【独】 奏者 セシル

>>-1119

　ふみさん……

[こくんと頷いて、服をとっていく指の眩しそうにみつめた。服がひっかかって尚締め付けが強くなると、なお、ぴくりと全身の肌が粟立って、もうそれだけで、自身も反応をしはじめてしまう。]

　あ…

[口付けされると、目を閉じて、絡んでくる舌に必死に応えながら、口端からは受け止められない唾液が垂れる。
　文の手が身体を這いだして、ぞわりとくれば、とぴく…と細かに身体は揺れた。
　下肢に伸びたそれがじらすように動くと、うっかり腰を摺り寄せるように。自ら、もう、こんなに高ぶってると…。]

(-1123) nostal-GB 2011/05/26(Thu) 18時頃