[幾度目かの目覚めどき、共にいた相手が覚醒したのに合わせて水色も動き出す]
「ここは居心地がいいな。」
[むにむに動いて身体を解していたところにかけられた言葉>>41。
むにむにの側がって事か!と、どやった後。
ふと、そういうことじゃあなさそうだと気がついた。
水色の塊は、時に宇宙嵐に飛ばされたり、宇宙船に(気付かれないように)相乗りしたりと、美味しいものを求めて宇宙を放浪していた。
そうやって偶然の末にたどり着いたこのBar。
居る時間で言えば生まれた場所以外だと、ここにいる時間が一番長いかもしれない。故に。
美味しいものだけを求めて、ふらふらと移動して生きてきた生物。
それでも『居心地の良さ』というものを、ほんの少しだけ分かったような気がするのだ。
少しだけ考えて、小さく縦に弾んださまは、人が頷くのと同じに見えただろうか]
(@29) akayume 2022/08/22(Mon) 03時頃