[愛里の表情を見れば、すぐにこのクラスにいる人が愛里の探している人だと分かった。
誰だろうかと視線を追えば、そこにいるのは見知ってはいるけれど、それほど仲良くは無い元クラスメイトの姿]
え?あ、あの、人……?えっと……清流君?
少し、髪の毛がふわっとした人、よね?
あ、あの、ごめんね。私は、それほど親しいわけではないの。
[愛里が望むようなら話しかけた方がいいのか迷っていたところで、愛里からは何の部活か知っているか問われる。
そんなことすら記憶になくて、クラスメイトの会話の記憶を必死で探る]
部活には…入っていなかったと思うわ。
何か、音楽をしているって…聞いた気がするけど。
[自分が役に立てたのはそこまで。そこから先は愛里が自分で調べ上げて、同じ音楽鑑賞同好会に入った。
その行動力が眩いと思うとともに、この恋が上手く行けばいいととても簡単にただ願った]
(@22) neige 2011/03/03(Thu) 23時頃