人狼議事

194 花籠遊里


【独】 看板娘 櫻子

── お茶請け話 ──

[それはまだ僕が『櫻』だった頃のお話です。

 僕は中庭を囲う廻廊にて、一人の『花』をお待ちしておりました。
 お茶はあとで、また別の『花』に頼む事に致しましょう。
 昼間のまどろみに、水面を泳ぐ魚も夢を見ている時分でしょうか。
 焔のような蕾をつけた花が、風に揺れているのを見ておりました。]

 今日は、僕がご馳走するのです。

[みたらし団子を拵えて、僕は『藤』をまっておりました。]

 そう、ご馳走してやるのです!

[まだ誰もみえていないこの中庭で
 僕はぎゅっと拳を握っておりました。
 ぷるぷる震えているのは間違いではありません。]

(-28) anbito 2014/09/23(Tue) 04時頃

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