[その五指が己の尻を堪能している間に、とりあえず落ち着けとゆっくり息を吐いて。]
別に今更だろ…?そういうお前こそ如何なんだよ。
生憎クレバーに抱いてもらうつもりはない。
ダンはどんな体位が好きなんだ?好みの体位でヤってやるぞ。
[相変わらず俺に抱かれようとしない後ろに居る男に、如何してやろうかと考え。
相変わらず臀部を揉み解す大きな手はゴツい。>>*2
そしてその悪戯な手に己の手を被せ動きを止めさせようとグ、と掴む。
同じ男同士、そう力に大差はないだろう。
離す事が出来たなら後ろを振り返り、静止できなくとも、身体に力を入れて男の方に身体を向ける。]
そんなに俺を勃たせて挿れて欲しいのかよ、それならちゃんと「欲しい」って言えよダン。
言葉よりも欲しすぎて手が出ちゃうのも分かるんだけどな?
[自分の中で適当にでっち上げる言葉。
それでも今度は此方の掌を、髭を撫でる様に頬へと添えながら顔を近づけで、
スン、と男の匂いを鼻腔に吸い込ませる。]
(*6) 2015/11/12(Thu) 00時頃