――、 そ、… …、[>>519 (そうだ、そのはずだった)(でも、炊事場なのだから水を使えば、よかったのでは)(まるで、赤に誘われるような。どうして。(月が、満ちる、せい?)]ほ、ほら、……野菜、切るから、……手伝ってくれるかい?[隻眼の眼元に薄くさす朱と、己の頬の熱さの正体を追わないように、料理に没頭するために。――干し肉の入った、程よい塩味のポトフは、ややあって、出来上がる。皆に振舞ったが、ラルフはその頃、戻ってきていたか、どうか>>523**]
(525) 2014/11/17(Mon) 04時頃