『機械仕掛けの神は雪解けの夢を見る』>>112>>113
ピアノにヴァイオリンとハープ。3つの楽器が切なくそして愛おしく織りなす、旋律の螺旋。
カミナ:この曲は恋愛ルートにしっかり入ったときの曲、ということだったんで、あんまり重くしないで、静かに、穏やかに。の曲ですね。
ルカナ:ヴェスパタインは、自分が幸せになることを初めから考えてないんですよね。明らかに敵対しているし、メアリーに選んでもらえるとまったく考えてない。だからこそ、この歌が生まれたし、必要だった。
カミナ:いらない、関係ないって思っていたところに、手を伸ばす。掬い上げて、冷えた身体をあたためてくれる。それがね、嬉しくないわけではないんです、ヴェスパタインは。
ルカナ:そうそう。それに、メアリーがどんな物語を作るか楽しみにしてましたからね。拒否はできないですよ。どんなにイヤイヤ言ってもね。こんな自分を選ぼうというのか、じゃあ幸せにしてみろ。って思うし、本当に幸せにしてくれるなら、メアリーに寄り添ってみたい。
カミナ:ルカナがそれだけの思いを込めて歌詞を作ってくれたんで、聞いて、二人の世界に浸ってくれたら嬉しいです。
(535) mmsk 2022/09/23(Fri) 19時頃