[途切れ途切れに言葉を詰まらせ、思った以上にヤバイと脳内に危険信号が流れるも、
ぐ、とシーツを掴む手に力を入れながら、もしかしたら一度吐精したほうが逆に楽なんじゃないのかとすら思う脳内。]
―――、ッ
[目を細めながら彼の行動を凝固してれば、
雄に顔を近づけ柔らかい唇が亀頭に触れたなら大袈裟に肩を震わせる。
暫く抜いてなかったせいもあるのか、早漏ではない筈の自分に既に射精感に襲われていることを悟られないように。
いや、もうすでにバレているのかもしれないが。>>*14]
べ、っつにどっちでもうまけりゃ いいけど、もッ
ク …、 や べ、もう …――ッ、
[突如止まる動き、代わりに与えられるもどかしさ。
無意識なのか己が腰を浮かせもう吐き出していいやという思考と葛藤するのを止めれば、
彼の手を白で汚すのにはそう時間は掛からなかった。]
(*34) 2015/11/13(Fri) 10時半頃