[どこからか祭りの主への追加注文が聞こえたかと思えば、麗亜の前に手が差し出された。>>605向き直ればそこには中性的な美しい人。まるで、王子様のようなーーーーー。麗亜を乗せて遊んでいた風は心地の良いものに変わり、二人を包むように…出会いを祝福するかのように花吹雪が舞う。そして告げられた、誘いの言葉。>>606断る理由が、どこにあろうか。麗亜は差し出された手にまだ少しひんやりとした自分の手を重ね、ふわりと微笑んだ。]
(635) 2018/09/12(Wed) 00時半頃