人狼議事

62 あの、夏の日


【赤】 花売り メアリー

はい、きっと……そうなんですよね。

[やっぱり>>*2との声に唇を噛む。
彼の話すその“夢”が、少女にも覚えがあるから。
陽の光で歪んだ世界で、聞きなれた、けれど大人びた声が聞こえたから。]

……戻りたかったんでしょうね。
この懐かしい寮に。

[一つ、思い出せばさらに一つ。流れ込んでなじんでいく記憶はこの世界が夢だという事実を知らしめる。
首を振ってもそれは止められない。
止めることなどできない。]


――だから、こんなに苦しいんですね。

[少女の声はもう響かず、風に乗って伝わるのは大人びたメアリー・ベルの声。]

(*4) 2011/08/28(Sun) 01時頃

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