人狼議事

52 薔薇恋獄


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[まだ扉を大きく開いていなかった時、楓馬>>667が近くを訪れた時は、自分自身に直接話しかけられたように捉えられなかったからか、気づいていない様子でいた。
 成人>>671が入れた断りには、ただ小さく頷きを返して。特に引き留めることもなく中へと促していた。]

[哲人>>672から、怒りは、感じなかった。いつもの、彼の色だった。
 その色が、胸に、じん、と響いた。
 その後、彼が話を切り出してきたこと。
 本当に微かな声で囁かれたことばに、小さく瞬いた。]

 …………。

[離せない。付いて回る。どういうことなのかは、ある程度分かる。
 きっと、自由には生きられなくなるかもしれない。
 けれど、それでも、……彼がそれでも受け入れてくれるのなら]

 いいよ。

[それだけ口にして。
 あとの言葉は全て、彼だけに見せたことのある柔らかい微笑に籠めた。]

(688) 2011/05/19(Thu) 23時半頃

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