2) 2015/05/27(Wed) 03時半頃

【赤】 教え子 シメオン

  ─???・一人目─

[ 甘い。


だが、何処かもの悲しい酸味を感じる。

きっと、姪を想う叔父の心が反映されているのだろう。

普段は人の成りをして騙す雪男が、その皮を破った時。
そして命を失ってしまうその瞬間が影響するのか、風味はその人間それぞれであった。

だが、今日のは当たりだ。
掴んだそれらは赤い果実のように仄かに熟れている。
そこから滴る蜜を掬いながら唇で食んだ。

ぐちゃり。柔らかい。ぼと。 ]

(*3) 2015/05/27(Wed) 10時半頃

【赤】 教え子 シメオン

[ ぼた。 ぼた。 ぼたぼたぼたぼた。




 ──────どうして、あなたなのよ。



  僕。僕。ぼ、く。



俺は、  何をしている? ]

(*4) 2015/05/27(Wed) 10時半頃

【赤】 教え子 シメオン


  …………ッ!?


[手の内側にある何か。
正体に気づく前に咄嗟に取り下げようとした。

自分より幾分も小さな身体から引き剥がすように。
でも、相手の方が早かった。]

(*5) 2015/05/27(Wed) 10時半頃

【赤】 教え子 シメオン


  ────、

[ ケイト。


名前を呼ぼうとした。
でも、咀嚼するように動く身体は言うことを利かない。

自由気儘、歯を突き刺しては噛みちぎる。飲み込む。吐きそうになる。足裏が冷える。少しずつ、「思い出していく」。 

自分が何をしたのか。



自分の正体が、 何なのか。]

(*6) 2015/05/27(Wed) 10時半頃

【赤】 教え子 シメオン


[ 鼻頭に熱が溜まる。

ツンっとした刺激が肌を刺した。
涙腺が緩みそうになる。
だが、離れた先に垣間見た頬が一線残していたことに目敏く気付いた。

だから、離れて行ってしまって、ここが何処か気付いて、凶器を閉まって、道具を取り出しても、一言も口を挟むことは出来なかった。]


  ………嘘、だ。

[ こんなのってない。

先程彼女が呟いた言葉を繰り返す。
情けなくも震えた声と彷徨う視線の先、見つけた血の気の失せた顔。


ケイトが、雪男で。
俺も、────『そう、僕は───雪男だ。』]

(*7) 2015/05/27(Wed) 10時半頃

【赤】 教え子 シメオン


  違う。………違う。

[ 最早なにが違うのか。

無様に足掻けば足掻く程、意識とは裏腹に口角はさも愉快だとばかりに上がっていく。

『 知っている。自分が本当は何か。そのために何をせねばならないか。 』

でも、こんなのが『始まり』だなんて。
信じたくはないと、逃げる視線。

そんな中繰り返されるのは、何時間か前に耳にした声。]


   「 護りたい人はいないの。 」
  
  

(*8) 2015/05/27(Wed) 10時半頃

【赤】 教え子 シメオン


  ………犯人役は、狡猾に人を、周囲を、騙すんだ。
  状況を味方につけて、出し抜く。


[結末については考えない。
無理やり捻り出した声は掠れていただろうが、]

  死にたくは、ない。
  何とか、生き残る方法を、考えよう。

  もしかしたら、…みんなも分かってくれるかもしれないから。

  だから、“いつも通り”に。

(*9) 2015/05/27(Wed) 10時半頃

【赤】 教え子 シメオン



[一息に告げる。


彼女をここに一人残すことは躊躇われたが、今の状況を第三者が見たらどう思うだろう。

彼女の言葉通り離れるが吉だ。
自分は彼女程ここの構造について詳しくはないから。

だから、すっかりトゲを忘れた声色で告げるのだ。]

(*10) 2015/05/27(Wed) 10時半頃

【赤】 教え子 シメオン


  ふたりで、可能性をつくろう。


[ それが、到底不可能なことだと、何処か遠くで知っていても。


 舌に残る甘美な味わいに酔い痴れていることを自覚しても、踵を返した足元は願う。]*

(*11) 2015/05/27(Wed) 10時半頃

【赤】 読書家 ケイト

  『 あの、雪の妖精みたいな、幼馴染? 』

(*12) 2015/05/27(Wed) 15時半頃

【赤】 教え子 シメオン

[  そうでもしないと、殺されてしまいそうだから。]

(*13) 2015/05/27(Wed) 23時半頃

【赤】 教え子 シメオン


[ たかだか御伽噺に似たような死に方をしたからといって、犯人を炙り出そうとする状況に頭が追いついていなかった。



どうして。
  ────生まれてからほとんどの日々を共に過ごしていたのに。
どうして。
  ────そんなに簡単に探そうなんて。

どうして。


  ────それが、ここにいる誰かの可能性もあるのに。]

(*14) 2015/05/27(Wed) 23時半頃

【赤】 教え子 シメオン



  ……簡単に、殺そうとする。




  殺せるんだ、……な。
  
  

(*15) 2015/05/27(Wed) 23時半頃

【赤】 教え子 シメオン



[ 落ちる言葉は呆気ない。

少し前までは、どうにか分かち合える手段を見つけようなんで、都合の良いことを考えていたけれど、今の状況で同じことを思える筈がなかった。]

  ………死にたく、ない。

[誰かのために疑われて手にかかって命を終えるなんて。
そんなスリルなんて、いらない。

それくらいなら、]


   俺の知ってるままのみんなでいて。
    『 さぁ、誰のケツを凍らせる? 』*

(*16) 2015/05/27(Wed) 23時半頃

【赤】 読書家 ケイト

  ──きっと、諦めてしまいたくなる。

(*17) 2015/05/27(Wed) 23時半頃

【赤】 読書家 ケイト

[怖い。怖い。

目の前で行われている話し合いの意味よりも、知っている筈の人達が、まるで知らない人みたいで。

異分子を省く為の、算段。
疑わしきものは≠ネんて言葉に、自分が含まれることを想像した事はあるんだろうか。

雪鬼は、人に取り憑くという。
それを止める手段は、火掻き棒で────]

(*18) 2015/05/28(Thu) 00時頃

【赤】 読書家 ケイト

 『 殺すんでしょ? 疑わしき$l間を、人間が。 』



[それじゃあ。まるで。

ただの、人殺しじゃないか。]

(*19) 2015/05/28(Thu) 00時頃

【赤】 読書家 ケイト

[金の髪の彼の顔を見た瞬間>>109に、脳がパンクしそうなほど同じ言葉が溢れ出す。
その理由が少女には未だ理解出来ない。

叔父の死と自らの思考のエラーが結び付かない彼女には、昨夜まさにこの場所で行われた事を、記憶として正確に認識する事が出来ていなかった。

それでも、勝手に涙が溢れ出すのが彼の瞳の底を見詰めているせいなのだけは、分かっていた。
獣が眠る赤い思考をひたすらに塗り潰す、繰り返し繰り返し溢れる言葉。]

(*20) 2015/05/28(Thu) 00時頃

【赤】 読書家 ケイト

あなたのせいじゃない。
あなたのせいじゃない。
あなたのせいじゃない。
あなたのせいじゃない。
あなたのせいじゃない。
あなたのせいじゃない。
あなたのせいじゃない、から。

なかないで。
わたしが、いるわ。*

(*21) 2015/05/28(Thu) 00時頃

【赤】 教え子 シメオン

[ 半ば平然と“人が人を殺めようとしている”状況。

これを何と呼べば良いというのだ。


 瞳と瞳が交差する瞬間。
 馴染み過ぎた声が囁くのだ。]


 『 きみは自らの正体を知った。雪男なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていかなきゃ。 』

[けらけら。


瞳が笑む。
一瞬。ほんの一瞬だけ、無意識。]

(*22) 2015/05/28(Thu) 00時半頃

【赤】 教え子 シメオン

  俺たちは、悪く、ない。

(*23) 2015/05/28(Thu) 00時半頃

【赤】 読書家 ケイト

[収まらない震えの理由は、どうしたって口に出せなかった。
凄まじい動悸。心臓の音が、二人に聴こえてしまうんではないかって、不安と焦りで胸が詰まる。

断ち切られた電話線を前にして、呆然と立ち竦んでいた。
どうして──どうして自分は、その光景に見覚えがあるのだろう。

甘い囁きが耳の奥でせせら嗤う。
『 君は、自らの正体を、知った 』。


明け方、何か厭な夢を見た。
それは、紛れもなく夢だと思っていた。今だってそう思ってる。なのに。]

(*24) 2015/05/28(Thu) 01時半頃

【赤】 読書家 ケイト

  (ねえ。どうして──そんな瞳で、わらうの)


[背後の彼の瞳が。
時折、ほんの一瞬、責めるように、嘲笑うように、歪むのだ。

まるで早く目を覚ませと、急かすみたいに。]

(*25) 2015/05/28(Thu) 01時半頃

【赤】 教え子 シメオン


[ 殺さなければ、殺される。

ここの人たちと見つけ出して、話を
交えられるのは当然思えなかった。

いつもなら、“いつも通り”ならば、そんなこと否定してやるのに。]


  …ケイト、ドロテアさんと先生の話、聞いてて。

[ 直接口にしなくても。

こうやって目と目が合っている状態ならば、胸の内で唱えられることをついぞさっき知った。

自分と同じ声に窘められている時に、何と無くそんな予感がしたからだ。

勿論気のせいかもしれないけれど。
こんな時に自分の知らないことがあることは不安だから。
踵を返す前にそっと、囁いたのだった。]

(*26) 2015/05/28(Thu) 13時半頃

【赤】 教え子 シメオン

[どちらにしたって、自分達を追い詰める存在は、]

(*27) 2015/05/28(Thu) 14時頃

【赤】 教え子 シメオン

  [ ────殺すしかないのだ。 ]

(*28) 2015/05/28(Thu) 14時頃

【赤】 読書家 ケイト

[『わたしたちが、生き延びるための、方法が。』]

(*29) 2015/05/28(Thu) 15時半頃

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