― if:風呂ーる 男子編 ―
[そうしたとて隠し切れはしない虐待の跡、視線>>-771を感じれば俯いて微かに唇を震わせ]
え……?
[――気がつけばタオルを奪われていた。]
あ、あ、ちょっと……っ
[気が弱いフィリップは返してと手を伸ばすことは出来ない。
跡を見られることより、他人と初めて入った風呂でいきなりタオルを奪われたことで肌を紅潮させてしまう……風呂場にいることは、きっと殆ど影響してない]
見ないで、下さい……
[そしてそれを指摘されれば羞恥心が煽られ声が上擦る、視線を意識しないようきゅっと目を瞑る以外出来ることは無かった。
そうしてセシルの興味がホレーショーに移ったようなら漸く身体を洗い始めることが出来た]
セシルさんの、意地悪……
[精一杯の反抗は果たして聞こえてしまっただろうか?]
(-808) erla 2013/08/08(Thu) 02時半頃