[寝ぼけ眼なアキの指示>>5に従い、看病のサポートに回る。
寝起きのその顔には、確かに疲労の色が見えて。
…今更、アキに殆ど押しつけきた自分を恥ずかしく思った。何が何でもこれは、働かせすぎだった。]
アキ、あのな…
[いつもありがとう、押し付けてごめんなさい、俺ももっと手伝う…いろいろな言葉が頭に浮かぶが、何かが飛び出る前に引っ張られる感触>>6。
その瞳は、出会った頃――たった一人で異国へと来た時の、不安に揺れていたそれに似ていて。]
…大丈夫、俺は倒れないから。
ほら、サングリアもまだ出来てないし。
[そっと、つややかなその髪に触れる。
ちいさな子供にするように、できるだけ、できるだけ優しく撫でてやる。]
不安なら、そばにいてやるよ。
昔と一緒だ。
[そしたら、寂しくもないだろ?目を閉じたアキに、そう語りかけた。]
(@2) 2014/01/28(Tue) 02時頃