[白銀も寄稿の際に本名を使わないあたり、作品を読んで欲しい気持ちはあっても、自分が作者だと吹聴する気はないのかもしれない。
ススムが直に白銀に対して早乙女スピカの作品についての良さを熱弁するような事がなければ、白銀本人がいきなり、自分が、早乙女スピカだと言うようなこともないだろう。
忍崎自身が唐突に、「実は自分は星野しのぶで……」と
自分語りをはじめないように、
きっかけなしで白銀から話す可能性はほぼ無いように思えた。
氷見山から聞いてしまう可能性については、
後日、ススムと氷見山が揃った場で、
見つかりたくない作家心理について言及し>>+11、
ソフトに釘をさしておいた。
そちらの効果の程はわからないが、その後、
ススムが早乙女スピカの正体に気づいてしまった様子はない。
忍崎なりのススムの胃防衛作戦は、
なんとか上手く行っているように思えていた。
ひとまず、──*今のところは*。]
(*18) 2014/11/16(Sun) 17時頃