[ヴェスパタインに会ったのは、それくらいの時期だったように思う。金をつかいはじめて一年たたないくらいか。まさかこんなバカなノリでやけっぱちに近い感覚で、一緒に酒を飲んだ相手に少しでも ―― いや、少しどころではなく心を許すようになるなんて、この時は想像もしてなかったろう。―― いや、彼の事に関わらず。未来の想像なんて、もし人狼になってしまったらどうするか、くらいしか考えたことはない。]
(-863) taru 2014/08/23(Sat) 13時頃