[部屋の外から聞こえる、夕食に呼ぶ声。 部活仲間の喧騒。どれもが少し遠い。そんなものより、道さんの生きてる証の音が大きく聞こえた][強く抱きしめてもらえる腕。近くに感じられる体温。 どくどくと脈打つ鼓動。目を閉じて、包まれる。 行かなくちゃいけないのは分かってるけど、あと少し][自分達はまだ高校生で、男同士で、そう楽な道でもないのかもしれない。けれど、今、感じられる愛情と幸せに、まだしばらく、許される間だけは目いっぱい酔っていた*]
(-2202) khaldun 2011/05/29(Sun) 00時頃