147 書架の鳥籠


【独】 漂白工 ピッパ

[そこには恋にも似た想いがあったのかもしれない。

けれど、愛されたいとか、伴侶になりたいとか、
そんなことを考えたわけじゃない。

恋人、妻、そんな代わりがきくものではなく
唯一無二の存在として、人目はばかることなく
最も近い他人として君の支えになりたかった。

けれど今のままでは、引くべきラインがあるのも事実。
周囲がそれを認めはしないし、誤解があってはならない。
仮に今は何もなくとも間違って思慕を抱いてはいけない。

でしゃばれば関係が壊れるのも目に見えた。]

(-482) cunnon 2013/10/11(Fri) 20時半頃

← ↓ ■ □

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】