[そんな会話をしていると、英雄くんと呼ばれていた少年が素っ頓狂な声を上げて、そちらをちらりと見た。] 一緒にしないで。 助けてくれた事は感謝しているけど、こんな風になったことに対して、私は怒っているんだからね。[闇に包まれた世界では、陽の光が届かない。そうなると、森は滅び…以下略。ともかく、森を愛し、動物達を愛して守る彼女にとって、この状態は非常に好ましくなかった。] まずは自分の力をちゃんとコントロールできるようにっ! 周りをもっと信用する事っ![英雄君と呼ばれた少年に向かって指を突きつける。] わかった!?英雄君!?
(1175) 2011/06/05(Sun) 18時頃