[思いの他あっさりとした返事が梶から返ってきたと思ったら、そう間を置かずに素っ頓狂な声が上がる。>>42 うっかり零してしまった、そんな肯定だったようだ。]
今、うん、って言った。
[つらつらと並べ立てられる言葉は聞き流して、それだけを返す。
どうしても渋られるようなら、言質は取った、そんな体で押し流そうと少々強引なことを考えている時だっただろうか。
神鳥がふらりと、けれど自力で立ち上がった。>>47]
……あ、
[追いかけるべきだろうか。彼女の動きを追って自分も立ち上がったが「放っておいて」そんな言葉に足を止める。
代わりに、去りゆく小さな背中に向かって、声を投げた]
……神鳥さん。
おなか、すいたら。台所、来てね。
ネイさんたちが、ごはん、作ってくれてるって。
[声は届いただろうか。
言ってから、そういえば自分のリクエストのせいでカレーになるかもしれないのだった、と気付く。刺激物は流石に重たいだろうか。
せめて、彼女が台所へ来た時に食べられるよう、林檎ぐらいは剥いておこうか。そんなことを思った*]
(@7) 2015/02/06(Fri) 23時半頃