◆刷屋家
父、母、息子の3人家族で兄弟、ペットは居ない。
刷屋はずっと猫を飼う事を夢見ているが、父が猫アレルギーの為飼う事が出来ないでいる。
父は強面で口下手、母は明るくおっとりしていて、夫婦仲も良い。
顔も性格も父に似ており、時折母に『そっくりねえ』と言われる。
元々皆野瀬市には祖父が営む「刷屋印刷」があり、刷屋自身は皆野瀬市外に住んでいた。
祖父が急逝し「刷屋印刷」を父が継ぐ事になった為、皆野瀬市へ越してくる事となる。
手探り状態で始まった印刷業ではあったが多方面に支えられ何とか経営を維持、新しい事業を始めるにあたって屋号を「印刷工房ズリヤ」に変更した。
今は事業も軌道に乗り、繁忙期には猫の手も借りたい程繁盛している。
祖父の代から引き継いだ得意先の他に若年層の個人顧客、刷屋が通う桃園学園の各種行事の印刷物や、学園の近くにあるフラワーカフェ「フィオーレ」のパッケージ印刷等も手掛けている。
(628) sunao 2022/09/24(Sat) 03時頃