あの…お名前は、流石さん、で良かったでしょうか?
ご卒業おめでとうございます。
[皆に呼ばれていた名前を確認はしていたものの自信がなく、先ずは名前の確認から行う。
愛里は顔見知りだろうか。隣の愛里を見やれば、その手には既に造花が握られている。
何事も一生懸命取り組む愛里らしいと笑みが零れる。
二人で造花を付ける位置を確認し合いながら、手際良く付けてしまう。
既に何人の造花を付けただろうか。最初こそ手が震えていたが、今はわりと慣れてしまっている]
感慨深いですか?とてもよくお似合いですよ。
[流石から二人にかけられた言葉。愛里は何て返しただろうか。
自分からの答えはすぐには紡げず、だいぶ間を置いてしまう]
来年こそは……その、つけてもらえたら、いいなって思います。
どんな気持ちになるのでしょうね。その時が、楽しみです。
[結局当たり障りのない答えを返して、微笑んだ]
(@18) 2011/02/26(Sat) 21時頃