[ 間違いようもない『彼』だ。 とりあえず背が高いのと、女の子連れだということはわかった。 俯きながら、言葉に困っているとその子が傍らにきた ] みやさかさん。 ……志乃の、うしろ?[ 『チトセ』の志乃、そう言っていたことを覚えている。 どういうことだろう、よくはわからないけれど、とくん、と一度鼓動が脈打つのを感じた。 差し出されたブーケと、もうひとつ。あの、水族館のマンタくんに、よく似たぬいぐるみ。] あ、ありがとう……[ 眩しい笑顔、志乃とはやっぱり違うな、と思って。 でも、マンタくんを撫でたら、少し口元が綻んだ ]
(@46) sen-jyu 2011/03/02(Wed) 14時半頃